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学校で性被害 小2女児、信じてもらえなかった「下半身触られた」

小学校で体を触られる被害に遭った2年生の娘のために、学校側へ校内での付き添いを依頼した文書を見せる母親=神奈川県茅ケ崎市で2024年9月2日午後2時17分、西本紗保美撮影
小学校で体を触られる被害に遭った2年生の娘のために、学校側へ校内での付き添いを依頼した文書を見せる母親=神奈川県茅ケ崎市で2024年9月2日午後2時17分、西本紗保美撮影

 幼い子どもが学校で性被害に遭ったと保護者に打ち明けた。でもその内容を学校や教育委員会に全て真実だと信じてもらえなかったら――。

 神奈川県茅ケ崎市内の小学校で実際にあった出来事が、児童らの証言が食い違っていることから一向に解決しない。被害を訴えた2年生の女児は心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され、現在も通学がままならない状態だ。

 教員や保護者の目が届かない場所での性被害の訴えがあった場合、学校や教委はどう対応すべきなのだろうか。茅ケ崎で起きたことから考えてみたい。

帰宅後に「触られた」

 小学校で何があったのか。女児の40代の母親が女児から聞き取った話を基にすると、以下のようになる。

 その出来事は、5月31日の休み時間に起きた。…

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