歴史的乗り物 夢の共演 筑西に「ユメノバ」オープン 陸海空と宇宙…25施設「本物の迫力を」

2024年2月14日 07時57分 会員限定記事
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戦後初の国産機「YS11」(右)と、南極に残された犬を救出したヘリコプター「シコルスキーS58」=いずれも筑西市で

 陸海空と宇宙の乗り物を中心とした展示施設「ユメノバ」が、茨城県筑西市のテーマパーク「ザ・ヒロサワ・シティ」内にオープンした。戦後初の国産航空機「YS11」や、旧国鉄常磐線を走行した蒸気機関車(SL)「D51形」などがずらりとそろう。ファン垂ぜんの「聖地」として注目されそうだ。(出来田敬司)
 オープンは11日。ユメノバの面積は、東京ドーム1・2個分に当たる約5万6千平方メートル。世界各国の高級車を集めた「クラシックカー博物館」、人形のシルバニアファミリーに触れ合える「あそぼっ!ランド」など25の施設からなる。
 施設の一つ「科博廣澤航空博物館」は、YS11のほか、南極大陸に残された2匹の犬を救助したヘリコプター「シコルスキーS58」、太平洋戦争で活躍した旧日本海軍の「零式艦上戦闘機(ゼロ戦)」が展示されている。いずれも国立科学博物館(東京)保有の実機を借りている。
 別の施設「レールパーク」では、SLのほか上野-札幌間を結んだ寝台特急「北斗星」、東京-盛岡間を走った東北新幹線「やまびこ」を並べて展示。北斗星の車内では4月以降、宿泊や飲食ができるよう整備される。
 ユメノバを含むテーマパークは、ゴルフ場や美術館などを展開する「広沢グ...

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