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コミュニケ (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『コミュニケ』
ダイアー・ストレイツスタジオ・アルバム
リリース
録音 1978年12月 バハマ ナッソー コンパス・ポイント・スタジオ
ジャンル ロック、ルーツ・ロック
時間
レーベル ヴァーティゴ
ワーナー・ブラザース・レコードアメリカ合衆国の旗
プロデュース ジェリー・ウェクスラー英語版、バリー・ベケット
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 1位(スウェーデン[1]、ドイツ[2]、ニュージーランド[3]
  • 2位(ノルウェー[4]
  • 3位(オランダ[5]
  • 5位(イギリス[6]
  • 7位(オーストリア[7]
  • 11位(アメリカ[8]
  • 33位(日本[9]
  • ダイアー・ストレイツ アルバム 年表
    悲しきサルタン
    (1978年)
    コミュニケ
    (1979年)
    メイキング・ムーヴィーズ
    (1980年)
    テンプレートを表示

    コミュニケ』(Communiqué)は、イギリスロックバンドダイアー・ストレイツ1979年に発表した2作目のスタジオ・アルバム

    背景

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    ジェリー・ウェクスラー英語版とバリー・ベケットが共同プロデュースした。なお、ウェクスラーはダイアー・ストレイツのデビュー当時、アシスタントのカリン・バーグから勧められたのを切っ掛けとして、ワーナー・ブラザース・レコードにバンドとの契約を進言した人物でもある[10]。1978年12月にナッソーコンパス・ポイント・スタジオでレコーディングされ、1979年1月にアメリカ合衆国アラバマ州マッスル・ショールズ・サウンド・スタジオミキシングが行われた[11]。ウェクスラーは後年、本作のレコーディングを振り返り「ダイアー・ストレイツは、気を配って演奏すればイギリス人でもいかにファンキーになれるかを示した例だ」とコメントしている[10]

    「翔んでる! レディ」は、マーク・ノップラーが見ていたテレビ番組に出演した作家マリナ・ワーナー英語版にインスパイアされて作られた[10][12]

    反響

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    全英アルバムチャートでは32週チャート圏内に入り、最高5位を記録[6]。アメリカのBillboard 200では11位に達し[8]RIAAによってゴールドディスクに認定されている[13]

    本作はヨーロッパで大ヒットし、スウェーデンのアルバム・チャートでは6回(12週)にわたり1位[1]、ドイツのアルバム・チャートでは4週にわたり1位を獲得した[2]。また、ノルウェーのアルバム・チャートでは15週連続でトップ5入りし、うち8週にわたり2位を記録[4]

    本作からは「翔んでる! レディ」がシングル・カットされ、全英シングルチャートで51位[14]、アメリカのBillboard Hot 100では45位に達した[8]

    収録曲

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    全曲ともマーク・ノップラー作。

    1. かつて西部で "Once Upon a Time in the West" – 5:25
    2. ニュース "News" – 4:14
    3. 行かないで "Where Do You Think You're Going?" – 3:49
    4. コミュニケ "Communiqué" – 5:49
    5. 翔んでる! レディ "Lady Writer" – 3:45
    6. エンジェル・オブ・マーシー "Angel of Mercy" – 4:36
    7. ポートベロの少女 "Portobello Belle" – 4:29
    8. シングル・ハンデッド・セイラー "Single Handed Sailor" – 4:42
    9. フォロー・ミー・ホーム "Follow Me Home" – 5:50

    参加ミュージシャン

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    脚注・出典

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