先日、ヤマダ電機のカメラコーナーでひさびさにカメラに触った。
そのあと、グランドシップのヤマダ電機などを見て、「α6400とかほしいよな。でも、おれにはαマウントのミノルタレンズがあるし……」とか思って、そんでも、もう、ミノルタはミノルタとして、新しいカメラのラインを築いてもいいのではないか。うーん。
そのあと、調べてみたらα6400は型落ち品であった。
いまのソニーの本体はこんなところだ。
カメラ本体 商品一覧 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー
あ、ミノルタのAマウントから切り替えるのにべつにソニーでなくてもいいのでは? というのもあるが、いちおうソニーの一眼レフを二台使ってきて丈夫だし、問題はないし操作系も慣れているし、ほかは見当つかんし、というところ。
でもって、値段のことはべつとしても、α65(2012年発売)と比べて、サイズ感が同じというのは興味がない。小さいのがいい。おれはスナップ写真をサクサク撮りたいのだ。
となると、値段のことはべつとしても、α7シリーズということになる。なかでも良さそうなのは昨秋発売のα7C IIということになる。
新製品レビュー:ソニー α7C II - デジカメ Watch
新製品、すごそう。いいんじゃないのか。しかも、フルサイズだ。憧れのフルサイズ。おれは自転車において、「死ぬまでに一度フルカーボンのロードバイクに乗ってみたい」という一心でCOLNAGO ACEを個人輸入したことがある。フルカーボンならぬフルサイズ……。
でも、フルサイズだとなにがいいんだ? そりゃそもそもあれがでかいし、光をたくさん集めるから暗さにも強い。すごいでかい印刷もできる。
……でもな、そんなすごくあれがでかい必要があるのか? わからん。フルサイズの響きに騙されてはいないか?
となると、α6700も候補にあがってくることになる。
SONY α6700 レビュー × 宇佐見健 | 先進のAI被写体認識AFを搭載したAPS-C「α」機
これも新しい。悪くない。というか、12年前のAPS-C機に比べて悪いものであるはずがない。
で、12年前のAPS-C機が悪いの? というとそうでもない。というか、比べようがないので、「おれにはこの三八式歩兵銃が世界一の銃なんだ!」ということになる。正直、レンズの明るさもあって、「iPhone 14 Proのほうが写りがよくないですか?」と思うこともある。まあ、iPhoneはカメラでなくコンピュータです、という話もあるのだが。
だからなんだろうね、新しいカメラ本体があっても、明るいレンズ(=高いレンズ)がなきゃ話にならない可能性もある。でも、「カメラで」写真を撮るのは楽しい。いや、iPhoneで写真撮るのも楽しいけど、やはり「カメラ」は別だ。
さて、どうしたものか。しかしまあ、古いデジカメに古い古い古いミノルタのオールドレンズ(いま装着している50mm単焦点も、たぶん初期型だぜ。昭和だ)で、楽しくやっているのも事実だ。本体が壊れたら、安くなっているであろうAマウントの中古を買うとか。うーん。
- そもそも新しいカメラが必要なのか。
- フルサイズが必要なのか。
- ソニーである必要があるのか。
- レンズ交換型である必要はあるのか。
レンズ交換型である必要はあるのか=高級コンデジ? ……わけがわかんなくなってきたな。まあとにかく、買うとなったら自分の現預金の数分の一を使う話になる(数十分の一ではない)。慎重に考えなくてはならない。