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P211i

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
P211iSから転送)
NTTドコモ ムーバ P211i
キャリア NTTドコモ
製造 松下通信工業
発売日 2002年1月7日(P211i)
概要
音声通信方式 mova
800 MHz1.5 GHz
形状 折りたたみ型
サイズ 95 × 48 × 22 mm
質量 約91(P211i)
約92(P211iS) g
連続通話時間 約140分
連続待受時間 約500時間
外部メモリ なし
FeliCa なし
赤外線通信機能 あり
Bluetooth なし
放送受信機能 なし
メインディスプレイ
方式 STN液晶
解像度 120×160ドット
サイズ 1.8インチ
表示色数 約65536色
サブディスプレイ
なし
メインカメラ
なし
サブカメラ
なし
カラーバリエーション
ピンクダブル(P211i)
ピンクブレンド(P211iS)
ハードブラック(P211i)
ジュノーブラック(P211iS)
シルバー(P211i)
ニュアンスシルバー(P211iS)
テンプレート / ノート
ウィキプロジェクト

ムーバ P211i(ムーバ・ピー に いち いち アイ)は、松下通信工業(現パナソニック モバイルコミュニケーションズ)製のNTTドコモ第二世代携帯電話(mova)端末である。 本項目では、一部改良機種のムーバ P211iS(ムーバ・ピー に いち いち アイ エス)についても述べる。

概要

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外観は、P210iから大きく変わり、やや角張った折りたたみ型となった。

プライベート液晶に、マナーモードなどを表すアイコンが表示されるようになっている。また、ヒンジ部に屈伸式のアンテナを設けている。液晶画面は、従来の256色から65536色になった。着信メロディはP端末初の32和音対応で、内側にスピーカーを搭載し、端末を開いた時でも音質を損なわないようにしている。また、本機種以降のPDC端末では日本語入力システムにモバイルWnnを採用している。

P211iSは、N211iSと同様に、ワン切り対策機能が追加され、不在着信秒数が表示できるようになった。その他、質量が1 g増え、新色となった。

歴史

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  • 2001年6月28日 P211iのテレコムエンジニアリングセンター(TELEC)による技術基準適合証明(技術基準適合証明番号WZA0068824から0068923まで、XAA0142157から0142256まで)[1]
  • 2001年7月31日 P211iの電気通信端末機器審査協会(JATE)による技術基準適合認定の設計認証(設計認証番号A01-0644JP[2]、J01-0205)
  • 2001年8月16日 P211iのTELECによる技術基準適合証明の工事設計認証(工事設計認証番号WZA0040、XAA0060)[3]
  • 2001年9月4日 P211iのTELECによる技術基準適合証明の工事設計認証(工事設計認証番号WZA0042)[4]
  • 2001年12月27日 P211iを発表
  • 2002年1月7日 P211iを発売開始
  • 2003年1月6日 P211iのTELECによる技術基準適合証明の工事設計認証(工事設計認証番号01WZA1010)
  • 2003年2月5日 P211iSのJATEによる技術基準適合認定の設計認証(設計認証番号A03-0047JP[5]、J03-0005)
  • 2003年2月6日 P211iSのTELECによる技術基準適合証明の工事設計認証(工事設計認証番号01WZA1015)
  • 2003年3月31日 P211iSをN211iSとともに発表
  • 2003年4月4日 P211iSをN211iSとともに発売開始
  • 2012年3月31日 movaサービス終了により使用はこの日限りとなる。

脚注

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  1. ^ 2001年(平成13年)9月17日総務省告示第588号「財団法人テレコムエンジニアリングセンターが技術基準適合証明等をした件」
  2. ^ 2001年(平成13年)8月15日端末機器技術適合認定等公告第15号
  3. ^ 2001年(平成13年)11月20日総務省告示第711号「財団法人テレコムエンジニアリングセンターが技術基準適合証明等をした件」
  4. ^ 2001年(平成13年)12月11日総務省告示第735号「財団法人テレコムエンジニアリングセンターが技術基準適合証明等をした件」
  5. ^ 2003年(平成15年)3月3日端末機器技術基準適合認定等公告第3号

関連項目

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外部リンク

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