ああ~アツゥイ!!(憤怒)
この夏はマジで暑いですよね……。皆様、水分補給とクーラーの使用をお忘れなく……。というのは余談でして、毎日暑い暑いといいながらも、毎年の夏が来ればプレイしたくなるのが、そう! ホラーゲーム!(一部の人限定?)
ホラーゲーム好きライターがこの夏におすすめしたいホットでクールになれるホラーゲームを今年は7本ご紹介したいと思います!
本稿では、各ゲームのデータとともに、筆者の独断と偏見で定めたホラー度を5段階評価でお届け。ゲームを選ぶときの指針にしてみてください。
それでは、皆さんいいホラゲーライフを!!
体感2℃はヒンヤリできる(気がする)おすすめホラゲー7選
『バイオハザード RE:4』
今年のホラゲーといえばまずコレ! アクションとホラーが見事に融合したサバイバルアクション
-
基本情報
- プラットフォーム:プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、PC(Steam)
- 発売日:2023年3月24日(金)
-
恐怖度
- じわじわ度 :★★
- ビックリ度 :★★★★
- 抵抗できない度:★★
- トータル恐怖度:★★★
カプコンが手掛ける名作サバイバルアクションシリーズの最新作で、2005年に発売された『バイオハザード4』のリメイク作としてリリース。
『バイオハザード RE:2』の物語から6年が経過し、合衆国大統領直属のエージェントとなったレオンは、消息を絶った大統領の娘を探すためヨーロッパを訪れることになります。
とある閉じられた村の住民や、謎の怪物たちとのスリルあふれるアクションが楽しめるのが魅力。最新技術によって描かれるグラフィックがプレイヤーの恐怖を存分に煽ってくれます。
これまでのシリーズタイトルは火器による攻撃がメインでしたが、敵の攻撃を弾く“パリィ”をはじめとした新アクションが登場。アクションの幅が広がり、敵を倒す爽快なプレイも楽しめるようになりました。
ホラーの老舗の名作シリーズというだけあり、ゲームバランスは程よい感じにやさしく、アクションが苦手という人でも楽しめるはず。
「敵を倒せる」という心情から恐怖度も控えめ。「怖すぎるゲームは無理だけど、程よくホラーを感じたい!」という人は、ぜひプレイしてみてください。
『バイオハザード RE:4』(PS5)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『バイオハザード RE:4』(PS4)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『バイオハザード RE:4』(Xbox)の購入はこちら (Microsoft Store) 『バイオハザード RE:4』(PC)の購入はこちら (Amazon.co.jp)『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』
呪いの力で命を奪い合う呪術バトル開幕!
-
基本情報
- プラットフォーム:Nintendo Switch、PC(Steam)、iOS、Android
- 発売日:2023年3月9日(木)
※ダウンロード専売。
-
恐怖度
- じわじわ度 :★★★★
- ビックリ度 :★★★
- 抵抗できない度:★★
- トータル恐怖度:★★★
スクウェア・エニックスから発売されたアドベンチャーゲーム。突如として他人を呪い殺せる力に目覚めたキャラクターたちが、その力を巡って呪術バトルをくり広げることになります。
その力を駆使すれば、人間をひとりだけ生き返らせることができる……。呪いの力を使って望みを叶えようとする者、呪いによる被害を出さないように奔走する者、さまざまな登場キャラクターの思惑が絡み合ったストーリーが見どころです。
本作はさまざまなキャラクターの視点から物語が進み、張り巡らされたギミックを解きながら隠された大きな謎を解き明かしていくことになります。
なかにはゲーム機の機能を使用した謎解きなども用意されており、予想以上に閃きが重要。謎を解いたときには、思わぬスッキリ体験が味わえることでしょう。
ホラーゲームとしての恐怖度は低め。それよりも登場人物たちの軽快な会話や、謎が謎を呼ぶストーリー、それぞれのキャラクターの交錯する想いなどに目を惹かれ、先に先にと読み進めたくなる魅力のある作品です。
恐怖演出はそれほどでもないので、明るい部屋でプレイすればホラーが苦手な人でも楽しめるはず。ホラーと言いつつも練り込まれたストーリーが最大の魅力な『パラノマサイト』は、ホラーゲームと言わずともおすすめしたい名作です!
『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』(Switch)の購入はこちら (マイニンテンドーストア) 『パラノマサイト FILE23 本所七不思議』(PC)の購入はこちら (Steam)『零 ~月蝕の仮面~』
今年遊べる和ホラーナンバーワンはコレ! 霊を激写して倒す快感に溺れろ!?
