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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (36)

  • 卵アレルギーの原因物質がない卵を開発、広島大など

    子どもの重度の鶏卵アレルギーに悩む研究者らの産学連携グループが、原因物質の一つであるオボムコイド(OVM)を除去した卵をゲノム(全遺伝情報)編集技術で作製した。孵化させ育ったニワトリを交配して生まれた卵もOVMが含まれず、遺伝子にも異常がないなど安全性を確認したという。今後、加工調理した卵をべた際のアレルギー反応の有無などを調べ、製品化を目指す。医療用ワクチンへの応用も期待している。 加熱で消えない原因物質を遺伝子ごと除去 研究に取り組んだのは、広島大学大学院総合生命科学研究科の堀内浩幸教授(免疫生物学・動物生命科学)のグループと、キユーピー研究開発技術ソリューション研究所のメンバー。 広島大の堀内教授は家族が重度の品アレルギーに悩んでおり、長男の場合、ごく微量の卵が混入しているだけで反応した。「家族旅行に行ってもお土産が買えないし、遠出のためのワクチンも接種できない。なんとかなら

    卵アレルギーの原因物質がない卵を開発、広島大など
  • マラソンの起源は「古代ギリシャの故事」は誤り、真相は

    紀元前490年、ペルシャに勝利したという吉報を携えてアテネに古代ギリシャの急使フィリッピデスが到着した出来事が、現代のマラソンの起源になったと伝えられている。この伝説の問題点は何か? そんな事実は存在しないことだ。(IMAGE BY SALINAS, ALBERTO VIA LOOK AND LEARN / BRIDGEMAN IMAGES) 42.195kmを走るマラソンの起源について誰かに質問したとしよう。するとおそらく、古代ギリシャの急使フィリッピデスが、ペルシャとの決戦でギリシャが勝利したことを知らせるため、マラトンの町からアテネまで約40kmを走り、その場で絶命したというエピソードを聞くことになるだろう。ギリシャは古代オリンピックに「マラソン」の競技を追加することで、フィリッピデスの働きをたたえたと伝えられている。(参考記事:「オリンピックの驚きの歴史、古代ギリシャから東京まで」

    マラソンの起源は「古代ギリシャの故事」は誤り、真相は
  • 魔女の魔術に呪文詠唱…米国で人気急上昇の「ペイガニズム」とは

    秋分の日、英国のストーンヘンジで杖を額に当てる女性。周りにいる人々は日の出を見ている。(Photograph by Alice Zoo, National Geographic) その昔、古代ケルト人たちは自然と野生の有角神ケルヌンノスに祈りを捧げるため、風が吹きすさぶ荒野を旅した。古代エジプトの人々は、豊穣の女伸イシスの庇護を求めて砂漠を越えた。ケルトの謎めいたドルイドたちは、月明かりの下、森の中の広場で儀式を執り行った。しかし、時の流れとともに神々は神話の世界に去り、彼らを祭る儀式は人々の記憶から忘れられていった。(参考記事:「ドルイドって何? 古代ケルト、謎の社会階級」) ところが最近、水晶、タロットカード、占星術、薬草など、キリスト教以前の信仰である「ペイガニズム」にまつわる慣習への関心が再び高まり、ポップカルチャーの中心とは言わないまでも、少なくともTikTokの「おすすめ」フィ

    魔女の魔術に呪文詠唱…米国で人気急上昇の「ペイガニズム」とは
  • ノアの箱舟はなぜ見つからないのか、考古学的な理由

    ノアの箱舟を描いた絵。旧約聖書にあるこの物語は、何世代もの画家たちを魅了してきた。それにとどまらず、伝説の舟の遺物を見つけようとする「科学的な試み」も100年以上にわたって行われている。(PAINTING BY SIMON DE MYLE VIA FINE ART IMAGES/HERITAGE IMAGES/GETTY) 旧約聖書の中でも、特に魅力的でよく知られているのが「ノアの箱舟」の物語だ。神は、自ら創造した人間に怒りを覚え、すべてを一掃すべく大洪水を起こした。しかし、族長ノアとその家族は、地上のあらゆる動物のつがいとともに巨大な木造の舟に乗り込み、その大洪水を生き延びた。 聖書には歴史的事実が正確に記述されていると考える人々にとって、同じく魅力的なのが、箱舟の考古学的な証拠探しだ。信仰心のあつい人々の中には、箱舟の到達地とされるトルコ東部のアララト山などをくまなく探す人もいる。 そ

