横浜中華街いろいろ食べたくなるガイド
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あ、前置きが長いので、店を探したい人はさっさとメニューから飛んでください_(:3」∠)_
えー、ある日、ついなんとなく中華街に泊まったのです。
それも4泊5日で。
自分、神奈川県民なので、中華街まで1時間。基本的に日帰りの距離。
なのに、特に理由はないんですが、近場にも関わらずなんか泊まりたくなりまして。
で、やってみたんですよ。
そしたらこう、ついうっかりハマってしまった。
という話です。
どれくらいハマったかっていうと、また4泊5日で行ったくらいには。
そして、さらに4泊5日した上に4泊5日したんですけど。
あれ、半月以上も中華街にいるんじゃね?_(:3」∠)_
や、まあそれくらいすげえんですよ、中華街。
で、また、中華街に4泊5日で行ったり4泊5日でいったりしてました(6回目)
一年のうち一ヶ月を中華街で過ごした計算じゃね?_(:3」∠)_
中華街もいろんな店がありまして、まだまだ開拓しがいがあるのですが。
それでも、普段食べられないメニューばかり狙ってたら、それなりにいろんな店が開拓できまして。
なので、中華街で行ったうまい店を置いとくからみんな行こう!
■中華街はテーマパークである
当然と言えば当然のような気もしますが。
中華街ってのはテーマパークみたいなもんです。
我々が知っているはずの日常が存在しません。
そして中華って一概に言うけども、東北料理と広東料理と上海料理、さらに四川料理と北京料理と福建料理に台湾料理、湖南料理、香港料理などなどまであるんですよ。
それだけならともかく、周りを囲むのは元町と山下公園、横浜スタジアム、そしてガンダムです。
ちょっと歩けばみなとみらいまで行けちゃうし、氷川丸が鎮座している山下ふ頭からは、船も出る(現在工事中だけど)んですよ。
それでいてとりあえず必要なもの探しに行こうって思うと、業務スーパーや元町のドンキ、100円ショップが用意してあります。
何ココ……おかしくね?_(:3」∠)_
そして恐ろしいことに。
中華街近辺に宿を取っていると、素泊まりという意味が消失します。
だって、ホテル出たら目の前に中華料理のテーマパークですよ?
ディスニーランドみたいなもんです、ミラコスタ!
ホテルのグレードに関係なく、ロビーを出たら中華街が用意されてるので。
しかも散歩に山下公園、夜になったらバーまで用意されてます。
何この天国。
そんな感じで、色々楽しんでもらえると幸いです。
■中華街での食事代と食べ方
平日昼は結構ランチやってて1000円前後。休日は+500。
点心は3品2000円ぐらい。
観光でしっかり食べる場合、夜はだいたい2000~5000円くらいは覚悟しておいたほうが良いかも。
もちろん、一品や定食的にすませば1000~1500円前後ですが、一皿2000円ぐらいの店も結構あります。
もっとも、夜は値段もするけど量もある店が多いので、迂闊に頼むと2~3人前の大皿が出て来ることがあります。
知ってる中では、特に天龍菜館のご飯ものと、東北人家の料理は結構な量が来ます。
ただ、食べきれないのはよくあることらしく、テイクアウトにしてもらえば全然問題ありません。
また行列店では、持ち帰りを事前注文しておく方法などもあるので、泊まりの場合はホテルに持ち帰って食べるのもアリ。
家が近い友人がいれば、そいつの家に中華街を持って帰ってやると、喜ばれること請け合いです。
土休日の昼は激混みすること請け合いなので、行列に並びたくない人は大通りを避け、善隣門の奥の方などに行くと比較的空いてることが多いです。
個人店知らないとなかなか行かないのですが、石川町や横浜スタジアム方面、長安通りや西門通り付近にもいい店はあるので是非。
また、朝ごはん事情があまり良くないので、朝はテイクアウトの食事で済ませてしまうのもアリです。
冷めてもうまいので結構行けてしまいます。
それと、中華街の外周に公衆トイレが3箇所ほどあるので、参考までに。
なお注意点が3つ。
ひとつは、接客対応があまり愛想良くない場合も多いです。
これは「中国にそういう習慣がないだけ」なので、悪気は一切ありません。
そういうもんです_(:3」∠)_
態度が悪いのではなく、中華街の醍醐味ぐらいに思っておくのが良いです。
むしろガンガン話しかけたほうがよく対応してくれたりもします。
