2024年11月14日配信のPC・iOS・Android向けタイトル『アッシュエコーズ』。本格的な戦略リアルタイムバトルが楽しめるRPGだ。
キャラクターのスキルの組み合わせはもちろん、フィールドの環境を活用して戦う元素反応の仕組みや、くり返し育成が楽しめる“回廊探索”の要素など、遊びごたえは十分。そんな『アッシュエコーズ』の見どころを詳しく紹介していく。
※この記事はUjoy Gamesの提供でお送りいたします。並行世界から美少女やイケメンが集結! 好きな子とティータイムも楽しめる
本作のストーリーは重厚な世界観で展開され、すべてフルボイスなのが魅力のひとつだ。メインストーリーはもちろん、キャラクターと交流するコンテンツもボイス付きで、好きなキャラが見つかるとより楽しめる仕組みになっている。
キャラは2Dイラスト、3Dモデルどちらのデザインも魅力的なので、ぜひ推しキャラを見つけてプレイしてほしい。
キャラクターと交流できるコンテンツの内容も注目してほしい。ラウンジでミニゲームを遊んだり、ゲーム内チャットでキャラと会話を楽しめたりと、サブコンテンツも充実している。
ラウンジは見た目もカスタマイズ可能。自分好みの空間を作って、キャラと交流しよう。
中でも好きなキャラに一杯奢れるティータイムの要素は、非常にユニークだ。こちらは好きなキャラを誘って、容器や飲み物の内容を自分でアレンジしてご馳走できる、プレイヤーのセンスが試されるコンテンツになっている。
作ったドリンクのクオリティによってキャラの反応も変わるので、好みを把握して最高の一杯をご馳走しよう。
グラスやドリンクの中身、トッピングから飾りまで自分でチョイスできる。
そんな魅力的なキャラクターが活躍し、フルボイスで展開されるストーリーの内容についても詳しく紹介していきたい。
物語の舞台となるのは、多元世界からさまざまな同調者(キャラクター)が訪れる世界"森羅"。この世界は空にできた"天隙ホール"によって多元世界(いわゆる並行世界)とつながり、"X結晶"という物質を巡ったさまざまな事件や陰謀が巻き起こる。
読み物としてのクオリティも高く、多元世界を題材としたユニークな設定や謎が散りばめられたストーリーは、ハマる人はとことん好きになれる作り。
主人公は同調者たちと協力して事件の謎を追い、その裏で暗躍する人物に迫っていく。物語はダークテイストで、ときには悲劇が起きることもある。X結晶やそれを利用しようと暗躍する謎の存在など、先の気になるストーリーが大ボリュームで展開されていく。
ビジュアルノベルとしての演出や、3Dモデルを活かした映像美など見どころも多く、序盤から大迫力の戦闘シーンを見せてくれる。ストーリーは厚みのあるボリュームだが、随所でCGなどを使ってくれるのでテンポよく読み進められるのもグッド。演出面での力の入れ具合がプレイ中も強く感じられた。
水溜りがあったら電気を流し込め! 元素反応を活かした戦略性の高いバトル
バトルは敵から拠点を守り抜くディフェンスゲーム系のシステムを採用。その戦略性の高さについて詳しく触れていこう。
バトルの基本の流れは、四方から出現する敵に対して、防衛対象が破壊されないように守りつつ殲滅を狙うというもの。戦闘はリアルタイムで進行して、通常攻撃はオートで発動してくれる。
プレイヤーの役割は、適時キャラクターの位置を動かしたり、スキルを発動すること。キャラの移動やスキルの発動準備中は動きが止まるため、じっくり考えながら行動を決めることが可能だ。
また、スキルを発動する方向やターゲットは自分で選べるため、より多くの敵を巻き込んだり、味方を守れるように発動位置を調整することも重要になる。
戦略にとくに大きく関わるのは、スキル発動の部分だ。スキルは使い放題ではなく、回数制限が設定されているものもあるため、ここぞという場面で使いたい。
使うタイミングを図るのが難しいぶん、相手の強力な攻撃をシールドで完璧に防げたりすると達成感も大きくなる。
飛んでくるミサイルの軌道にシールドスキルを展開! うまく決まるとうれしい。
バトルをより奥深くしてくれる要素として、元素反応も見逃せない。こちらはフィールド環境を活かして、スキルの効果を引き上げる要素だ。
一例を挙げると、水溜まりができている場所に電気のスキルを撃ち込むと、スキルの攻撃対象だけでなく水溜まり内にいる敵も巻き込んでダメージを与えられるようになる。この元素反応を利用するとより効率的に敵を倒せるため、ステージごとに使うキャラの組み合わせも変化していく。
思わぬキャラ同士の組み合わせが相乗効果を生み出すこともあるため、気に入ったキャラがいればより活躍できる場面を探してみよう。
わかりやすく水溜まりができているステージ。
電気のスキルを撃ち込んで一斉に攻撃!