-
基本情報
- プラットフォーム:Nintendo Switch、プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)
- 発売日:2023年3月9日(木)
-
恐怖度
- じわじわ度 :★★★★
- ビックリ度 :★★★★
- 抵抗できない度:★
- トータル恐怖度:★★★★
2008年にWiiで発売された和風ホラーアドベンチャーゲームのリメイク作。現行機に合わせてグラフィックが強化されたほか、新コスチュームや“フォトモード”が追加されるなどのパワーアップを果たしています。
『零』といえば、コーエーテクモゲームスが手掛ける名作シリーズで、まさにホラー! といった演出がキモ。ゲーム側がプレイヤーを怖がらせる気満々なんです。ステージ内のギミックを調べたときにプレイヤーを驚かせてくるドッキリ演出はお約束。少しプレイを重ねれば「これ調べると(霊が)出てくるだろ!」と疑心暗鬼になること間違いなしです(覚悟を決めて調べたけど何も出てこない、というのもお約束)。
また、シリーズの特徴といえば“射影機”を使った霊とのバトルも見どころのひとつ。恐ろしい霊たちを射影機に映さなければ攻撃できないため、見たくない霊を積極的に画面に表示させなければ倒せないというのがニクい演出です。
じっとりじわじわした恐怖が味わえる和ホラーが楽しみたいなら、本作で決まり! ちょっとセクシーなコスチュームへのお着替えもお約束(?)なので、ホラーとセクシーのミックステイストもじっくりと味わっちゃいましょう。せっかくだしね。
『零 ~月蝕の仮面~』(Switch)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『零 ~月蝕の仮面~』(PS4)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『零 ~月蝕の仮面~』(Xbox)の購入はこちら (Microsoft Store) 『零 ~月蝕の仮面~』(PC)の購入はこちら (Steam)『SIGNALIS』
名作ゲームにインスパイアされたサバイバルホラー
-
基本情報
- プラットフォーム:Nintendo Switch、プレイステーション4、PC(Steam)
- 発売日:2022年10月27日(木)
-
恐怖度
- じわじわ度 :★★★★★
- ビックリ度 :★★
- 抵抗できない度:★★★★
- トータル恐怖度:★★★
クラシックゲームテイストのドットグラフィックで展開されるインディーゲーム。『バイオハザード』などのサバイバルアクションゲームに多大なるインスパイアを受けた(であろう)作品で、武器や回復アイテムなどの管理が非常に重要な要素となっています。
出現する敵と戦い続けていると弾薬がすぐになくなってしまいます。戦闘は最後の手段と割り切り、敵から隠れたり逃げたりしてアイテムを節約するような立ち回りが攻略では重要です。
世界設定もかなり独特。主人公であるエルスターは、雪で覆われた辺境の惑星に墜落した宇宙船の中で目を覚まします。エルスターは相棒のアリアーネ・ヤンを探すために廃墟を捜索しますが、エルスターは謎のフラッシュバックや幻覚を目の当たりにして……。
薄暗く、静かな廃墟の探索は終始不気味な雰囲気を醸し出しています。びっくり要素は少なめですが、アイテムの残量を考えながらプレイしなければいけないという焦りが一層の恐怖を演出してくれます。
多くの謎に包まれたストーリーも秀逸で、先が気になる展開。最後までプレイすれば、あっと驚く結末が待っているかも!?
『SIGNALIS』(Switch)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『SIGNALIS』(PS4)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『SIGNALIS』(PC)の購入はこちら (Steam)『Killer Frequency』
通話相手の命はラジオDJに委ねられた。通話のみで殺人鬼の魔の手から救い出せ!!
-
基本情報
- プラットフォーム:Nintendo Switch、プレイステーション5、プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)
- 発売日:2023年6月1日(木)
※プレイステーション4、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)はダウンロード版のみ。Steam版の発売日は6月2日(金)。Nintendo Switch、プレイステーション5のパッケージ版は2023年8月24日(木)発売。
-
恐怖度
- じわじわ度 :★★★★★
- ビックリ度 :★★
- 抵抗できない度:★★★★
- トータル恐怖度:★★★★
プレイヤーは深夜ラジオ番組の司会者(DJ)。ある日、過去に実在したとされる殺人鬼“口笛男(ホイッスリングマン)”に襲われたという住民から、ラジオ局に入電が。
聞くところによると警察の緊急ダイアルに電話したようなのですが、警察が応援を要請しているあいだにラジオ局にその電話がつながるようになってしまったという。なんだそれ。
口笛男の襲撃を受けたという通話先の相手をなだめつつ、状況を聞き出して救い出す手立てを考える必要があります。通話相手の話だけでは情報が足りないという場合は、ラジオ局のオフィス内を歩き回って資料を集め、それをもとに通話相手に指示を出すことも重要となっています。
このヒントが、非常に細やかにデザインされているのが特徴。ラジオ局にはありとあらゆる場所に攻略のヒントとなる情報が記されています。「ただのグラフィックだろう」と思ってスルーしていた壁の地図が、通話相手を救い出すキーになることも。隅々まで調べなければ、完全クリアーは成し遂げられないと言っても過言ではありません。
攻略には地道な情報収集と閃きが非常に大切。通話相手の手助けをしつつ、空いた時間にラジオ局内を探索し、口笛男の正体を探すこともゲームの目的のひとつとして設定されています。怖いけどお話の先に進みたい! 先が気になるストーリー性なことも、プレイに拍車をかける要因になっていると言えるでしょう。
通話相手の恐怖に包まれた迫真のボイスも、恐怖を煽ってくれる演出のひとつ。アクション要素は少なめなので、じわじわとした恐怖感をじっくりと味わいたい人におすすめです。
『Killer Frequency』(Switch)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『Killer Frequency』(PS5)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『Killer Frequency』(Xbox)の購入はこちら (Microsoft Store) 『Killer Frequency』(PC)の購入はこちら (Steam)『CRIMSON SNOW』
異形が迫る恐怖演出に絶叫必至! この夏のビックリホラーナンバーワン
-
基本情報
- プラットフォーム:PC(Steam)
- 発売日:2023年3月29日(水)
-
恐怖度
- じわじわ度 :★★★★★
- ビックリ度 :★★★★★
- 抵抗できない度:★★★★★
- トータル恐怖度:★★★★★
いや~怖かった! と思わず言ってしまう、この夏の個人的ナンバーワンホラー作品がこちら。とにかく身の毛もよだつ恐怖演出が秀逸です。恐怖度的には文句なしの満点!