うまいって伝えると結構喜んでくれたりしますし。
もちろん、良い感じの店もあるので、その辺も含めて楽しむのがいいです。
異国情緒の一環なので。
次に、閉店時間が早くアバウトなこと。
21時くらい終了が多く、平日で雨なんかだと早まる店もあります。
特に、19時半過ぎると、どんどん閉店する場合もあるのでそのつもりで。
遅くまで安定してやっている天龍菜館、福龍酒家、福満園、馬さんの店、金福隆などを利用する感じになりますかも。
営業日については、老舗は水曜日に休みが多い傾向。
火~木はそこそこ休む店が多いので、目当てがある場合はチェック推奨。
またGW営業などで、大型連休のあとなどは代休を取る店もあります。
コロナで営業時間が短くなっている場合もあり、遠くから来て目当てがある場合は、ちゃんと調べておくのがいいようです。
そして最後。
びっくりすることに、同じ屋号なのに新館や二号店が本店とつながりがない全くの別経営の場合があることです。
めっちゃややこしいんですが、裁判でも解決しなかった模様でして……。
本店のサイトに、新館は関係ないってわざわざ書いてある場合もあります。
もちろん系列店の場合もあるので、さらにややこしい……。
行くときは下調べして、気をつけておくといいです。
■食べ放題のワナ
中華街に初めて行くと、とにかく食べ放題を掲げる店に圧倒されます。
しかも、どの店に入っていいかわからないうちに、なんとなく良さげに思えてきて吸い込まれていく……あるあるパターンです。
が、せっかく初めて中華街行って定額食べ放題は、あまり良い結果にはならない可能性も高いのです_(:3」∠)_
基本的に、中華街の食べ放題には二種類あります。
とにかく安く回す店か、値段出すけどそれなりにしっかりした店か、どっちかです。
簡単に言うと、2000円以下か、3000円前後からその上です。
安い店はぶっちゃけ、近所の中華チェーンで食べるようなモノかそれ以下なので、そういうつもりで行くべきでして。
だって、2000円以下で食べ放題ですよ?_(:3」∠)_
冷静に考えて、その値段でいい食事があるわけないじゃないですか。
食べ放題の店に行くのは、基本的に2通り。
一人で飲みに行くか、そこの店で食べたい何かがあるときだけです。
たとえば個人的には、北京ダックが死ぬほど食べたいって知人を、北京烤鴨店(ペキンカオヤーテン)に連れて行くなどする感じです。
あそこは全体的に肉料理がそれなりに出てくる気がします。(料理の当たり外れはあるけど)
眼の前で窯焼ダックを切り分けてくれるので、アレはありがたさある気はするし、それを見に行く所あります。
他にも点心系で値段を出すと相応に食べられる店はあると思ってていいです。
ただ、慣れるとあまり食べ放題店そのものにいかなくなります。
理由は単純でして。
人数集めたら、うまいメシをシェアしたほうが、安い上にうまくて良いからです。
まず落ち着いて普段の食生活を考えてみましょう。
一般的には、普段、ご飯に料理ひと皿の中華定食でお腹いっぱい気味です。
つまり、基本的にはご飯とメイン一皿+小皿くらいしか食べられないんですな。
そう考えた場合、たとえば2000円の料理を人数分頼んで、みんなでバラバラに頼んでシェアしても、一人当たり2000円しかかかりません。
そして、人数分の種類は食べられます。
それなりに値段する店でも、全体的には1500~2000円前後くらいの皿が多いです。
なので、3人もいれば、ひとり2000~2500円も出すと、結構なものがお腹いっぱい食べられます。
特に昼であれば、ランチメニューあったりもするのでなおさらです。
冷静に考えれば当然なんですけども、中華街に来ると情報過多でキャパオーバーするので、そんなことすら思い当たらなくなります。
つい、食べたいものを種類たくさん……と考えてしまいがち。
でもぶっちゃけ、点心ですら一人あたり4~5つも頼むと十分です。
3人で行ったとして、700円点心6つ、1300円一品料理2つ頼んでも一人頭2300円です。
結構、人数がいれば種類を色々食べられるんですわ。
種類目当てであれば、点心なら最初から、萬珍樓點心舗や菜香新館、重慶茶寮など点心が強い店や、小皿料理が存在する麺王翔記や新錦江、小皿たくさん食べたら自動的に食べ放題になる一品閣などに行くべきだったりします。
660円料理を一人で3つ頼んで2000円前後なので、結構いい感じになりますですよ。
個人の場合はどうするかって?
