上原ひろみ劇伴担当、豪華30名以上のミュージシャンが参加した映画「BLUE GIANT」サントラ発売

上原ひろみが劇伴を担当するアニメーション映画「BLUE GIANT」のサウンドトラックが2月17日にリリースされる。

「BLUE GIANT」は石塚真一の同名マンガを原作に、立川譲監督が映画化した作品。ジャズに魅せられた主人公・宮本大が世界一のジャズプレイヤーを目指し成長していくさまが描かれている。

上原は原作者の石塚とかねてから親交があり、マンガの主人公である大が結成するトリオ・JASSのオリジナル曲をプライベートで作曲していたという。映画化に際し上原はJASSのオリジナル楽曲だけでなく劇伴をほぼすべて書き下ろし、劇中の演奏およびサウンドプロデュースを担当。彼女の呼びかけによって上原ひろみ ザ・ピアノ・クインテットのメンバーを中心としたジャズ、クラシック界のトップクラスのミュージシャン30名以上が演奏に参加した。

さらに上原はエンドロール用にオリジナル曲「BLUE GIANT」も書き下ろした。この曲は馬場智章、石若駿（Answer to Remember、CRCK/LCKS、SMTK）とともにJASSオリジナル曲をレコーディングしていたときに浮かんだイメージをもとに作曲されたもので、上原は「この映画のレコーディングをしていた時、急にこのメロディーが頭の中に降りてきて、夢中で五線紙に書き留めたのを覚えています。『BLUE GIANT』という作品にインスパイアされ、スタジオにいたその日に出来上がった曲です。その環境下でできた曲なので、この曲を『BLUE GIANT』と呼ぶことにしました」とコメントしている。

映画「BLUE GIANT」は2月17日に全国ロードショー。