かたつむりは電子図書館の夢をみるか(はてなブログ版)

かつてはてなダイアリーで更新していた「かたつむりは電子図書館の夢をみるか」ブログの、はてなブログ以降版だよ

2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

図書館情報学若手の会ALIS 第1回定例会に参加してきました

先日当ブログでも紹介した*1図書館情報学若手の会、ALISの第1回定例会に参加してきましたっ。 ALISについて そもそもの発端は、図書館情報学という世間一般ではマイナーな(^^;)学問を学ぶ学生の端くれである自分たちが、他にも同じテーマについて勉強する、…

「学会の仕事とその経営を知る」:第1回SPARC Japanセミナー2010

3日連続イベントレポート更新、3日目は2010年度最初のSPARC Japanセミナー「学会の仕事とその経営を知る」です。 SPARC Japanについて 国際学術情報流通基盤整備事業 │ 事業について 国際学術情報流通基盤整備事業は、日本の学協会等が刊行する学術雑誌の…

パネルディスカッション:機関リポジトリは大学にとってキラーコンテンツになれるか?(国立情報学研究所平成21年度CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系) D)

前エントリ:その1、その2。 平成21年度CSI委託事業報告交流会記録エントリ第3段。 最後は先生方5人によるパネルディスカッションです。 タイトルは思いっきり煽り気味に「機関リポジトリは大学にとってキラーコンテンツになれるか?」!! なお、以下の…

コミュニティの力:図書館の学内外における役割の変化(国立情報学研究所平成21年度CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系) C-1 成果報告)

承前。 ということでCSI委託事業報告交流会記録、午後の部その1です。 なお記録内容はmin2-flyが聞きとれた/理解できた/書き取れた範囲のものなのでその点、ご理解願いますー。 では午後は今年、小樽商科大学から北海道大学に移られた鈴木雅子さんのご発…

リポジトリの力:リポジトリの効果と応用サービス(国立情報学研究所平成21年度CSI委託事業報告交流会(コンテンツ系) A-1 成果報告)

イベントラッシュ2日目。 昨日は大学・研究評価の話でした*1が、今日はその中で少しお話も出てきた機関リポジトリに関する国内最大級のイベントの一つ、CSI委託事業報告交流会に参加して来ました! 学術機関リポジトリ構築連携支援事業 │ イベント情報 │ 平…

イベント告知:図書館情報学学生コミュニティALIS発足と第1回定例会のお知らせ

ARGのインターンとして活躍されている[twitter:@ariyosi]さんと、『図書館学の門をたたく』*1でおなじみ[twitter:@humotty]さん(id:humotty-21さん)を中心に、図書館情報学の学生コミュニティALIS(Around Library and Information Science)が発足された…

被引用数による研究評価は絶対数だけでなく相対的な位置を見ることに意味がある(世界大学ランキングと研究評価の新時代:ワールドクラスの大学をめざすために 第2部「大学・研究評価の実際」参加記録)

前エントリ*1に引き続き、トムソン・ロイター主催の世界大学ランキングシンポジウム参加記録です。 第2部は「大学・研究評価の実際」と題し、被引用数等のトムソン・ロイターのデータを用いた研究評価の実際についての紹介。 ポイントは「世界平均、分野平…

Times Higher Educationとトムソン・ロイターが新しい世界大学ランキングの手法と進捗状況を説明(世界大学ランキングと研究評価の新時代:ワールドクラスの大学をめざすために 第1部「新しい試み、模索される大学評価」参加記録)

今週は東京でイベントラッシュ。 ということで、まずはトムソン・ロイター主催の世界大学ランキングシンポジウムに参加して来ました! http://science.thomsonreuters.jp/event/the/ 国際的大競争時代のなか、大学がワールドクラスの研究拠点や国際化を目指…

「専門知は意外と使われる?!」(第十回Wikiばなライトニングトーク)

「さすがに自分で自分のLTのメモは取れない」と言っていた第十回Wikiばなのライトニングトークについて、使ったスライドをMyOpen Archiveにアップしました。 第十回Wikiばな関連エントリ 知の越境、そしてすばらしきムダ知識へ:第一部「知の越境」(第十…

知の越境、そしてすばらしきムダ知識へ:第二部「そして、すばらしきムダ知識へ」(第十回Wikiばな)

第一部の更新*1から一晩が経ってしまいましたが(汗)、遅ればせながら引き続き第二部「そして、すばらしきムダ知識へ」編です。 個別エントリにわけたので繰り返しますが、メモの内容はmin2-flyが聞きとれた/理解できた/書きとれた範囲のものなので、その…

筑波大学を拡張中。あるいは、min2-flyの行動だだ漏れな春日ラーニングコモンズ×pingpongプロジェクト実施中。

先月末に開催されたシンポジウムの様子を当ブログでも紹介した、春日ラーニングコモンズ×pingpongプロジェクトのワークショップですが。 シンポジウム記録 「筑波大学を拡張する augmented campus - pingpong:行為の構造化を通じたデザイン」 - かたつむり…

知の越境、そしてすばらしきムダ知識へ:第一部「知の越境」(第十回Wikiばな)

6月はイベントシーズン! ってことで今日は近著『科学との正しい付き合い方』を出された内田麻理香さん、『予定不調和』を出された長神風二さんたちが講演されるイベント、第十回Wikiばなに参加して来ました。 第十回Wikiばな:知の越境、そしてすばらしき…

この先にあるブック・ビジネスのかたち:持続可能な「知のエコシステム」の構築のために(第1回ARGトーク参加記録)

2009.8の第1回ARGフォーラムから約10か月。 ARGフォーラムのパネリスト間で起こった議論をきっかけに来月本が発売されるとのことで、そのプレイベントあるいは中間報告として開催された第1回ARGトーク「この先にあるブック・ビジネスのかたち」に参加して…

400%の値上げか、88%の値下げを50%の値下げにするだけか?:カリフォルニア大電子図書館 V.S. Nature Publishing Group

Twitterでちょこっと話題になっていた件。 カリフォルニア大学の電子図書館が、Natureの雑誌価格の値上げに対しボイコットを教員に要請しているそうです。 Re: Informational Update on a Possible UC Systemwide Boycott of the Nature Publishing Group カ…

「ビブリオメトリクスにおける標本量依存性の問題:論文生産および引用の集中度分析を事例として」(知的コミュニティ基盤研究センター第68回研究談話会)

6/8に筑波大学知的コミュニティ基盤研究センターで行われた、第68回研究談話会に参加してきました! 知的コミュニティ基盤研究センター第68回研究談話会のご案内 テーマ: 「ビブリオメトリクスにおける標本量依存性の問題:論文生産および引用の集中度分析を…

広域観光と、「らき☆すた」聖地(旧鷲宮町)・「けいおん!」聖地(滋賀県豊郷町)の事例分析研究について/観光情報学会第7回全国大会in川越に参加して来ました

今回はこのブログの読者の方にはあまりなじみがなさそうな学会のレポートです。 ってことで、埼玉県川越市で開催されている観光情報学会第7回全国大会に参加して来ました。 大会のページ http://www.musashikanken.com/stiKawagoe.html 大会を取り上げたニ…