そこはそれ、お持ち帰りや小皿料理の店を駆使します。
また、必ずしもお腹いっぱい食べなければいけないわけでもないことに注意してください。
たとえ一品でも、うまいものが食べられれば良いので。
わかんないからとにかく種類、って思って食べ放題に入って、いつも食べてるような知ってる料理しか頼まない、なんてのも珍しくないので。
■買い食いはいかにもな店で
なお、買い食いについては、全く逆の性質があります。
いかにも皆が行きそうなところがいいです。
なぜって、駄菓子的な性質があるので、いかにもなところのほうがいいものにありつける確率が高いです。
ジャンキーで大衆的な感じ大事。
ただまあ、無理に並ばないといけないわけでもないので。
そこは並んでるからと考えず、適当に済ませていいと思います。
せっかくだから並ぶほうが醍醐味だし楽しい場合はそれはそれで。
街外れの方だと値段が安い場合もあるんですが、そういうのは質が悪い場合もあったりするのでやめましょう。
少なくとも人通りが見込めるところで、必要な値段は必ず出してください。
周囲の他店より妙に安いのは危ないです。
大通り、関帝廟通り、市場通り、西門通りが安定です。
特にフルーツ飴の冰糖葫蘆(ビンタンフールー、いちご飴)は結構差があるので、店売りがおすすめ。
アレ、飴の厚さに差があって、薄いほうがパリパリで上品な味になります。
個人的には、状元樓のとなりにある台湾屋台 鼎鼎(DinDin)や王府井のやつは、飴のコーティングがパリパリ感あって好みだった覚え。
でも果物飴って、飴に厚みあってモチぺた感があったほうがいいって人もいるので、一概にはなんとも。
あと、6~12月はいちごの時期ではないため、質落ちるのでそのつもりで。
台湾揚げ鶏の炸鶏排(ザージーパイ)に関しては、日本だと「コンビニチキンのデカいやつをサクサクスパイシーにしたやつ」で考えとくと大体合ってる。
味的にも安定なので、割りとおすすめしやすいかも。
最近、海南飯店が炸鶏排始めてて気になってる……。
鵬天閣や王府井などの焼き小籠包に関してはお祭りの屋台感覚で。
休日昼は死ぬほど混んでるので、昼を外していいなら16時以降がおすすめ。
もしくはとにかくみんな捕まるように並ぶ鵬天閣でなく、他店も試しましょう。
なお、食べるときは上を破ってスープから飲むのが流儀。
でないと、汁がドバシャアってなって、場合によっては人にぶっかけるレベルであぶない。
あと、老北京が外売りで置きっぱなので、コレ夏は大丈夫かと思う反面、22時近くまで色々売ってるので、夜食後に何かつまみたいときにはありがたみ。
馬さんの店は安定で美味いけど、場所的にちょい行きづらいこと多い……。
大珍楼はすっかり食べ放題系になってしまったけど、外売りのあんまんは美味かった覚え。
大珍楼の点心系は悟空茶荘のある通りに大珍食品公司って工場持ってて、洋風の月餅も温めて出してくれたりします。
土曜の14時くらいに直販もあるとか。
そうそう、それで思い出したけど「月餅は温めて食べる」って食べ方もぜひ覚えておきたいかも。
油多いし、あれ半分くらいずつ食べるものらしっすよ。
(大きい月餅は6等分とかするらしい)
また、いくつかの店で端午節(5月)にちまきとか、中秋節(9月)に合わせて特製の月餅があるのも面白いです。
あと個人的に、紅棉のエッグタルトとデザート、頂好食品のココナツ団子はおすすめであります。
横浜大飯店の���仁ソフトクリームもイケます。
なお、露店は同じ店でも、人によって当たり外れある場合あるので、一概にどれがいいとか言いづらいことあります。
前に、ごま団子でえらい目に合ったしなあ。
でも買い食いって、そういう当たり外れも含めて楽しいんだよね……。
■どこに行くかより、どうしたいのか
実は中華街、細かく見ると色んなジャンルの店があります。
なので味や料理の傾向が結構違います。
まあ、味の系統で説明しても詳しくわかりにくいので。
