『大漢和辞典』の漢字5万字を一覧!
タテ728mm×ヨコ1030mmの大迫力ポスター
楽しみかた、いろいろ…
漢
【漢】の部首は「氵(さんずい)」です。伝統的な部首では「水」部になります。 部首一覧 部首は画数順に並んでいます。「水」=4画の見出しは、上段205行75列に見つかります。
画数の見当のつけ方は、たとえば上段211行1列に【海】字があります。この部首内画数(部首以外の部分の画数)は7画。上段221行1列にある【激】字の部首内画数は13画です。
【漢】の部首内画数は10 画ですから、7画の【海】と13画の【激】にはさまれた部分を探します。
【漢】は、小学校で習う教育漢字です。このように、探す漢字が「教育漢字」「(教育漢字以外の)常用漢字」「人名用漢字」のいずれかということがわかっている場合は、色をヒントにして探すと早いです。
『大漢和辞典』の部首は、伝統的な部首配列に基づいていますので、一般の学習漢和辞典の部首とは違うことがあります。
代表的な例には次のようなものがあります。
「漢字文化資料館」の人気コーナー「漢字Q&A」は、さまざまな人から寄せられた漢字の疑問にお答えするコーナーです。
ここでは、ちょっと気になる漢字にまつわる質問をいくつかご紹介します。この Q&Aで取り上げられた漢字を、ポスターで見つけてみてください。
以前は、「『大漢和辞典』には、この世のありとあらゆる漢字が収められていて、その数は約5万である」というのが、漢字の世界では、一般常識とされていました…
詳しくはこちら現在、漢和辞典の多くは、『康熙字典(こうきじてん)』を基準として部首を定めています。しかし、実際には『康熙字典』の部首にいろいろと手を加えているのが現状です。
たとえば、『康熙字典』で「口(くち)」部に収めている「單」という漢字は、常用漢字では「単」となり 「口 」の部分がなくなってしまいました。
そこで多くの漢和辞典で は、「ツ」部を新設して、「単」を始め、「営」(旧字体は「營」)、「厳」(旧字体は「嚴」)などを収録することにしています…
一般の日常生活で使われる漢字の目安を定めた常用漢字の中では、一番画数の多い漢字は「鑑」で23画ですが、現実にはもっと画数の多い漢字が存在しています。
『大漢和辞典』では、「龍」という字を4つ並べた漢字(音読みテツ、意味は「口数が多い」)が64画で最高です…
数の20を表す「廿」という字は、もともと「十」に縦棒を1本足してできあがったものだ、ということをご存知 の方は多いでしょう。そして、さらに縦棒を1本足した「卅」(30)という漢字もあることをご存知の方も、いらっしゃるでしょう。
とすると、ご質問の図のような漢字は、当然ながら40では ないかと予想されますよね。それで間違いはないのです…
このような漢数字の書き方は、「大字(だいじ)」と呼ばれていて、商取引の金額など、文字が改変されると困る場合に、字画の複雑な漢字を使うものです。そういう目的で用いられる書き方ですから、「四」以上にもないと困ります…
詳しくはこちら本当にあるんですね、これが。でも、別にローマ字の「Y」と何らかの関係があるわけではありません。
びっくりするほど珍しい漢字、というわけでもなく、たとえば小社の学習用漢和辞典『新漢語林』にも載っています…
小社『大漢和辞典』の中でも、「索引」巻の「補遺��という部分に載っている漢字で、形の奇抜さという点では、『大漢和』5万字の中でも、まずトップクラスのものでしょう。
この漢字は「葵」の本字だとされていて、紀元1世紀ごろに中国で作られた漢字字書『説文解字(せつもんかいじ)』に載っている漢字です。
下図はその該当部分で、左端に載っているのが「葵」です…
・・・・・・他にもいろいろな疑問・質問があるので、ぜひご覧ください。・・・・・・
漢字Q&A(漢字文化資料館)このポスターに収録した順番に、部首・教育漢字・(教育漢字以外の)常用漢字・人名用漢字を配列しました。漢字を見つけるときにご活用ください。
月2更新!
漢字文化資料館(@TaishukanKanji)「今日の大漢和」で紹介される文字をハッシュタグ「#漢字ポスター」をつけて前の日の夕方にツイートします。その漢字をポスターで探してみてください!
漢字が見つけられなくても大丈夫。ポスターのどの位置にあるのか、なぜその漢字が「今日の字」に選ばれたのか、など裏話を当日の夕方にツイートするので、お楽しみに!
このほかの漢字でも探している字がどうしてもポスターで見つからない!という場合は、ハッシュタグ「#漢字ポスター」や「#漢字5万字」を付けて、「●が見つからない」とツイートしてみてください。担当者が見つけたら答えをお知らせします。
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