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Wikidata:オーバーサイト
この文書はウィキデータの方針です。この内容は広く受け入れられている基準であり、通常、全利用者が従うべきであるとされています。この変更には合意が反映されるべきです。確実でないときはproject chat(日本語の場合は井戸端)で議論してください。 |
秘匿の依頼をしたい利用者は、詳細は公開の場で書くべきでないことにご留意ください。oversightwikidata.org または秘匿権限を持っている利用者に直接メールしてください。 |
オーバーサイト(不可視化、秘匿、Oversightまたはsuppression)とは、リビジョン、編集履歴とログにある利用者名、または個々のログエントリの一部を隠すことを指します。この権限は(「オーバーサイト」または「スチュワード」利用者グループに属する)オーバーサイト係が利用できます。オーバーサイト(不可視化、秘匿)されたデータは、オーバーサイト係のみが閲覧および復元できます。
「Oversight」(オーバーサイト)と「suppression」はしばしば同じ意味で使用されます。 「oversight」は古いoversight extensionに由来するもので、これはウィキメディアウィキのWikiコアでより柔軟な「suppression」機能が支持されたことにより廃止され、ウィキデータでは使用されていません。
2024年11月現在のオーバーサイト係 (edit) |
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oversightwikidata.orgにメールしてください。以下の利用者のうちのひとりにメールすることもできますが、グループ全体アドレスに追加でメールすべきです:
緊急時(例えばローカルのオーバーサイト係がいないとき)には、stewardswikimedia.orgでスチュワードに連絡して、秘匿依頼をすることができます。 |
方針
以下の4つのケースでオーバーサイト権限の使用が認められます。
- 非公開の個人情報の除去の対象は、匿名の人物の電話番号・自宅の住所・職場の情報・本名、もしくは変名の人物の個人情報、著名人が自ら公開していない個人情報などです。高度な管理権限を持つ利用者がこの権限を使う場合、常識と直感を当てることをお勧めします。オーバーサイトは元に戻すことができるので、疑わしいときは削除するのが最も安全です。
- ウィキメディア財団弁護士の助言により、あるいはその事案が明らかで改正を維持する編集上の理由がない場合、潜在的に誹謗中傷的な情報を削除すること。
- ウィキメディア財団の助言による著作権侵害の除去。
- これは編集履歴を混乱させない自動リストとログに露骨な攻撃名を隠す。露骨な攻撃は、明らかに誰かを中傷、脅迫、名誉毀損、侮辱、または嫌がらせを意図したものです。
注: 上記の基準に合致していたとしても必ずしも秘匿されるというものではありません。
スチュワードは、緊急時、クロスウィキオーバーサイト中、または対応可能なローカルのオーバーサイト係がいない場合に、ローカルオーバーサイトを行うことができます。
権限
権限付与依頼
オーバーサイト権限は、承認の申請が成功した後に得られ、ここでコミュニティは候補者がそのツールを保持して使用するのに適しているか評価します。オーバーサイト係は、少なくとも18歳かつ居住地で成人年齢、そしてウィキメディア財団に本人確認を提供する意思を持っていなければなりません。また、ウィキメディア財団のプライバシーポリシーに精通していなければなりません。権限を申請する場合、候補者はproject chat、管理者伝言板、ウォッチリスト、メーリングリストなどに通知を投稿して、コミュニティに自らの申請を宣伝しなければなりません。
申請は少なくとも2週間は開いておかなければなりません。少なくとも25票かつ80%以上の賛成票で合意を得たら、ビューロクラットは議論を閉じ、議論へのリンクと共にmeta:Permissionsで権限を申請します。ウィキデータでは、既存のローカル管理者のみがオーバーサイト権限を申請する資格があります。権限を申請する前にウィキメディア財団に本人確認を受けることを強く推奨しますが、これは申請が成功として閉じられた後に行うことができます。
IRCチャンネル
IRCを使う全てのスチュワードとオーバーサイト係がアクセスすべきプライベートIRCチャンネル(#wikimedia-privacy)があります。 アクセス権を得るには、チャンネル参加者に連絡してください - チャンネル管理者が恒久的なアクセス権を付与します。アクセス権を得るのに手助けが必要ならスチュワードに相談してください。
メーリングリスト
ケースディスカッションと発表のためのプライベートメーリングリスト(mail:wikidata-oversight)があります。ウィキデータのオーバーサイト係だけが購読する資格があります。WMFの要請により、電子メールはサーバー上で公開または非公開でアーカイブされません。
権限の除去
オーバーサイト権限の除去は、次のいずれかの状況で発生する可能性があります。
- 辞任
- 権限の除去申請が成功した後、権限が長期間使用されない場合にも従うことができます。有権者の少なくとも3分の1が除去を支持している場合、これらの申請は成功したと見なされます。
- 非アクティブなどのため、管理者権限が失われた場合。
ツールを乱用した場合、オーバーサイト係の特権を持つ編集者は、すぐにスチュワードによって権限を除去されます。これは、特に深刻な動機なしに日常的に行われる場合に発生します(悪い振る舞いのリンクと証拠を提供すべきです)。オーバーサイト係の権限の乱用疑惑は議論されるべきであり、スチュワードは乱用を証明するために必要な情報(ログなど)を提供するのを手助けするものの、独自に権限の除去を決定しないかもしれません。必要に応じて、特にプライバシーポリシーに対する敬意がない場合、ウィキメディア財団の理事会も権限の除去を宣言するよう求めることができます。
一覧
関連項目
- メタ・ウィキのオーバーサイトの方針
- Wikidata:Requests for permissions/Oversight、権限を申請する。
- Wikidata:Oversight/Statistics
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