どんな目的で行ってるのか、というのが大きいと思います。
ってもたぶん普通の人は、雰囲気と、辛いかどうかくらいしか区別がない気がします_(:3」∠)_
なので、なんの料理かってより、雰囲気とかジャンル用途で分けてみました。
特に、中華街にあまりいかない人の場合、うまいものが食えれば割りとなんでもアリなので、自分の希望が特���あるわけではないことが多いと思います。
希望がないから食べ放題にふらふらと行ってみたくなるわけでして。
なので、とりあえずなんとなくいいなと思ったら行ってみるのがおすすめかなと思います。
なお、個人的にいい感じ(もしくは用途が合う)のところをリストアップしています。
合わないと感じたら、有名店で評価が高くても外してありますのでご了承ください。
●中華粥
中華粥はサラサラすぎると物足りなくなるし、食べて少しだけ米の粒感が感じられるのが素敵。
出汁と食感が合わさるのが良い感じなのですけども、食感をうまく残すようにするのがなかなか大変な仕込みらしい。
そういう意味ではこの2店が別格にうまいと思います。
・安記
昔から謝甜記と並び称される、中華粥メインの店。
朝10時くらいから朝粥をやっていることが多い(朝は粥メニューのみ)
学生の頃からから通ってて、安心安定の中華粥が食べられる。
中華粥ってこういうのだよな、ってなる。
ココのハチノス煮が気に入ってから、ハチノス粥しか食べてない気がする。
単品でのモツ煮も絶品でオススメ。
ちなみに。
牛もつは本来、ついてくるネギ醤油に具をつけて食べるらしいのだが、ココはそのままでも行けます。
なので、粥の味変に使っちゃう人もいる模様。
・謝甜記(本店)
中華街で粥といえばココってくらいに有名。
安定の味。中華粥ってこうだよね、ってのが食べられます。
牛もつの盛り合わせもうまいので個人的にはおすすめ。
ここも昔から通ってる人は多いのではなかろうかしら。
なお、土休日は9時に開けるので、開店から行列になること多いかも。
まあ、安心する味なんすよね……。
なお念のため。
謝甜記貮号店とは味も処理もぜんぜん違います。
完全に別店と思った方がいいです。
あえてハッキリ書いてしまうのですが。
個人的には、謝甜記貳号店は、初見で行くのはオススメしづらいのでこの記事ではスルーしてます。
もちろん好みだし好きな人もたくさんいると思うけど、中華粥のアレンジ版と思ってください。知ってて行くのはアリ。
個人的に、サラサラ過ぎて食感薄めな中華粥が本場だと思われると悲しいのと、特に貳号店の牛モツは味付けないので、残す人いるんじゃないかな……海鮮粥がいいとは少し聞いた。
(なお味付けない具はネギ醤油につける、貮号店では説明ないけど……)
●辛いもの
みんな大好き麻婆豆腐や刀削麺など。とても四川料理系。
景徳鎮、重慶飯店など辛い系は他にもいくつかあるんですが、まだ行けてないので……ぐぬぬ。
でも個人的には、水煮肉片(四川風の肉入り麻辣スープ)などもおすすめしたさあります。辛いうまいやつ。
水煮なんとかって名前あれば、だいたい麻辣スープ系だと思って良さげ。
案外、辛さは言えば調整してくれるので、苦手だとわかってる人は事前に言っときましょう。
・湘厨
湘厨と書いてシャンチュウと読む。比較的、新しいお店です。
湖南地方の料理で、四川よりも激辛地域とか。
オーナーご夫婦は2人とも湖南の人だそうで、なかなか本格的なものが食べられます。
この日は豚足炒めの釜飯をチョイス。
煲仔飯(ボウジャイファン)と言われる中華の釜飯は、結構濃い味ともあうのがわかっているので安心して注文。
実際、めっちゃうまい。これほんとに豚足なんだろうかって感じで、食べにくさもなく、スルスル行くほどうまい。
そしてめっちゃ辛い_(:3」∠)_
辛いけども、変に舌に残る辛さではないので、時間を掛けて食べるとちまちま進んで行く感じの辛さ。うまいしうまい。
辛いけど!