    ノアの箱舟はなぜ見つからないのか、考古学的な理由
  • オオカミを群れのリーダーにさせる寄生虫、研究で明らかに

    寄生虫がオオカミの行動に影響を与えていることを示す研究が初めて発表された。(PHOTOGRAPH BY SHUTTERSTOCK, NATIONAL GEOGRAPHIC CREATIVE) オオカミに独立を決意させたり、群れのリーダーであることを主張させたりする要因は何だろうか。この疑問は長年、科学者の興味を引いてきた。2022年11月24日付けで学術誌「Communications Biology」に発表された最新の研究によれば、寄生虫トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)に感染したオオカミは、感染していない個体に比べて、群れのトップに立つ可能性が高いという。 この発見は、何が動物の行動に影響を与えるかについて、より幅広く考えることを迫るものだと、研究に参加したキラ・カシディー氏は考えている。氏は米モンタナ州の非営利団体(NPO)イエローストーン・ウルフ・プロジェクトの野

    オオカミを群れのリーダーにさせる寄生虫、研究で明らかに
    stella_nf
    stella_nf 2022/12/03
    人間にも影響を及ぼすというトキソプラズマ
  • モアイ数百体が火事で被災、「修復不可能なダメージ」

    現地語名でラパ・ヌイと呼ばれるイースター島には、1000体を超えるモアイ像が点在する。ほとんどのモアイは海に背を向けて島を取り囲んでいるが、写真のモアイのように、制作地だった火山岩の石切り場ラノ・ララクから運び出されることがなかったものも多い。(PHOTOGRAPH BY SUSAN SEUBERT) チリ、イースター島(以下、現地語名のラパ・ヌイと表記)の政府によれば、2022年10月上旬に発生した山火事で、島に点在する約1000体のうち数百体のモアイが「修復不可能なダメージ」を受けたという。当局は地中から発火したと断定した。 被害の規模はまだ調査中だが、今回の火災は、気候変動や人間の活動とともに、神聖なモアイを脅かすものの一つにすぎない。ラパ・ヌイの人々にとって、モアイに迫るリスクは深刻だと指摘するのは、「イースター島石像プロジェクト」の責任者を務める考古学者のジョー・アン・バン・ティ

    モアイ数百体が火事で被災、「修復不可能なダメージ」
  • 小惑星衝突「恐竜絶滅の日」に新事実、1600km先のガスが155℃に

    6600万年前に地球に衝突した小惑星は、地球の生命の運命を永久に変えてしまった。最新の研究で、この時に形成された「火山豆石」を分析した結果、衝突地点から放出された塵とガスがどれくらいの温度に達していたかが明らかになった。(ILLUSTRATION BY DETLEV VAN RAVENSWAAY, SCIENCE SOURCE) およそ6600万年前、直径10キロメートルほどの小惑星がメキシコのユカタン半島沖に衝突し、地球の生命の運命を一瞬にして変えてしまった。衝撃により、直径約180キロもの「チクシュルーブ・クレーター」が誕生し、森林火災と津波が起き、その被害は数千キロ先にまで及んだ。地球の気候は振り子のように激しく変動し、気温が急激に落ち込んだかと思うと、長い温暖期が訪れ、非鳥類型恐竜を含む生物種の75%が絶滅した。(参考記事:「小惑星衝突「恐竜絶滅の日」に何が起きたのか」) そして今

    小惑星衝突「恐竜絶滅の日」に新事実、1600km先のガスが155℃に
  • エリザベス1世顧問の「魔法の鏡」はアステカ産と判明

    16世紀にエリザベス1世の顧問を務めた神秘主義者ジョン・ディーが使用したとされる黒曜石の鏡は、アステカに由来することが判明した。(PHOTOGRAPH BY S. CAMPBELL) 英女王エリザベス1世の政治顧問として有名なジョン・ディーが使用したとされる「霊視鏡」は、約500年前にメキシコのアステカで作られたものであることが、新たな研究で判明した。論文は10月7日付けで考古学誌「Antiquity」に発表された。 以前から、「霊視鏡」は神秘主義者のディーが天使との会話を試みるために使っていたものではないかと考えられていたが、この説が補強されることになった。 ディーは16世紀に即位したエリザベス1世の顧問を務めたほか、錬金術師、占星術師、地図製作者、数学者としても知られていた。シェイクスピアの戯曲『テンペスト』の主人公である魔術師プロスペローは、ディーがモデルではないかと考えられている。

    エリザベス1世顧問の「魔法の鏡」はアステカ産と判明
    stella_nf
    stella_nf 2021/10/12
    神秘主義者ジョン・ディーの所持物
  • 新型コロナ、“無症状”でも無害とは限らない

