興味本位で買ってきたのですが、予想以上に使い勝手が良かった。これは割と前線で戦ってくれそうな予感です。
Bluetooth® HID送信機 | バッファロー
http://buffalo.jp/products/catalog/supply/bluetooth/bluetooth/hid/bshsbt04/
パッケージはこんなかんじ。最近はシンプルパッケージでいいですね。
PCに装着したところ。このアダプタを装着したPCのキーボードがAndroidやiPhoneなどの操作用に使えます。接続は標準的なHIDプロトコルなので汎用性が高いのも嬉しい。
余計な設定は不要で、アダプタを接続すると表示される「VirtualHID」を選ぶだけ。横に「Mac」フォルダがあることからも分かる通り、Macでも同様に利用できます。
VirtualHIDを起動したところ。このアプリケーションがアクティブになっているときはタブレット側でキーボードを使え、非アクティブになっているときはPC側の文字入力ができるので、いちいちペアリングを切り替えたりすることもないのが手軽です。
スマートフォンやタブレットとのペアリングは「Bluetooth」メニューから。このあたりはBluetooth機器使ってれば割と標準的な作りですね。
キーボード配列は自由に変えられます。接続する端末にあわせて変えておきましょう。右上に写ってる謎のバーはキャプチャミスなのでお気になさらずw
こちらがAndroidのキーボード配置。左上のEscが戻るボタンになったほか、F1が検索、F2がホームに割り当てられています。
こだわり派の人に向けてUS配列も選べます。これは作り込まれてますなー。
面白かったのが、PC側でBluetoothキーボードを使っていてもこのアプリを利用してスマートフォンやタブレットを操作できること。PCを介してBluetoothをBluetoothで操作するという不思議な作りですが、ちゃんとこれが動くのが面白い。
さらにキーボード右上にあるマウスボタンをクリックすると、Bluetoothマウスまでタブレットで使えちゃう。タブレットのマウス操作は若干もっさりめになりますが、それでもいちいちキーボードから手を離さずタブレットやスマホを操作できるのは思った以上に便利です。
オフィスではこんな感じでPCの横のタブレットをぶら下げて使ってるのですが、これをパソコン1台で両方操作できちゃうのが相当便利。ペアリングは接続したままにしておけるので、Bluetoothキーボードでペアリング切り替えるよりよっぽど手軽。端末も最大10台まで登録できるので、手持ちのスマホを登録しておいてそちらに切り替えてもよしと、かなり汎用性高いです。
値段もお手頃なので、スマホやタブレットとパソコンを併用する人にお勧め。オフィスだけでなくカフェなど落ち着いてパソコンを開ける場所では重宝しそうです。
iBUFFALO Bluetooth HID送信機 ブラック BSHSBT04BK