DYGL
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DYGL | |
---|---|
出身地 | 日本 東京都[1] |
ジャンル | ロック |
活動期間 | 2012年 - |
レーベル | Hard Enough[2] |
公式サイト |
dayglotheband |
メンバー |
秋山信樹 下中洋介 加地洋太朗 嘉本康平 |
DYGL | |
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YouTube | |
チャンネル | |
活動期間 | 2014年 - |
ジャンル | 音楽 |
登録者数 | 約3.44万人 |
総再生回数 | 約589.6万回 |
チャンネル登録者数・総再生回数は 2023年11月12日時点。 |
DYGL(デイグロー[3])は、日本のロック・バンドである[4]。メンバーは秋山信樹、下中洋介、加地洋太朗、嘉本康平の4名で構成されている[5]。
概要
[編集]2012年、大学のサークル内で結成した[6]。秋山、加地、嘉本は同時並行して活動していたYkiki Beatのメンバーでもある[7]。
2016年、DYGLとして初のEP『Don't Know Where It Is』をリリースした[8]。その後、2017年に渡米しザ・ストロークスのアルバート・ハモンドJr.をプロデューサーに迎えアルバム『Say Goodbye to Memory Den』を発表した[9]。2019年にアルバム『Songs of Innocence & Experience』をリリースした[10]。
バンド名の由来
[編集]バンド名の由来は、"Dayglo" (デイグロー)という"蛍光色"また"安っぽくて派手"という単語から付けられた[11]。現在のバンド名に到るまでデナーダやLeatherと名乗っており、最終的にDYGLというバンド名に落ち着いた[11]。
経歴
[編集]明治学院大学在学時代に下中と嘉本と秋山の3人で組んでいたDe Nadaというバンドが前身。学外からベースが加入し4人組となる、同時期にDYGLと改名。 程なくしてベースに加地が加入した。
- 2015年
- 『EP #1』をカセットとBandcampで自主リリースした。
- 2016年
- 『Don't Know Where It Is』をCD、アナログ、カセットでリリースした[12]。
- 6月にライブツアー「DYGL "Don't know where it is" Release Tour」を開催。6月10日に京都・京都METRO、翌11日に愛知・池下CLUB UPSET、12日に大阪・LIVE SQUARE 2nd LINE、16日に東京・新代田FEVER公演で行われ、Seuss、Cemetery、ミツメ、Batman Winks、Boys Ageと競演[13]。
- 8月31日に東京・LIQUIDROOMの恵比寿移転12周年を記念して、The fin.とツーマンライブを開催。
- 12月21日に、アナログ7inch「Waste Of Time / Sightless」をリリース 。本作のミックスやマスタリングはThe Avalanchesのアルバム「Wildflower」でエンジニアを務めたアーロン・ドボスが担当。
- 2017年
- ニール・ガルビンによるソロプロジェクトOnly Realとのツーマンライブを、2月18日に東京・WWW Xで開催。
- 3月5日に大阪・CLUB CIRCUSで行われたBraidsの来日公演にゲスト出演した。
- 4月19日、アルバム『Say Goodbye to Memory Den』を発表した。アルバート・ハモンドJr.とガス・オバーグがプロデュースを手がけた。
- 『Say Goodbye to Memory Den Release Tour』と題し、5月13日に大阪・Shangri-La、翌14日に東京・WWW Xにてワンマンライブを行なった後、9月まで台湾、香港、タイ、マレーシア、インドネシア、韓国、中国、日本国内をアジアツアーを実施した。
- フジロックフェスティバルへ初出演した。
- 12月8日に大阪・梅田CLUB QUATTRO、翌9日に東京・LIQUIDROOMでワンマンライブを開催。
- 2018年
- 2月28日にシングル「Bad Kicks」の配信を開始。
- アメリカ・テキサス州オースティンで3月9日から18日にかけて開催される大規模イベント「SXSW 2018」に出演。
- 3月に、ビーチ・フォッシルズとツーマンライブを開催した。大阪・東京公演どちらもソールドアウトとなった[14]。
- 5月25日からショートツアー「BADKICKS TOUR」を開催し、5月25日の東京・WWW Xを皮切りに、27日に京都・METRO、28日に愛知・CLUB UPSETの3カ所を回った。
- サマーソニック、ライジング・サン・ロックフェスティバルにも出演した。
- 7月25日に、シングル「Bad Kicks / Hard to Love」のアナログ7inch盤が1000枚限定でリリース。