    2021年6月21日、米カリフォルニア州パロアルトのスタンフォード大学新型コロナ後遺症クリニックで患者のロージー・フローレスさんを診察するエクトル・ボニーヤ医師。(PHOTOGRAPH BY STANFORD MEDICINE) 2020年2〜3月に横浜港で隔離されていたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の船内で新型コロナウイルスに感染した人の肺の画像を初めて見たとき、米スクリプス・トランスレーショナル研究所のエリック・トポル所長は心配になった。PCR検査で陽性となった104人の乗客のうち、76人は無症状だった。にもかかわらず、その54%のCT画像に、肺に水がたまっていることを示す「すりガラス陰影」と呼ばれる灰色の斑点が見られたのだ。 「これが事実だと確認されれば、症状がなくても無害とは限らないことを示唆している」。トポル氏は、ダニエル・オラン氏とともに著した総説論文でそう警告している

    新型コロナ、“無症状”でも無害とは限らない
  • デルタ株が急拡大、ワクチン接種率の低い地域ほど危険

    2021年7月7日、ロシアのサンクトペテルブルクにあるマリインスキー病院の新型コロナウイルス感染症ユニットで、防護服を着た医療従事者が消毒用キャビンを歩いている。1日あたりの死亡者数が過去最多を更新したロシアでは2021年7月4日、1日あたりの新規感染者数が2万5000人を超えた。現在、ロシアでは感染力の強いデルタ株が主流となっている。(PHOTOGRAPH BY OLGA MALTSEVA, AFP VIA GETTY IMAGES) 米国で新型コロナウイルスワクチンの接種を完全に終えた人の割合は、全人口の48%にとどまる。ワクチンの確保に苦慮している国も多い。そんな中、公衆衛生の専門家らは、既知の新型コロナウイルスのうち最も危険で広まりやすい(伝播性が高い)変異株であるデルタ株が、世界中で患者や死者の急増を引き起こすのではないかと懸念している。 2021年3月にインドで初めて確認された

    デルタ株が急拡大、ワクチン接種率の低い地域ほど危険
  • 新型コロナで糖尿病を新たに発症、なぜ? 進む研究

    インスリンは血糖値を正常に保つホルモンだ。(PHOTOGRAPH BY KLAUS OHLENSCHLAEGER, ALAMY STOCK PHOTO) 2020年の春、米国の新型コロナウイルス感染拡大の中心地だったニューヨーク市の医師たちは、新型コロナ感染症の入院患者の中に、血糖値が高すぎる人がかなりいることに気づいた。高血糖は糖尿病の代表的な特徴だ。 「糖尿病の既往歴がないのに、血糖値のコントロールが非常に困難な新型コロナ患者がいることに気づきました」と、米ワイルコーネル医科大学の幹細胞生物学者シュイビン・チェン氏は語る。さらに驚いたことに、新型コロナに感染する前は糖尿病ではなかった人が、回復後に新規に糖尿病を発症した例もあった。 新型コロナウイルスが肺を損傷して急性呼吸器症状を引き起こすことはよく知られている。しかし、感染者がなぜ、どのようにして糖尿病のような慢性疾患を突然発症するの

    新型コロナで糖尿病を新たに発症、なぜ? 進む研究
  • 中世の暗殺教団「アサシン」は実在したのか 通説を検証

    シリア、マサイフに残るニザール派の要塞跡。「アサシン派」との蔑称で呼ばれることもあるニザール・イスマイル派。中世、要塞化された城を拠点に活動していた。(PHOTOGRAPH BY AGEFOTOSTOCK, ALAMY) かつて中東には暗殺者の秘密集団があり、一帯を支配していた――これは事実とは違う伝説で、十字軍時代の年代記やビデオゲームのために脚色を加えて作り上げられたものだ。 一方で「Assassin(アサシン、暗殺者)」という言葉は、「ニザール・イスマイル」というイスラム教の一派に対して使われていた蔑称に由来するものだ。彼らはイスラム教シーア派から分派した秘密主義の集団で、短命だが政権を樹立した。このニザール派について、もう少し詳しく見ていこう。 ニザール派の起源は、西暦632年に起こったイスラム教最初の分裂にまでさかのぼる。預言者ムハンマドの後継としてだれがイマーム、すなわち指導者

    中世の暗殺教団「アサシン」は実在したのか 通説を検証
  • 地名の付いた料理は、本当にそこの名物なのか?

