副首相 (オーストリア)
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オーストリア共和国 副首相 Vizekanzler der Republik Österreich | |
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種類 | 首相不在時の代理 |
呼称 | 閣下(外交) |
所属機関 | 連邦政府 |
指名 | 連邦首相 (カール・ネーハマー) |
任命 | 連邦大統領 (アレクサンダー・ファン・デア・ベレン) |
根拠法令 | 連邦憲法第69条2項 |
創設 | 1920年11月10日(連邦憲法施行日) |
初代 | ヨドーク・フィンク |
ウェブサイト | www.bmoeds.gv.at |
副首相(ふくしゅしょう、ドイツ語: Vizekanzler) はオーストリア共和国連邦政府の閣僚。首相不在時の代理を務める。
概要
[編集]連邦憲法第69条2項では次のように述べている。
(原文)
- Artikel 69. Abs. 2 B-VG
- Der Vizekanzler ist zur Vertretung des Bundeskanzlers in dessen gesamtem Wirkungsbereich berufen. Sind der Bundeskanzler und der Vizekanzler gleichzeitig verhindert, so wird der Bundeskanzler durch das dienstälteste, bei gleichem Dienstalter durch das an Jahren älteste, nicht verhinderte Mitglied der Bundesregierung vertreten.
(訳)
- 連邦憲法第69条2項
- 副首相は、連邦首相のすべての権限の代理として任命される。連邦首相と副首相がともに職務を執行できない場合には、連邦首相は連邦政府内で最も長く勤務している閣僚が代理し、同程度の年功の閣僚がいる場合には、職務を執行できる最年長の議員が代理するものとする。
通常、連立政権では党勢が弱い方の政党の有力党員が副首相になる。単独政権では副首相が連邦首相の後継者となる場合が多い。
副首相の一覧
[編集]第一共和国
[編集]第二共和国
[編集]脚注
[編集]- “副首相”. オーストリア・フォーラム. 2021年1月21日閲覧。
- “連邦憲法”. 連邦政府の法律情報システム. 2021年1月21日閲覧。
- “副首相”. オーストリア議会. 2021年1月25日閲覧。