女性の下着姿を見て興奮するのは人間の男性(または女性)の特権だと思われていたが、ネズミもその楽しみを享受可能であることがカナダのコンコルディア大学の実験で判明したと、米国のネットメディアであるハフィントンポストが伝えている。
実験は、次のように行われたようだ。
まず、童貞の雄のネズミ12匹に、ネズミ用ブラを着けた発情状態にある雌のネズミをあてがい、次に、今度は発情状態にない、ブラを付けていない雌のネズミをあてがう。そして最後に、ブラ有り・ブラ無しの雌を混ぜてあてがう。
すると、雄ネズミたちは真っ先に、ブラ有りの雌のネズミのもとに駆け寄っていったという。
この現象は、雄のネズミに「雌がブラを付けている時にセックスする」という認識が刷り込まれたことによって起きたわけだが、ただ、雌を選択する基準が増えただけでなく、ブラを付けている雌と交尾をすると早く射精し、脳の快楽中枢の神経活動がより活発になることが分かったという。
つまり、雄ネズミは、ブラを着ている雌ネズミに、より萌えているわけである。
ネズミは交尾する際、雄が雌に後ろから抱きつくような体勢になるが、その際、ちょうど雄のヒゲが当たる位置に雌のブラがあり、雄はヒゲでブラの感触を感じながら行為に及んでいるという。
これはまさに、人間の雄(または雌)が、レースやシルクの下着の質感によってより興奮が高められる現象と似ている。