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E2748 – NCARシンポジウム003「美術館のアクセシビリティ」<報告>

カレントアウェアネス-E No.490 2024.10.31 E2748 NCARシンポジウム003「美術館のアクセシビリティ」<報告> 国立アートリサーチセンター・鈴木智香子(すずきちかこ) 2024年9月23日、独立行政法人国立美術館国立アートリサーチセンター(NCAR;E2606 参照)は、NCARシンポジウム003「美術館のアクセシビリティ―共生社会に向けて、対話のある“合理的配慮”とは?」を、国立新美術館で開催した。本稿では、その内容を紹介する。 ...

CA2069 – 動向レビュー:ニューロダイバーシティと図書館サービス―自閉スペクトラム症者の包摂と展望― / 下山佳那子

PDFファイル カレントアウェアネス No.361 2024年9月20日 CA2069動向レビュー ニューロダイバーシティと図書館サービス―自閉スペクトラム症者の包摂と展望― 八洲学園大学生涯学習学部:下山佳那子(しもやまかなこ) 1. はじめに  公立図書館は、すべての人々に開かれた施設であることが求められている。しかし、現在の日本の公立図書館において、すべての人々が平等に恩恵を受けられているだろうか。特に、医学では神経発達症(N...

静岡県視覚障害者情報支援センター、利用者懇談会「掛川城をリアルに!センターもリアルに!」を実施

2024年10月6日、静岡県視覚障害者情報支援センターが、利用者懇談会「掛川城をリアルに!センターもリアルに!」を実施します。 利用者懇談会では、同センターの紹介、参加者との意見交換、質疑応答を行うとしています。また、3D模型や平面図などを触って確認し、掛川城をより立体的にイメージしながら実際に見学する企画、元木章博氏(鶴見大学文学部教授)によるワンポイント講座「3D模型と触察新時代」も併せて開催されます。 10月6日(日)、利用者懇談会にお越しください(静岡県...

八街市立図書館、「図書館ワイワイデー」を開催:病気、障害を持つ人や子どもが自由にのびのびと利用できる日

2024年9月28日、八街市立図書館(千葉県)において、「図書館ワイワイデー」が開催されます。 子どもが騒いで迷惑を掛けてしまうかもしれないと思っている人や、病気や障害などにより自分の意思とは関係なく声が出てしまったり、身体が動いてしまう人にも、自由にのびのびと図書館を利用してほしいとしています。当日は、声を出してもよい映画会なども予定されています。 図書館ワイワイデー(八街市立図書館) 参考:図書館における自閉症児の支援(記事紹介) フランス・パ...

文字・活字文化推進機構、「読書バリアフリーサポーター養成講座」(全4回)を開講

2024年9月28日から2025年2月15日にかけて、公益財団法人文字・活字文化推進機構が、「読書バリアフリーサポーター養成講座」(全4回)を日本出版クラブ(東京都千代田区)において開催します。 2024年は「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」(読書バリアフリー法)の成立から5年を迎えますが、様々な課題を前にどのように対応していったらよいか悩んでいる人や、学びたい人に向けての講座とあります。 主な講座内容として、読書バリアフリー総論、主なバリアフリ...

三重県立美術館、筆談鑑賞会「みる+かく+よむ=つながる」を開催

2024年9月22日と23日に、三重県立美術館(津市)において筆談鑑賞会「みる+かく+よむ=つながる」が開催されます。 同館で開催中の展覧会「果てなきスペイン美術―拓かれる表現の地平」を筆談でコミュニケーションしながら鑑賞するとあります。 講師は小笠原新也氏(耳の聞こえない鑑賞案内人)です。対象は小学生以上で、聞こえない人も聞こえにくい人も聞こえる人も参加できるとあります。 会期中のイベント(三重県立美術館)※イベントの三つ目に「筆談鑑賞会「みる+かく+よ...

【イベント】文字・活字文化推進機構、「読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修」(9/21・東京都)

2024年9月21日、公益財団法人文字・活字文化推進機構が、「読書バリアフリーに向けた図書館サービス研修」を専修大学神田キャンパス(東京都千代田区)で開催します。 読書バリアフリー法(視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律)は誰もが読書ができる社会の実現���目指していますが、多様な場の利用者に応じた「図書館サービス」を行うためにはどんなことが必要かを考えるとあります。 テーマは「ICTを活用した読書サポート(講義×体験)」で、主なプログラムは次のとおりです...

米・障害を持つ学術図書館員(文献紹介)

米・Southeastern Library Association(SELA)の季刊誌“The Southeastern Librarian”の72巻2号に、障害を持つ学術図書館員に関する文献レビュー“Academic Librarians with Disabilities: A Literature Review”が掲載されています。 本稿は、障害を持つ学術図書館員が直面している課題を調査したもので、最も一般的な課題として、図書館サービスの提供、障害があることの...

【イベント】公益財団法人伊藤忠記念財団、「読書バリアフリー研究会」(8/31・大阪府)

2024年8月31日、公益財団法人伊藤忠記念財団が「読書バリアフリー研究会」を大阪市立中央図書館で開催します。 参加費は無料で、事前の申込みが必要です。 主なプログラムは以下のとおりです。 ・「インクルーシブ天文学への招待」嶺重慎氏(京都大学名誉教授)・「身近な場所にバリアフリー図書の棚をつくろう」成松一郎氏(有限会社読書工房代表・専修大学講師)・「知的障害のある人の読書を支える」藤澤和子氏(びわこ学院大学教育福祉学部教授)・「読み書き障害のある子どもたち...

【イベント】国立アートリサーチセンター、シンポジウム003「美術館のアクセシビリティ―共生社会に向けて、対話のある“合理的配慮”とは?」(9/23・��京都)

2024年9月23日、独立行政法人国立美術館国立アートリサーチセンター(NCAR)によりシンポジウム003「美術館のアクセシビリティ―共生社会に向けて、対話のある“合理的配慮”とは?」が国立新美術館(東京都港区)において開催されます。 同シンポジウムでは、美術館が置かれている背景と現状を踏まえ、具体的な事例が紹介されます。そして、誰もが美術館を利用しやすくするには、どのように「合理的配慮」を実現していけば良いかについて、美術館の人たち、障害のある人たち、そしてそれらを...