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学術図書館

ドイツ図書館協会(DBV)、『図書館2024』を公開

2024年10月16日、ドイツ図書館協会(DBV)は『図書館2024』(Bibliotheken 2024)を公開したことを同館ウェブサイトで報じました。 ドイツの図書館が直面している課題に対する同協会の考えを著わした11ページの小冊子で、英語版も併せて公開されています。 DBV※2024年10月16日付けのActuellesに“Publikation "Bibliotheken 2024" erschienen”とあります。 Finanzkrise de...

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、Project Outcome大学図書館版の2024年度報告を公開

2024年10月24日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、Project Outcome大学図書館版“Project Outcome for Academic Libraries”の2024年度報告を公開しました。 “Project Outcome for Academic Libraries”は、大学図書館向けの利用者調査のためのオンラインツールキットで、図書館プログラム等に関する簡単な調査やプログラムの成果を測定・分析するための手順等が提供されています。 ...

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)、米国の学術図書館の現況に関する報告書“The State of U.S. Academic Libraries”を公開:ACRLの2023年次調査の結果の概要等

2024年10月3日、米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が、米国の学術図書館の現況に関する報告書“The State of U.S. Academic Libraries”を公開したと発表しました。 ACRLでは、学術図書館の動向と統計に関する年次調査を毎年実施しています。今回の報告書は、2023年の調査の概要がまとめられています。 2023年調査では、1,414機関からの回答が得られたとあります。主な調査結果として、以下のようなものが挙げられています。 ...

図書館情報学研究における著者の性別動向(文献紹介)

Elsevier社が刊行するThe Journal of Academic Librarianship誌の50巻5号(2024年9月)に、図書館情報学研究における著者の性別動向に関する論文“Women and men in library and information science scholarship: Authorship trends from 2003 to 2021”が掲載され��した。 2003年から2021年までに出版された図書館情報学分野における文...

米・障害を持つ学術図書館員(文献紹介)

米・Southeastern Library Association(SELA)の季刊誌“The Southeastern Librarian”の72巻2号に、障害を持つ学術図書館員に関する文献レビュー“Academic Librarians with Disabilities: A Literature Review”が掲載されています。 本稿は、障害を持つ学術図書館員が直面している課題を調査したもので、最も一般的な課題として、図書館サービスの提供、障害があることの...

Ithaka S+R、コレクションの共同構築のためのガバナンスとビジネスモデルについての調査報告書を公開

2024年8月1日、学術文化コミュニティを支援する米国の非営利団体Ithakaの調査部門Ithaka S+Rが、コレクションの共同構築のためのガバナンスとビジネスモデルに関する調査報書“Governance and Business Models for Collaborative Collection Development”を公開しました。 学術資源の状況が変化する中で協力関係が効果的かつ戦略的であるためには、利用者のニーズや行動に対応しながら、メンバー機関全体と...

E2721 – Jiscによる英国の転換契約に関する調査報告書

カレントアウェアネス-E No.485 2024.08.08 E2721 Jiscによる英国の転換契約に関する調査報告書 東京大学附属図書館・尾城友視(おじろともみ) ●はじめに 2024年3月、英国の転換契約に関する調査報告書“A review of transitional agreements in the UK”が英・Jiscによって公表された。転換契約がオープンアクセス(OA)への移行にもたらした効果や、英国の高等教育分野の要求をどの程度満たしたかを検証す...

米国の学術図書館員のAIリテラシーの評価(文献紹介)

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)刊行のオープンアクセス誌“College & Research Libraries”(C&RL)の85巻5号に、米国の学術図書館員の人工知能(AI)リテラシーの評価に関する記事“Evaluating AI Literacy in Academic Libraries: A Survey Study with a Focus on U.S. Employees”が掲載されています。 進化を続けるAIを学術図書館におい...

カナダ研究図書館協会(CARL)、“Digital Literacy Framework”を公表

2024年6月11日、カナダ研究図書館協会(CARL)が、デジタルリテラシーに関する枠組み“CARL Digital Literacy Framework”を公表しました。 複雑化するデジタル世界において、カナダの学術・研究図書館が、教育及び学習面で自らの役割と目標を明確化できるように作成されたとあります。 デジタルリテラシーの主要事項がまとめられており、「デジタル情報がどのように⽣成され、評価されるかを理解する」、「新たな知を創造するためにデジタル情報を活用す...

図書館を超えた図書館(記事紹介)

2024年6月5日付けのOCLC Researchのブログ“Hanging Together”に、従来の図書館サービスの枠を超えた新たな研究図書館の実践等に関する記事“The library beyond the library”が掲載されました。 これまで主にコレクション管理に重点を置いてきた研究図書館は、研究支援サービスの拡大を通じて組織の研究事業にますます関与するようになり、機関リポジトリ、研究データ管理(RDM)、機関評価管理などの分野で新たな責任を担っている...