- 12月17日に東京・LIQUIDROOM、19日に大阪・梅田CLUB QUATTRO、20日に愛知・伏見JAMMIN'でワンマンライブを開催。追加公演として、12月27日に福岡・BEAT STATION、28日に北海道・Sound Lab moleを開催した。
- 2019年
- 3月6日に、シングル「A Paper Dream」を配信リリースした。[15]前作に引き続きロリー・アットウェルがプロデュースを担当し、サウスロンドンのスタジオでレコーディングされた。
- 5月31日に、セカンドアルバム『Songs of Innocence & Experience』収録の「Spit It Out」を先行配信リリースした。[16]
- 6月21日に、2ndフルアルバム『Songs of Innocence & Experience』収録曲「Don't You Wanna Dance in This Heaven?」を先行配信リリースした。[17]
- 7月3日に、セカンドアルバム『Songs of Innocence & Experience』をリリース[18]、プロデューサーとしてロリー・アットウェル (TestIcicles)が参加。7月25日に東京・代官山 蔦屋書店でアコースティックライブを実施
- 7月から10月にかけて開催の2年ぶりとなる全国ツアー「DYGL JAPAN TOUR」を発表した。追加公演が11月5日に東京・渋谷CLUB QUATTROで開催。
- フジロックフェスティバルのRED MARQUEEステージに出演した。
- 9月17日からワールドツアー「DYGL WORLD TOUR'19」を開始。9月17日から28日まではヨーロッパ、10月22日から30日まではアメリカ、11月2日から12月15日まではアジアの各地を巡った。無観客ライブ「DYGL Streaming Live」が8月30日(日)にアメリカの配信プラットフォーム・NoonChorusにて全世界配信される。
- 2020年
- 8月30日に無観客ライブ「DYGL Streaming Live」が、アメリカの配信プラットフォーム・NoonChorusにて全世界配信された。
- 2021年
- 3月3日に約1年半ぶりとなる新曲「Sink」を配信リリース。[19]
- 3月14日より東名阪と沖縄を回る単独ツアー「DYGL SPRING TOUR 2021」を開催。
- 3rdアルバム『A DAZE IN A HAZE』の先行シングル「Half of Me」はキャリア初となるラジオオンエアチャート1位を獲得。[20]
- 10月1日〜11月5日、全国ツアー「A Daze In A Haze Tour」を開催。全19公演。
- 2022年
- 11月12日・24日、渋谷WWW Xにてワンマンライブ「Thirst」開催。
- FRANZ FERDINAND TOUR JAPAN 2022 サポートアクトに抜擢。[21]
- 12月9日、セルフレコーディングに挑戦した4thアルバム『Thirst』をリリース。[22]
- 2023年
- 1月20日〜2月10日、全国ツアー「DYGL JAPAN TOUR 2023」を開催。全12公演。
メンバー
[編集]名前 | 生年月日 | 担当 | 備考 |
---|---|---|---|
秋山信樹 (あきやまのぶき) |
1992年11月27日(31歳) | ボーカル、ギター | |
下中洋介 (しもなかようすけ) |
1992年 | ギター | |
加地洋太朗 (かちようたろう) |
1992年7月14日(32歳) | ベース | |
嘉本康平 (かもとこうへい) |
1992年7月29日(32歳) | ドラムス | 3rdアルバムよりライブの際はギターを担当。 |
ディスコグラフィー
[編集]スタジオ・アルバム
[編集]発売日 | タイトル | 収録曲 | 出典 |
---|---|---|---|
2017年4月19日 | Say Goodbye to Memory Den |
全14曲
|
[23] |
2019年7月3日 | Songs of Innocence & Experience |
全10曲
|
[24] |
2021年8月28日 | A Daze In A Haze |
全12曲
|
[25] |
2022年12月9日 | Thirst |
全11曲
|
EP
[編集]シングル
[編集]- Let's Get Into Your Car(2014年9月22日)[28]
- Waste of Time(2016年12月21日)[29]
- Let It Out(2017年11月21日)[30]
- Bad Kicks(2018年2月28日)[31]
- A Paper Dream(2019年3月6日)[32]
- Sink(2021年3月3日)[33]
- Banger(2021年4月28日)[34]
- Did We Forget How to Dream in the Daytime?(2021年5月19日)[35]
- Waves(2022年3月23日)
- I Wish I Could Feel(2022年10月5日)