ゲームの内容は、ごくごくふつうな一人称視点のウォーキングシミュレーターなのですが、恐怖演出がとにかくすごい!
プレイヤーは恋人とステキなクリスマスを過ごすはずだった青年なのですが、突如として現れた元カノ(異形の姿)から逃げ回ることに。なんだそれ。
この元カノが、もう恐怖演出のプロ。通路の向こう側を曲がろうとした刹那、にょきっと顔を出してきたり、ドアの隙間から指を差し入れてドアを開けたりと、やりたい放題。ふつうに開けろ。
そんなに怖がらせなくても! と思うほどの演出で、プレイヤーの精神をガリガリと削っていきます。接近されればアウトなので、なるべく近寄られないように逃げ回りながら脱出経路を見つけ出さなければいけません。でも「この角を曲がったらアイツがいるかも……いや、いるんだよなぁ」といった勝手に湧き上がる恐怖感・疑心暗鬼にさいなまれ、きっと歩みが遅くなること間違いなし。
プレイ時間は誰でも1~2時間でクリアーできるボリューム&難易度でとってもお手軽。しかも価格は720円と激安。友だちと集まってワイワイ楽しんでもよし、ひとりで手軽に恐怖を楽しんでもよし。選択肢によってエンディングが変化する要素もあるので、何度も楽しみたくなる作品です。
それにしても元カノの笑顔が怖い!!!
※画像はSteam配信ページより引用。
『死噛 ~シビトマギレ~』
心霊ホラーでおなじみのエクスペリエンス発! 不気味系グロホラーADV
-
基本情報
- プラットフォーム:Nintendo Switch、プレイステーション4
- 発売日:2022年12月1日(木)
-
恐怖度
- じわじわ度 :★★★★★
- ビックリ度 :★★
- 抵抗できない度:★★★★
- トータル恐怖度:★★★★★
グロい見た目で襲い来る怪異たちに恐怖する心理ホラーアドベンチャーゲームを、多数手掛けてきたエクスペリエンスの最新作。言いようのない不安感と恐怖感を煽るグラフィックでプレイヤーに上質なホラー体験を味わわせてくれます。
とある学園で起こる心霊事件を調査しにきた男を操作して、『クロックタワー』シリーズのような横スクロールのフィールドを探索するアドベンチャーゲーム。怪しい場所を調べて事件の謎を解き明かしていきます。
怪異と出会うまでは命の危険はないので、じっとり系ホラーなシナリオをじっくりと堪能しましょう。
調査を進めるさなか、怪���と出会ってしまうと“サスペンシブアクト”に突入。キャラクターの“精魂”が尽きるまでに正解のコマンドを入力して怪異から逃げ出さなければ、ゲームオーバーになってしまいます。
この精魂がタイムリミット感を演出してくれるため、否が応にも操作が焦る! 徐々に画面に迫ってくる怪異の姿も本当に(いい意味で)嫌悪感のあるデザインで、じわじわとした恐怖感を演出してくれます。
「もう怖いから帰ろうよ~」と言いたくなるくらい怖い場所を巡ってくれるので、一気にプレイするのはけっこう体力と精神力を必要とするかも。それくらい恐怖度の高いホラーゲームとなっています!
『死噛 ~シビトマギレ~』(Switch)の購入はこちら (Amazon.co.jp) 『死噛 ~シビトマギレ~』(PS4)の購入はこちら (Amazon.co.jp)2022~2023年シーズンも、数々のホラーゲームが発売され筆者もプレイが追いつかないほどです。読者の皆さんも、とっておきのホラーゲームを探して恐怖体験を味わってみてください。
今後ですが、あの名作サバイバルホラー『クロックタワー』の移植版が発売されるので、非常に楽しみにしています。さらに、こちらも名作ホラーアクション『サイレントヒル』もシリーズが再始動するといったニュースも! ホラーゲーム業界から増々目が離せません。
来年もまた、おすすめホラゲーを紹介したいと思いますので、がんばって2024年まで生きていこうと思います! 目標体重-10kg!(ダイエット中)