瀬戸内国際芸術祭の旅、ついに4.直島後編は最終回です。
最終日・3日目の主に次のイベントについて書いていきます。
- 地中美術館
- ANDO MUSEUM
- 家プロジェクト(南寺・護王神社など)
これまで出来事はこちらから。
» 豊島美術館と家キッチンで癒された。1.豊島編
» 犬島精錬所と家プロジェクトを巡って。2.犬島編
» ベネッセハウス オーバル泊とテラスレストランの夕食。3.直島前編
では、3日目の朝から。
3日目の朝5:30頃。桟橋の黄カボチャにはもう人が。
朝のオーバル。チェックアウト後、荷物を預けて朝食会場へ。
朝は昨晩と同じ
テラスレストラン 海の星 でのビュッフェを選択。7:30開場と共に朝食会場へ。海が見える席を確保。フレンチトーストが美���しかった。
朝食を済ませて海岸に出て、草間彌生さんの黄カボチャに。ちなみに
黄カボチャのヘタは高松港に、直島・宮浦港の赤カボチャは岡山・宇野港を向いているのだとか。
パーク棟のロビー横の階段。下の光っている直方体は昨夜みた杉本博司「光の棺」のもの。写真左上の窓と同じ大きさになっている。
地中美術館、再び
地中美術館チケットセンターに。ベネッセホテル宿泊で日時指定チケットがとれたので開館9:00で予約。中で混むので、折角なら最初に入るのが効率的。
9:00前の
地中美術館入り口。地中美術館はたった3名だけの作品が設置されています。
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ジェームズ・タレル「オープン・フィールド」不思議な光のアート |
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モネの「睡蓮」シリーズ5点を自然光のみで。 |
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ウォルター・デ・マリア「タイム/タイムレス/ノー・タイム」巨大な球体がある空間 |
(*上の写真3点は、アーティスト・建築家 | 地中美術館より。)
上で一番混むのはジェームズ・タレルの「オープン・フィールド」。人数制限は他もあるのですが、まずはここを観賞してモネ「睡蓮」かウォルター・デ・マリアの作品にいくのがオススメです。
モネ「睡蓮」まで観賞して「
地中カフェ」に。ここも開店と同時に入って窓際の席を確保。天候によりますが、飲物をもって外に出ることも。
カフェの外に出て少し降りたところ。中央下はヘリポート。
「地中美術館」からチケットセンターまでは「
地中の庭」が。モネが自宅に造った庭園の植物をベースにしたという庭が。
ANDO MUSEUM
直島・本村地区へ移動。こちらも再び。中には安藤建築に関するものはもちろん、直島への関わりの歴史なども展示されています。小さな民家を元に作られていますが、中は全く別の建物になっています。
家プロジェクト:南寺
続いて直島・本村地区の「
家プロジェクト」に。ここは初めての訪問。今回は
「角屋」「南寺」「護王神社」「碁会所」の4つを観賞してきました。
中でも最も混んでいるのがここ「
南寺」のジェームズ・タレル作品「Backside of the Moon」。入場制限あり。瀬戸内国際芸術祭で最も待ち時間ができる作品かも。
こちらもベネッセハウス宿泊者ということで日時指定の南寺鑑賞券がもらえました。ホテルスタッフに予定を伝えたところ、余裕を持って12:00で。
家プロジェクト:護王神社
12時頃。家プロジェクトで一番楽しみにしていたのが「護王神社」。
作品は杉本博司「Appropriate Proportion」
ガラスの階段は、地下の石室へ。 地下の石室へは入ることができます。ここも順番待ちに。次の番組でもとりあげられていました。
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アートの旅 中谷美紀 in 瀬戸内・直島|NHK 日曜美術館
帰り支度と岡山・宇野港のチヌ
14時頃、預けておいた荷物を取りにベネッセハウスへ。写真は宿泊者専用桟橋に降りたところ。じつに気持ちいい。
桟橋から岩肌をみたところ。岩には杉本博司「タイム・エクスポーズド」
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同じく桟橋から。 右がビーチ棟。左上がベネッセハウス ミュージアム。中央上がオーバル棟。 |
16時過ぎに岡山・宇野港へ到着。宇野港でも10ほどの作品が展示されています。
写真は宇野港の代表作ともいえる淀川テクニックの「
宇野のチヌ」
»
Setouchi Triennale | アート作品 | エリア
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以上、「
瀬戸内国際芸術祭2013夏 2泊3日の旅」でした。
日帰りした春開催とは違って、直島・豊島・犬島と回れたのでかなり満足しました。この旅行では、瀬戸内海とその島々の美しさは日本が誇るべき景色だと確信しました。
また今回、
ベネッセハウス宿泊のメリットもよく分かりました。単に安藤忠雄建築でアートが飾られたホテルへの宿泊だけでなく、専用バス、専用アートツアー、地中美術館と南寺の整理券など人気のイベントを効率良く、気持ち良く観賞できるメリットがあります。特にオーバルからの景色は素晴らしかった。安くはないのですが、限られた時間で瀬戸内国際芸術祭を満喫できる内容だと思いました。
さて次はどの島にいきましょうか。。。
祝「建築界のノーベル賞」プリツカー賞、『伊東豊雄建築ミュージアム』に行ったときの写真(愛媛県今治市) | トブ iPhone