バトルは演出面にも要注目だ。各種スキルのエフェクトは見栄えがよく、とにかくクオリティが高い。中でも必殺技の演出は、必見の出来栄えだ。キャラの個性を活かした演出はスキップするのがもったいないほどかっこよく、バトルを盛り上げてくれる。
オートモードを活用すれば気軽にプレイ可能だが、手動で動かしたくなるだけの奥深さがしっかりと備わっている。戦いを有利に進めるためにフィールドを活かし、敵の攻撃に対応してスキルを使い、うまく動かせると抜群の手応えを味わえるのだ。
何十回でも試したくなる育成システムは沼の予感
本作の見どころとして、くり返し育成できる特殊な育成システム“回廊探索”も見逃せない。
“回廊探索”は、好きなキャラクターに“戦術刻印”というバフ要素を付けられる育成システムだ。この戦術刻印を持ったキャラクターをチームリーダーに設定すると、バトル時にチーム全体のステータスがアップ。バトルにおいて非常に重要な、戦力の要となっている。
戦術刻印を持ったキャラをリーダーにすると、チーム全体の戦力がアップする。
この戦術刻印を付与するためので回廊探索は、くり返し育成して最良のステータスを目指す。ディフェンスゲーム系では珍しいタイプだろう。一度付与したら終わりではなく、何度もチャレンジしてよりいいステータス、スキル構成を目指して追求できる。
最終的なステータスとスキルによって、AやSなどの評価がもらえる。
回廊探索では道中出会うイベントなどでスキルポイントを稼いだり、ステータスをアップして最深部を目指していく。途中で道の分岐や選択肢もあり、スキルを優先するかステータスアップを優先するか、好きなほうを選べる場合も。
また、回廊探索では記憶烙印という、いわゆるサポートカード的なものも編成できる。編成する記憶烙印によって獲得できるスキルなども変わるため、攻撃特化ビルド、防衛特化ビルドといった構成の幅も出せるだろう。
記憶烙印はハイクオリティのイラストカードとして表現される。
何度かバトルに挑み、最終的に最深部のボスを撃破するとそこで育成は終了。最後に集めたポイントで任意のスキルを獲得して、戦術刻印が完成する。獲得できるスキルのバリエーションも非常に豊富なので、本気でやり込めば最高火力を叩き出す構成なども作れそうだ。
戦術刻印はいい意味で終わりがなく、今後新たな記憶烙印が登場したり、新キャラが出るたびに構成を変えたりと、継続して遊べる仕組みなのが好印象。今後、非常に強力なボスなどが登場した際は、そのボス対策の戦術刻印を作ったりと、最良を目指して追求できる可能性を感じさせる。
本作にはほかにも時間経過で素材が手に入るコンテンツや、階層が進むほど敵が強くなるチャレンジ要素など、じっくり遊べる要素が語り尽くせないほど盛り込まれていた。バトルの戦略性だけでなく、戦術刻印の切り換えでとことん遊べるゲームになっているので、興味を持った人はぜひプレイしてみてほしい。
高階層を目指してチャレンジする定番のコンテンツも。やり込み要素には事欠かない。