ものすごく久々に新しいレンズを買ったのだぜ。
新しいとはいえ古いのだぜ。
MINOLTA AF MACRO100mm f2.8 New。
これなんだぜ。
Sonyのα65という世代遅れのAPS-Cの一眼レフというかなんというかトランスルーセント機につけるんだぜ。
ミラーレス? フルサイズ? 知らね。素人にそんなすげえ画質いらねえ。それより、おれが相続したレンズ資産を活かすために、αマウントにこだわるのだぜ。
それにしてもミノルタの100mm単焦点よ、おれはおまえの面白さを知っている。というか持っている。が、壊れた。さすがにオールドレンズだ、壊れることもある。どうしたものか。買うしかないだろう。幸いにして、αマウントの先がなさそうなので、メルカリで安く買えた。
ちなみに、おれが持っていたのは「New」ではない。
Oldである。どこがオールドか? ピントリングがすごく細いです(4、5、7、10って書いてあるところ)。マニュアルでピント合わせるのには正直不便だった。あと、フォーカスホールドボタンがついてない。
ああ、しかし、いつまでおれはこのカメラとレンズ群を使うのかね。一番使ってる高倍率ズームレンズはAPS-C用だしな。つーか、今、この時代に、フルサイズのα99 II買うか、というか、高くて買えないし。もし、なにかあったらα77 IIの中古でも買うか? まるでわからん。
話をレンズに戻す。これはマクロレンズというやつで、むっちゃ接写できるやつだ。しかも単焦点だ。ズームできない。しかも100mmだ。APS-Cだからフルサイズ換算だと……知らん。はっきり言って使い勝手がいいとは言えない。でも、なんか面白いやつだった。おれにとって写真撮影は、できあがりの写真というよりも、撮っているとき楽しいかどうかがほとんどだ。できあがりの写真なんてのは、高くて明るいレンズを持っている人間に任せておけばよろしい。素人写真の喜びは撮影時の楽しさにある。できあがりなんて知らない。現像? なにそれ?
というわけで、古いデジカメにさらに古いオールドレンズをつけておれはぶらぶら歩くのだぜ。重くて不便、画質も悪い? 知った話か。
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