[速報]マイクロソフト、フル機能の無料版「Visual Studio Community 2013」公開
マイクロソフトは11月12日(日本時間13日未明)、同社のイベントConnect();において、フル機能を備えた無料のVisual Studioコミュニティ版「Visual Studio Community 2013」を発表しました。
プレスリリースから説明を引用します。
Visual Studio Community 2013 is a free, fully featured edition of Visual Studio including full extensibility. Targeting any platform, from devices and desktop, to Web and cloud services, the community edition provides developers with easy access to Microsoft’s Visual Studio toolset for all nonenterprise application development. Developers can get started with Visual Studio Community 2013 here.
Visual Studio Community 2013は無料で全機能版のVisual Studioであり、すべての拡張性を備えています。あらゆるプラットフォーム、デバイスからデスクトップ、Web、クラウドサービスをターゲットにしています。このコミュニティエディションは、非業務用のアプリケーション開発用に、Visual Studioの機能をデベロッパーに容易に提供します。Visual Studio Community 2013はここから始めることができます。
(日本語版のVisual Studio Community 2013のページはこちら)
Visual Studio Community 2013の公開は、あわせて発表されたLinuxとMacOS X用オフィシャルディストリビューションの「.NET server framework」の活用などを推進し、多くのデベロッパーをWindowsよりもむしろ.NETへと引きつけるという戦略に向けて公開されたのではないかと推測されます。
追記(2014/11/13 9:40):Visual Studio Community 2013のページによると、Visual Studio Community 2013を利用可能になるのは以下の条件のいずれかに合致するユーザーの場合と説明されています。
- 大学関係者
- 非営利団体従事者
- オープン ソース開発者
- 開発者 5 名以下の中小企業
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