- Under My Skin(2022年11月16日)
- Acervation(2023年10月11日)
タイアップ一覧
[編集]使用年 | 曲名 | タイアップ |
---|---|---|
2021年 | Sink | ダイハツ「タント カスタム」CMソング[36] |
出演イベント
[編集]2015年 -
2015年
- 10月10日 - シャムキャッツ presents 「EASY」2
2016年
- 7月01日 - The Bilinda Butchers & Manic Sheep - Tokyo Shows 2016
- 7月08日・9日 - DON'T TRASH YOUR VOTE -3 DAYS SPECIAL-
- 8月27日 - Re:mix 2016
- 8月31日 - LIQUIDROOM 12th ANNIVERSARY "The fin.×DYGL"
- 9月03日 - Sunset Live 2016
2017年
- 3月24日 - TOWER RECORDS SHIBUYA presents "ShibuYabbadabba Doo"
- 3月26日 - IMAIKE GO NOW 2017
- 4月08日 - SYNCHRONICITY'17
- 4月22日 - THE NOVEMBERS TOUR「美しい日」
- 4月30日 - ARABAKI ROCK FEST.17
- 5月04日 - NIIGATA RAINBOW ROCK CIRCUIT 2017
- 5月29日 - TONE FLAKES Vol.118, HAPPY 7inch Release Party
- 6月11日 - SPACE SHOWER Presents SPRING BREEZE 2017
- 7月24日 - LIQUIDROOM 13th ANNIVERSARY
- 7月30日 - FUJI ROCK FESTIVAL '17
- 8月26日 - SPACE SHOWER SWEET LOVE SHOWER 2017
- 9月03日 - Sunset Live 2017
- 11月10日・13日 - The Strypes JAPAN TOUR 2017
2018年
- 3月27日・28日 - DYGL × BEACH FOSSILS
- 4月29日 - ARABAKI ROCK FEST.18
- 8月11日 - RISING SUN ROCK FESTIVAL 2018 in EZO
- 8月18日 - SUMMER SONIC 2018
2019年
- 7月27日 - FUJI ROCK FESTIVAL'19
- 9月07日 - Sunset Live 2019
2020年
- 11月13日 - SMASH go round
2021年
- 7月09日 - SPIN.DISCOVERY -SPECIAL-
- 8月12日 - UBC-jam vol.33
脚注
[編集]- ^ “DYGL”. Bandcamp. 2019年7月18日閲覧。
- ^ “DYGLが1stEPのレコ発ツアーを開催! ミツメ、Seuss、Boys Age、Cemetery、Batman Winksらと共演!”. Spincoaster (2016年4月13日). 2019年7月18日閲覧。
- ^ “INTERVIEW / DYGL”. Spincoaster (2017年4月27日). 2019年7月18日閲覧。
- ^ “【インタビュー】DYGLの車で聴きたい楽曲プレイリスト”. Qetic (2017年2月2日). 2019年7月18日閲覧。
- ^ a b “DYGL『Songs of Innocence & Experience』 誰よりもロマンチストな4人組の見る夢”. Mikiki (2019年7月11日). 2019年7月18日閲覧。
- ^ “DYGLの4都市ツアーにミツメら、新作EPのレコ発イベント”. CINRA.NET (2016年4月13日). 2019年7月18日閲覧。
- ^ “Ykiki Beatのメンバー3人を擁するロックバンドDYGL、ファーストEPをリリース!”. BELONG Media (2016年3月14日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ “DYGL──格好いい男の子たち現る”. ele-king (2016年3月29日). 2019年7月18日閲覧。
- ^ “DYGL、最新アルバムより「Let It Out」MV&「Come Together」音源公開”. 音楽ナタリー (2017年4月11日). 2019年7月18日閲覧。
- ^ “ヨーロッパへと新たな一歩を踏み出したインディロックバンド、dygl”. i-D (2019年7月3日). 2019年7月18日閲覧。