基本的に何でもうまい店だと思うので、辛いもの好きな人はオススメ。
もちろん辛くないメニューもあります。
後で聞いてみると、コレでもだいぶ本場よりマイルドなんだとか。
本場は、しばらく地元帰ってないんでアレ再現できるかどうか怪しい、と言われるレベルらしく、とんでもない模様……。
あと、辛さは調節できるって言ってました。
言ってましたが、油断してるとそれなりに辛いらしいので注意。
他の四川系の店でも結構調節できるみたいなので、その辺は聞いてみるといいかもです。
でも、最初はそのままの味で頼んでしまうよね……w
また行きたい店。
・杜記
香港路から台南小路を入ったところにある店。
路地裏の店なんだけど、辛い刀削麺で有名なので、こっちのカテゴリに。
休日は結構並んでいることも多いので、通りがかると「あの行列ってなんだろう」と思うかも。
四川風の白身魚の煮込み料理である水煮魚片も辛いけどうまい
どちらかというと、花椒より唐辛子寄りの辛さな気もするが、スープが旨いんだと思う。
個人的には、やばいくらい舌の痺れる感じが好きなので花椒たっぷりのが好みなのだけど、こちらもうまいので好き。
なお、辛さは調整してくれるとのことなので、キツそうな人は事前に言っておくとおすすめ。
・麺王翔記
朝陽門の外側に位置するので、中華街に入ったらたどり着くことはないという、ワナみたいな立地のお店。
おかげで、ココ目的でいかないとたどり着きにくいため、行列になりづらいというポイントがあるので、土休日ではありがたいです。
基本的に刀削麺で有名。
杜記と姉妹店なのだが、こちらの辛さは唐辛子よりも花椒系の舌がしびれる感じが強い気がします。
また小皿料理が豊富なので、人数たくさんで色々頼みたい場合もなかなかオススメ。
豚肉の四川煮込みである水煮肉片をここで覚えたのだけど、めっちゃうまい。
なお、食べ過ぎるとマジで舌が味わからなくなることあるので、舌のしびれる系は1皿半ぐらいまでがベター。
刀削麺と水煮肉片食べてたら、最後の方でほんとに味がわからなくなりましたw
でもまた行きたい店。
いや、舌が麻痺してんのにスープ飲みたくなるくらいうまいんよ……。
・京華樓
みんな大好き京華樓。
辛いものと言えばお約束の店でもあります。
京華樓さんは本館もその他の店も同経営で安心。
とりあえず、麻婆豆腐刀削麺とよだれ鶏(口水鶏)をチョイス。
刀削麺ってのは、練った小麦粉の塊を削り取る麺で、厚みがありもちもちしていて、食感が一定でないのが魅力。
京華樓さんは、お値段はそれなりにしますが、割と量も多いので、一人だと一品しか食べられないと思っていいかな。
よだれ鶏とか、どう見ても鶏肉まる一個分……普通の倍あります。
辛さは案外オーソドックスで、普通程度に辛いものが食べられる人なら、★3で普通の辛さだと思っていいです。
入りやすいね!