    ウクライナのキエフ。金色のドーム屋根の教会と曲がりくねったドニエプル川が見える。(PHOTOGRAPH BY LEONID ANDRONOV, GETTY IMAGES) 「ベイクド・アラスカ」「ロンドン・ブロイル」「シンガポール・ヌードル」と、都市や国の名前が付いた「ご当地料理」は数々ある。さぞかし、その土地で古くから親しまれている料理と思うだろう。 だが実は、現地とは関係なく、料理に地名が付けられる例も少なくない。例えば、アイスクリームケーキの「ベイクド・アラスカ」は1867年、米国がロシアからアラスカを買収したことを記念し、��ューヨークのシェフが考案したものだ。 料理の名前はたいてい、お客さんの心を動かすために付けられる。「消費者の価値観と共鳴する何かを生み出したい、ライバルに差を付けたいと考えるのです」と、米パシフィック大学で歴史を研究するケン・アルバーラ氏は話す。「土地との結

    地名の付いた料理は、本当にそこの名物なのか?
    stella_nf
    stella_nf 2020/08/16
    名古屋名物台湾ラーメン・アメリカン
  • 外来種のカメが爆発的に増加、ペット放棄で、困るNY

    池を縁取る石の上で甲羅干しをする2匹のミシシッピアカミミガメ。元はペットだったとみられる。マンハッタン、アッパーウエストサイドのモーニングサイド池にて。(PHOTOGRAPH BY CAROLINE HOPKINS) 米国ニューヨークのモーニングサイドパークにある緑色のよどんだ池は、大鍋に入ったエンドウマメのスープのようだが、まったくもっておいしそうではない。発泡スチロールのカップとビニール袋が、緑色の泡と一緒に池のへりに浮かんでいる。ニューヨーク市の公園にある人工の池と聞けば、多くの人が思い浮かべそうな光景だ。 それでも、ここでは生命が暮らしている。池を眺めるベンチの向かいでは、岩盤が露出し、その上を水が細く流れる。数のシダレヤナギが水面に向かって枝を垂らしており、その下の池の縁に沿って列を作っているのが、100匹近いカメだ。春の日差しに甲羅が照らされている。(参考記事:「イルカにコヨ

    外来種のカメが爆発的に増加、ペット放棄で、困るNY
    stella_nf
    stella_nf 2020/03/23
    ミシシッピアカミミガメといえば、日本でもペット用として大量輸入され縁日で販売、大きくなって持て余して遺棄するのが問題視されてるミドリガメじゃないですか
  • 他の鳥の警報リツイート 余計な噂は拡散せず、研究

    木の枝にとまって樹皮のなかに隠れた昆虫を探すムネアカゴジュウカラ。米ワシントン州で撮影。(PHOTOGRAPH BY VICKIE ANDERSON, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 北米を訪れたら、スズメの仲間のアメリカコガラやムネアカゴジュウカラの明るい歌声を耳にすることがあるだろう。だが、そのさえずりに歌詞がついていることをご存じだろうか。(参考記事:「ヒット曲はますますヒット、鳥で判明、最新研究」) 「言語学者からは怒られるかもしれませんが、言葉と言ってもいいでしょう」と米モンタナ大学の生態学者エリック・グリーン氏は話す。 実際、アメリカコガラは約50種の特徴的な声を使い分け、「危険!」「ごはんちょうだい!」「恋人募集中!」などといった大事なメッセージを伝えている。 グリーン氏の研究チームは以前の研究で、ムネアカゴジュウカラ(以下、ゴジュウカラ)がアメリカコガラ

    他の鳥の警報リツイート 余計な噂は拡散せず、研究
    stella_nf
    stella_nf 2020/01/31
    “ゴジュウカラはアメリカコガラの警告音を一般的な警告としてリツイートはするが、元の警告に含まれた捕食者に関するより詳しい情報に関しては、自分で確認するまで声に出さない”
  • 永久凍土はもはや永久ではない、何が起きるのか

    北極圏で急速に進む永久凍土の融解。それは土地の姿を変え、温室効果ガスを放出し、気候変動を加速させるおそれがある。

    永久凍土はもはや永久ではない、何が起きるのか
  • あなたの知らないトーテムポール | ナショナルジオグラフィック日本版サイト - カナダ太平洋岸の先住民は、漂着した日本などの難破船に使われていた鉄をはがしナイフを作っていた

