AA-1
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(R-55 (ミサイル)から転送)
AA-1「アルカリ」(英語:AA-1 "Alkali")は、北大西洋条約機構(NATO)が考案したNATOコードネームのひとつである。
ソビエト連邦で開発された第1世代の空対空ミサイルである"K-5"シリーズに対して与えられた名称で、以下のものに対して使用された。
- AA-1
- AA-1A
- RS-2U (K-5M) - RS-1U(K-5)の改良型。1957年に制式化され、量産・実戦配備された。
- RS-2US (K-5MS / K-51) - 1959年より生産開始され1960年より部隊配備されたRS-2U(K-5M)の改良型。
- AA-1B
NATOコードネームによる区分はなされていないが、K-5シリーズには以下のものも存在する。
- K-5S - RS-1Uの弾頭を拡大した型。生産されず。
- K-88(K-8M-8) “マリュートカ(Малютка)” - K-5シリーズの発展形として開発されたもの。誘導方式は赤外線誘導に変更されている。1959年から1962年にかけて開発されたが制式化されず、1967年に試験用に少数が製造されたのみに終わった[1]。
- 霹靂1(PL-1) - K-5シリーズの中華人民共和国における名称。1958年にRS-2Uのライセンス生産計画が開始され、国産品には"PL-1"の制式名称が与えられた。1960年に最初の試作ミサイルが地上発射試験に、1963年に航空機からの発射試験に成功して1964年には量産と実戦配備が開始され、1970年まで生産が継続された。
脚注・出典
[編集]- ^ Уголок неба(airwar.ru)|К-8М-8, К-88|20042022年1月18日閲覧