麻婆豆腐は、麻婆豆腐専用の木綿豆腐ですわ。
木綿の歯ごたえと絹の柔らかさを併せ持つ、うまいやつ。
やー、たまんないなコレ。
刀削麺に合うかって言われると、正直好みだなって気はしますが、どうしても両方食いてえんだよ!って気分だったので満足。
ちゃんとしっかり麻辣でいながら、日本人向けの辛さになってるので、なかなか食べやすさ満点。
また、食べ始めこそやや刺激的ですが、徐々に辛さは緩んできます。
オーソドックスに安定してうまいので、人を誘いやすいのがいい感じ。
いかにもな真っ赤な見た目とは裏腹に、辛さはそこそこなので、必要な人は自分で辛さマシマシにしましょう。
花椒粉も置いてあるので振っちゃうよな……。
よだれ鶏もしっかり旨くて、スルスルいってしまう感じ。
一人で300gも食べたので、死ぬほど腹一杯になりましたが。
中華街に来た!って感じのメニューが多いので、オーソドックスですが安定度も高いので、一度は食べておくべきって感じですかも。
なお、夏場はお持ち帰り厳禁なので注意。
●路地裏的な雰囲気
中華街に慣れないと、存在にすら気づかないことのある小路。
そんなところにも有名店やうまい店があったりするのであなどれなさ。
夜になると、より一層雰囲気出る気がするかもです。
こういうところに慣れると中華街にも慣れたなあって気になる場所でもあるし、初めてだとなんかすごいところに来ちゃった感があって良い感じ。
・福楼
台南小路を入ったところにある店。
もう見るからに雰囲気たっぷり。
知らないと存在にすら気づかない店とも言う。
福楼さんは台湾系ではあるんですが、料理の偏りはあまりないです。
どの料理も美味しく、辛さや濃さなども含め、食べやすいのでおすすめ。
個人的には酸辣湯麺が好き。
全体的に、量が多い少ないとかいうブレが少なく、それでいて雰囲気たっぷりなので安定での店です。
初めてでも行きやすく、他人も連れて行きやすいですが、慣れないと台南小路どこ?ってなるような場所なので、そこだけ注意。
またお土産の鳳梨酥がめちゃくちゃ美味いのでぜひ。
福楼さんのテイクアウト菓子うまいのよ……。
ここのは、そのへんの土産屋で売ってる箱入り鳳梨酥と違って、変に甘くないんでおすすめ。
・美心酒家
中山通りから少し入ったところにある香港系のお店。
全体的に塩味系の味付けが多く、他店と比べるとだいぶあっさり系です。
炒飯も塩チャーハン的な薄味系でふわふわふっくら。
他所で食べる感じの香ばしいタイプとは一線を画しているので、なかなか新鮮な味わいです。
テラス席もあり、時期が良ければ細路地のオープンテラスで食事を楽しめます。
麺もわざわざ香港から取り寄せているとかで、しっかりプチプチな歯ごたえがある系の細麺です。
日本で食べる麺とはクセが完全に異なるので、好みはあると思いますが、特にランチで食べる小どんぶりのワンタン麺はいい感じ。
特に、テラス席で食べると、ココどこだろうって気分になれます。
何食べてもうまい感じで安定。
量も多いタイプではないので安心。
・徳記
関帝廟通りの外れの細路地、その奥にある店。
こういうところに、情報もなしにふらっと行けるようになるにはそれなりに修行がいる気がする_(:3」∠)_
特に、夜は路地の外見も雰囲気出て良い感じ。
特に四川料理の店ではないのですけども、このときはとにかく辛い麺が食べたかった覚えしかないので四川風を注文。
もともと製麺所だったようで、平麺でもちもちした麺が食べられたりする。
結構な辛さあるので、時間かけながら食べるといいかもしれなさ。
なお、店員のお姉ちゃんは辛くて食べられないと言ってましたw
あと水餃子頼んでみたのだけども、コレが茹で小籠包みたいな旨さ。