    北米大陸の先住民が生み出したトーテムポール。その製作には、材料となる巨木が不可欠だ。世界有数といわれるカナダの温帯雨林の巨木がなければ、トーテムポールが生み出されることはなかっただろう。 カナダの太平洋沿岸、ブリティッシュ・コロンビア州(BC州)に巨木の森を育んでいるのが、日列島の南を流れ行く黒潮だ。この暖流は、北太平洋海流などと名前を変えながら太平洋を東へ進み、BC州の沿岸あたりに到達する。 この海流のおかげで、BC州は緯度の割には暖かい。加えて、暖流が運んでくる水蒸気をたっぷり含んだ空気が内陸に向かう途中でカナディアンロッキーにぶつかり、手前のBC州に大量の雨を降らせる。この暖かさと雨によって、BC州には豊かな温帯雨林の森が広がり、巨木が育つ。なかでも柔らかくて加工しやすいレッドシダーの巨木が、トーテムポールの材料となる。 しかし、巨木があるだけではトーテムポールを作ることはできない

    あなたの知らないトーテムポール | ナショナルジオグラフィック日本版サイト - カナダ太平洋岸の先住民は、漂着した日本などの難破船に使われていた鉄をはがしナイフを作っていた
    stella_nf
    stella_nf 2019/08/03
    “ヨーロッパ人との接触によって鉄を入手する以前から、海岸に漂着した日本などの難破船に使われていた鉄をはがし、ナイフを作っていたと見られているのだ。”
  • 北磁極の動きが加速、原因不明、あまりに急激

    北磁極はこれまでも移動してきたが、最近そのスピードが急に上がってきている。原因は不明だ。(PHOTOGRAPH BY NASA/JSC) 北の磁極はじっとしていたためしがない。地球内部の「外核」を流れる液体の鉄に影響されて、過去100年ほど、北磁極は真北に向けてじりじりと移動してきた。ところが最近になって、専門家は異変が起こっていることに気が付いた。北磁極が急にスピードを上げて移動し始めたのだ。なぜなのかは誰にもわからない。 その動きがあまりに急激なので、慣例の5年ごとという予定を繰り上げて、米国は世界磁気モデル(WMM)を今年初めに更新する予定にしていた。世界磁気モデルは、携帯電話をはじめ、船舶、航空機などのナビゲーションに利用されている。ところが、米連邦議会の予算案交渉が難航し、予算が切れた連邦政府が一部閉鎖されたため、更新が延期されていた。 政府が再開し、新しい北磁極を示した最新モデ

    北磁極の動きが加速、原因不明、あまりに急激
  • 謎の地震が世界を駆け巡る、20分超継続、原因不明 | ナショナルジオグラフィック日本版サイト

    アフリカ大陸の東に浮かぶ仏領マヨット島。(Photograph by Hemis/Alamy Stock Photo) 11月11日の朝、世界時(UT)で9:30になる直前に、謎の地震が世界を駆け巡った。 その地震は、アフリカ大陸の東海岸とマダガスカルの北端とに挟まれる、仏領マヨット島の24キロメートルほど沖で発生した。震動はザンビア、ケニア、エチオピアといったアフリカ諸国のみならず、チリ、ニュージーランド、カナダ、そして1万8000キロメートル近くも離れたハワイにまで到達した。 加えて、地震は20分以上続いた。にもかかわらず、揺れを感じた人間は誰もいなかったようなのだ。 異変に気づいたのは、米国地質調査所のリアルタイム地震観測モニターを見ていた、ある人物だった。ハンドルネーム「@matarikipax」という地震マニアが、この奇妙なジグザグの波形の画像をツイッターにアップロードした。この

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  • 白人が少数派になる米国で今、何が起きているか

    米国ペンシルベニア州東部の町、ヘイズルトンの自宅前に立つフェリサ・リコ。母と義父との3人暮らしだ。一家は星条旗のほか、南北戦争当時の南部連合旗(左奥)も家の前に時々掲揚する。奴隷制の象徴としてこの旗の掲揚に反対する人もいるが、一家に言わせれば、そうした人たちは米国の歴史を無視しているという。PHOTOGRAPHS BY GILLIAN LAUB 米国の国勢調査局の予測では、2044年までに非ヒスパニック系白人が人口に占める割合は50%を割る。米国の人種間の関係と白人の地位が変わるのはほぼ確実だ。 米国では長年、人種について考えることは白人以外の人々の地位や苦境に目を向けることを意味していた。米国社会は基的に白人社会であり、ほかの人種・民族グループは社会の周辺に押しやられた人々で、人種問題は彼らが直面する問題だと考えられていたのだ。ところがオバマ前大統領からトランプ現大統領の時代にかけての

    白人が少数派になる米国で今、何が起きているか
    stella_nf
    stella_nf 2018/09/07
    ナショジオってこんな社会派記事が載る雑誌だっけ?