2008年末、世の中は未曽有の不況時代に突入しました。「100年に一度の不況」ともいわれ、資料によっては第2次世界大戦時より不況になっていると論じている者まで現れて、その底はまだ見えません。 よく「大不況のときこそ技術革新が行われる」といわれます。不況によって、いったんさまざまなものがリセットされ、新しい技術、新しい人材が不況の後に出現するというのは自然な流れなのかもしれません。そういった「世界を変えていく技術」とは、どのようなものなのでしょうか? その可能性の1つが、RIA(Rich Internet Application)/リッチクライアントなのではないかと筆者は考えています。 □ いまさら聞けないRIA入門 本特集では、前中後編3回に渡ってRIA入門をお届けします。いま注目されているRIAに関して、その概要と主要なRIA技術たちを紹介し、サンプルアプリケーションも作ってそれぞれを検