いや茹で小籠包なんてないんですけども。
めっちゃジューシーでうまい。
しかもコレ、皮もうまい、おすすめなのでぜひ頼んでほしい。
なんでもうまいし、気取らないので食べやすい。
価格的にも雰囲気的にも町中華みたいな感覚で行けるので、夜で予算があまりない場合にもおすすめ。
中華街、夜は結構高くなっちゃう店多いのよ……。
●マニアックな雰囲気
中華街は圧倒されますが、意外に小さい店舗も多く、知らないと物理的にスルーされがちな店が何件かあります。
路地裏にある店もそうですが、このあたりは路地裏でもないのにスルーしてしまう感じなので、冒険するにはもってこいです。
初見ではなかなか行きづらさもありますけど、こういうところにもぜひ行ってもらえると、中華街の醍醐味って感じがしますかも。
・天龍菜館
一見では入りづらいけど、深夜1時までやってくれている心強い店。
このパーフェクトな外見と、中華街の石川町側で一番外側という立地が、前情報無しでは入りづらさ満載。
特に、ドア閉まってると、常連の集まる飲み屋感があってためらいがち。
また、外にもテーブルが有り、晴れている時はそこでも食べられます。
季節がいいと、地元の中華系の人で盛り上がってることも。
シェフのおっちゃんは30年やってるって言ってました。
すごく良い笑顔のおっちゃんなので、美味かったら一杯褒めると喜ぶので褒めよう。
広東と香港系なので辛味は少なく、この店構えだから大衆的かと思いきや、むしろ味は上品。
麻婆豆腐に干し海老入れてもいいんだって知った。
スルスル食べれてしまうのでいつの間にかお腹いっぱいになります。
揚げ豆腐のピリ辛炒めとか頼んでみたけど、これ上に乗ってる具だけでご飯行けるやつですわ……(行った)
ランチは安いし、安定して深夜営業しているのはありがたい。
ランチ500~600円の一品にピータン豆腐頼んだら完全に出来上がります。
なお一点だけ。
ココではご飯モノだけは量に注意。
2~3人前の量で来るので、いやコレこの値段で多い多い多い!ってなる。
釜飯もたっぷり盛られてくるので、一人だとだいぶつらいです。
お持ち帰りもしてくれるので、食べきれなかったらパックに入れてもらいましょう。
持ち帰り用の馬拉糕(マーライコー、台湾カステラ)もめっちゃ濃厚で美味しいです。
・美楽一杯
おそらく中華街で見つかりにくい店ナンバーワン。
雑居ビルの4階にあり、看板もわかりにくいため、知らないと物理的に見つからないどころか、目当てで行っても探さないと見つかりづらい。
本日のおすすめでA菜の炒めっていう青菜炒めあったので注文。
A菜って何だろうって聞いたら、油麦菜って野菜なのだが、ガチで通称「A菜」って呼んでるらしく、ほうれん草と青梗菜の中間みたいなものと判明。
なんでも、逆さにするとAっぽいからそう呼ばれていて、それ以上に説明できないらしい。まあ、物の名前なんてそうだよなあ。
歯ごたえも柔らかみもあり、こんな野菜あったら死ぬほど便利って感じの味なので、何にでも使えそうで羨ましいかも。
割と、リアルに中国で食べるような味付けの方向性らしく、すごく落ち着いた味でまったり。
家庭料理っぽい方向性の模様。
いろいろ中華街で食べて、その次に行く感じだと思われる意味でもマニアックかもしれない。
あと個人的に、春巻が超パリンパリンで美味かった。
・萬和樓
ココも一見するとなかなか入りづらい店。
台湾で出すような感じの台湾料理の店で、中国料理ではない。
そのため、マスターが中華系目当てで来る客もいるだろうと、その旨を確認してくれるくらいに丁寧。
また、台湾素食もあり、ベジタリアンにも対応している貴重な店である。