- ^ a b c “【interview前半+おまけ】 アメリカ滞在中のDYGLが語るアナログ録音にこだわった最新作と現地から写真で現状をお届け!”. BELONG Media (2016年5月1日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “Ykiki Beatメンバー3人所属のDYGL、3形態で新作リリース”. 音楽ナタリー. 2021年3月28日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “DYGLのレコ発ツアーにミツメ、Cemetery、Seussら”. 音楽ナタリー. 2021年3月28日閲覧。
- ^ “【ライブレポート】DYGLとBeach Fossils、夢の競演果たしたツーマン”. 音楽ナタリー. 2019年8月16日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “ロンドンで活動中のDYGL、約1年ぶり新作「A Paper Dream」”. 音楽ナタリー. 2021年3月28日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “DYGLの2ndアルバム曲「Spit It Out」先行配信、イギリスでのライブ映像も公開(動画あり)”. 音楽ナタリー. 2021年3月28日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “DYGL新アルバム曲先行配信、代官山でアコースティックライブも決定(動画あり)”. 音楽ナタリー. 2021年3月29日閲覧。
- ^ “世界基準で真っ向勝負するDYGLの「無邪気さ」と「経験」をセカンド・アルバムで追体験する”. Qetic (2019年7月5日). 2019年8月16日閲覧。
- ^ Inc, Natasha. “DYGLが1年半ぶり新曲配信、4都市回るツアーも決定”. 音楽ナタリー. 2021年3月29日閲覧。
- ^ https://www.musicman.co.jp/chart/413544
- ^ https://smash-jpn.com/ff2022/
- ^ https://natalie.mu/music/news/501558
- ^ “Say Goodbye to Memory Den by DYGL”. Apple Music. Apple Inc.. 2019年7月18日閲覧。
- ^ “Songs of Innocence & Experience by DYGL”. Apple Music. Apple Inc.. 2019年7月18日閲覧。
- ^ “A Daze In A Haze by DYGL”. Apple Music. Apple Inc.. 2021年8月28日閲覧。
- ^ “EP #1 | DYGL”. Bandcamp. 2019年7月18日閲覧。
- ^ “Don't Know Where It Is - EP by DYGL”. Apple Music. Apple Inc.. 2019年7月18日閲覧。
- ^ “Let's Get Into Your Car | DYGL”. Bandcamp. 2019年7月18日閲覧。
- ^ “Waste of Time - Single by DYGL”. Apple Music. Apple Inc.. 2019年7月18日閲覧。
- ^ “Let It Out - Single by DYGL”. Apple Music. Apple Inc.. 2019年7月18日閲覧。
- ^ “Bad Kicks - Single by DYGL”. Apple Music. Apple Inc.. 2019年7月18日閲覧。
- ^ “A Paper Dream - Single by DYGL”. Apple Music. Apple Inc.. 2019年7月18日閲覧。
- ^ (英語) Sink - Single by DYGL 2021年3月29日閲覧。
- ^ (英語) Banger - Single by DYGL 2022年1月9日閲覧。
- ^ (英語) Did We Forget How to Dream in the Daytime? - Single by DYGL 2022年1月9日閲覧。
- ^ “DYGL(デイグロー)、「Sink」に続く新曲「Banger」リリース!”. BELONG (2021年1月29日). 2021年5月15日閲覧。
関連文献
[編集]- Michel, Patrick St. (2016年5月1日). “DYGL soaks in New York's garage rock and politics”. The Japan Times. 2019年7月18日閲覧。
- Hadfield, James (2019年7月2日). “A musical pilgrimage to an adopted homeland with DYGL”. The Japan Times. 2019年7月18日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- DYGL - Discogs
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