EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
あくまでもOracle技術者として感じた「隣の芝生は青い」的な所見ですので、SAP HANAを実業務でお使いの方は若干異なる印象を持たれているかもしれません。その点ご承知ください。また、内容についてはSAP社員の監修を受けていますが、Oracle技術者にイメージしやすいものとするためSAP社の説明と異なる表現となる可能性もありますのでご了承ください。 HANAカラムストアがもたらす副次効果 カラムストアはローストアに比べ、ベクトル(配列)の要素を膨大な繰り返し計算で処理するベクトル処理向けであることや、圧縮によるコンパクト化がメリットして取り上げられることが多いのですが、アーキテクチャ観点から見ると多くの興味深い副次効果があります。 データの断片化が発生しない構造 連載第2回で簡単に紹介しましたが、Oracleデータベースは表領域単位で固定サイズのデータブロック(以下ブロック)にデータを格
さて、唐突ですが皆さまの会社・部門は、どのくらいデータを活用していますか?データの活用度として、大きく3つにレベル分けしてみますので考えてみてください。 レベル1「現状把握」:経営層や部門長、営業担当に対し、売上などの過去実績を見える化 レベル2「現状分析」:各担当者自身が過去の実績を商品や販売チャネル、顧客属性などの様々な切り口で分析し、原因・対応策を探る レベル3「自動最適」:大量データから統計的に傾向を見出し、予測結果をシステムに反映 なぜこんな話をしたかというと、今回フォーカスする SSRS こと SQL Server Reporting Services は上記のレベル1、一般的に「見える化」と言われる部分を担うWebアプリケーションサーバー(但し、参照用途のみ)としてSQL Server に含まれています。データベースとWebアプリが同一製品の中に?と不思議に思われる方もいるか
SIerは人が多すぎるうえに、なぜあんなに働くのか。 井上:SIはなんでハッピーじゃないんですかね。 神林:えっと、まずは、人多すぎですよね。もうちょっと少ない人数でできるところに無理やり人を入れてしまって、いや、いろいろな問題があるんですけど、一番大きいのはやっぱりお互いに知識が不足している。 井上:そうですよね。なんであんなに働くんですかね。 神林:たくさん人を働かせたほうが売り上げが上がるからですよね。結局、ユーザーさんが評価ができないんですよね。システムの価値を。中身がわからないので、どういう評価をするかっていうと、どれだけ人を突っ込んだかっていうほうが、人月工数の原価が高い、要は価値があるように見える。人がたくさんいて作ったもののほうが、人が少ないよりもいいものに決まっているっていう発想が抜けてない。抜けていないっていうか、それしか判断する根拠がない。 井上:それで、人数が多いの
さて、秋のITイベントでいちばん話題になるものといえば、ご存じ、サンフランシスコの街を真っ赤に染めるOracle OpenWorldです。DB Onlineにも谷川チーフの記事がたくさん掲載されていたので読まれた方も多いと思います。筆者は今年、参加することはできなかったので、OOWを総括する意見を言う立場にないのは承知ですが、個人的にはOOW最大のニュースが「ラリー・エリソンCEOがキーノートをぶっちぎってヨットレース(America's Cup)の応援に行った」ということをひどく残念に思っています。CEOが自社イベントのキーノートをぶっちぎった、そのこと自体もがっかりですが、それよりもオラクルがクラウドビジネスにどれだけ本気で取り組もうとしているのか、顧客や投資家に対して示す最大のチャンスをCEOみずからが放り投げたという事実に、本当に落胆させられました。 ラリー・エリソンがぶっちぎった
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