AirDropを使用して項目を近くのAppleデバイスに送信する
AirDropを使うと、写真、ビデオ、書類などを近くにあるiPhone、iPad、またはMacにワイヤレスで送信することができます。AirDropを使ってファイルを自分のデバイスに送信することも、ファイルをほかの人と共有することもできます。
転送はセキュリティのために暗号化されます。受信デバイスでは、着信する各転送を受け入れることも拒否することもできます。
注記: AirDrop転送を始めてからBluetoothまたはWi-Fiの圏外に出ると、転送はインターネット経由で継続されます。
はじめに
以下を確認します:
AirDropを使ってAppleデバイス間で項目を送信したい場合は、自動的に項目を受け取って保存するために、Apple Accountにサインインします。
AirDropをオンにする
iPhoneまたはiPadの場合: コントロールセンターを開き、左上のコントロールのグループをタッチして押したままにしてから、
をタップします。「連絡先のみ」または「すべての人（10分間のみ）」をタップして、項目を受け取りたい人を選択します。注記: 「連絡先のみ」および「すべての人（10分間のみ）」のオプションは、最小システム条件を満たすデバイスでのみ利用できます。
Macの場合: メニューバーの
をクリックしてから、 をクリックします。青色の場合、オンになっています。項目を送信できる人を選ぶには、「AirDrop」の横にある
をクリックし、「連絡先のみ」または「すべての人」をクリックします。
AirDropで項目を送信する
AirDropでほかの人に項目を送信するには、あなたと受取人の両方がAirDropをオンにして、「連絡先のみ」または「すべての人」から項目を受け取ることを選択している必要があります。受取人が連絡先からの項目のみ受け取ることを選択している場合、あなたがその人の連絡先リストに含まれていて、あなたの連絡先カードにあなたのApple Accountのメールアドレスまたは電話番号が含まれている必要があります。
続いて、以下のいずれかの操作を行います:
iPhoneまたはiPadの場合: 項目を開いてから、
、「共有」、、
、またはその他のボタン（アプリによって異なります）をタップします。 をタップしてから、共有相手の受取人をタップします。表示される受取人は、近くにいてWi-FiとBluetoothをオンにしており、あなたのデバイスからのファイルを受け取れる人です。ヒント: 連絡先に登録されている人が近くにいる場合、共有したいファイルを開いてから、iPhoneを連絡先に登録されている人のiPhoneに近づけることで、AirDrop転送を開始できます（iOS 17以降の対応するモデルの場合）。
Macの場合: 項目を開き、ツールバーの
をクリックしてから、「AirDrop」をクリックします。共有相手となる受取人を選択します。表示される受取人は、近くにいてWi-FiとBluetoothをオンにしており、あなたのデバイスからのファイルを受け取れる人です。ヒント: Finderでも、AirDropで項目を共有できます。Finderウインドウを開くには、Dockの
をクリックします。サイドバーの「AirDrop」をクリックしてから、共有したい項目を送信相手となる受取人にドラッグします。
AirDropを使ってiPhone、iPad、またはMacを使っている人に安全にアプリまたはWebサイトのパスワードを共有するには、iPhoneのAirDropでパスキーおよびパスワードを安全に共有するを参照してください。
AirDropで項目を受信する
デバイスのAirDrop通知で「受け入れる」をタップまたはクリックします。
ほとんどの項目は送信元のアプリに保存されます。例えば、AirDropを使って写真アプリから写真を送信した場合、他方のデバイスの写真アプリに保存されます。
デバイスによっては、別の場所でファイルが見つかる場合もあります。iPhoneまたはiPadでは、一部の項目がファイルアプリに保存される場合があります。Macでは、一部の項目は自動的に「ダウンロード」フォルダに保存されます。項目を保存する場所を選ぶことができる場合もあります。
注記: MacのFinderでAirDropを開いた場合、受け入れるか拒否するかを選ぶ通知は、通知センターではなくFinderに表示されます。
あるAppleデバイスから別のデバイスへ（例えばMacからiPhoneへ）項目を送信するときに、両方のデバイスで同じApple Accountを使ってiCloudにサインインしている場合、その項目は自動的に受け入れられて保存されます。
AirDropが動作しない場合
送信者と受取人の両方がWi‑FiおよびBluetoothをオンにしており、両方がiPhone、iPad、またはMacを使用していることを確認します。
受取人がAirDrop設定を「すべての人」または「連絡先のみ」から受け取るように設定していることを確認します。
AirDropを動作させるのが難しい場合は、デバイスを再起動してからやり直してください。
詳しくは、Appleのサポート記事「iPhoneやiPadでAirDropを使う方法」および「MacでAirDropを使う」を参照してください。
AirDropは、少数のファイルをデバイス間で共有する場合に最適です。Macと別のAppleデバイス間で多くのファイルを共有したい場合は、MacとiPhone、iPad、またはiPod touchとの間でコンテンツを同期するを参照してください。