基本、好みはあるかもだが、ごまソースの麻醤麺と大根もちうまい。
どうも、わざわざ遠くからこの麺を食べにくるような通い客もいる模様。
土日などでも入れる確率が高いので、大混雑でどこで食べていいかわからないときにもおすすめ。
個人的には大根もちはあと引くくらいの旨さなので、ぜひ注文してほしい。
・桃源邨(トウゲントン)
アクセスはいい場所なのに、知らないとなかなか行きづらい店。
ローズホテルの目の前なのだが、意識的に目に入りづらい。
店内は広くないものの、見た目の雰囲気よりずっと落ち着く感じ。
長年愛されてるお店感ある。
なお、現在は本店が青葉新館の斜向かいに移転し広くなった。
こちらの店舗は中華街で初の立ち飲み屋になっている。
取材したらStandingBar桃源邨として分けたい。
台湾麺線という、歯ごたえのある細ビーフンのような感触の細麺が食べられる。
基本的に小皿、小丼系で量はあまりないのだが、めっちゃ食い過ぎになりやすい中華街では、ある意味ありがたくもある。
ランチセットで大腸麺線(モツとあさりの台湾細麺)とルーロー飯のセットが安定。
量の割にスルスル食べてしまうので、あとから腹が一杯になってくる。
クセがあるのにクセがない、みたいな独特な感じなので、ちょっと説明しづらいかも。
料理はどれもうまいのだが、もしかすると酒に合うものが多いかも。
ハチノスの冷菜を、めっちゃビール欲しいーうあーーーって思いながら食べてました_(:3」∠)_
なお、外にカメが置いてあるように、カメ入りの紹興酒が楽しめる店でもある。
普通のビン入りと違って味わい深いので、紹興酒に興味ある人はおすすめ。
15年モノくらいまである模様。
また、ここも台湾素食と言ってベジタリアン対応メニューもあるので安心。
●変わったもの
ある程度、中華に詳しくないとではなかなか食べられないタイプや、他店にはないのものがある店。
それだけに、そんなに数はないのだけども、こんなのもあるのか体験ができます。
いろいろ慣れてきたらぜひ。
・東北人家 本館
数少ない東北料理の店。
羊の串とか鍋がある。
夜は大皿料理系になるので、一人だと全然食べきれない感じ。
でもあと引くうまさなんだよね……。
人数がいない場合は、お持ち帰りを視野に入れておくといいです。
東北風酢豚(鍋包肉/グオバオロー)は、豚の揚げ物に甘酢ソースがけ。
コレがめちゃくちゃ美味い。外側さくさく中身ふわふわで肉が絶妙。
それだけでもうまいのに、この甘酢ソースがめちゃくちゃ合う。
でも一人で12枚は食べきれないんですよ……_(´ཀ`」 ∠)_
地三鮮という、東北系では代表的な、じゃがいもとなす、ピーマンのオイスター炒め。
あああこういうの家でも作れたらなあって感じになるやつ。うまい。
確実にご飯が進むやつなので、あと引く味。
基本的に、この2つは安定してうまいし食べやすいと思いますかも。
・牛肉米粉 思華
湖南米粉(ミーフェン)という麺を出してくれる店。
ビーフンとはまた違って丸太麺なので、だいぶ食感が違う。
基本的にちゅるっとしていて相応の歯ごたえがあるのに、芯がなくてふわふわした感じのもちっとさがある。
たぶん、こういうタイプの麺はあまり日本にはないんじゃないかしら。
正直、食感だけでも面白い。
本場だと、屋台とかで食べられそうな感じもあって羨ましい。
今回は、湖南米粉ぽい牛バラ麺を注文。
自家製ラー油は、かなーーーーり辛いが、汁と混ざるとそうでもない。
(混ぜれば七味ちょっと入れたそば位の感覚になる)
最初だけめちゃくちゃ刺激的なので、辛いのが好きな人はあまり混ぜず、そうでない場合はしっかり混ぜて食べるといいかも。
マジで最初はだいぶ辛いんですよコレ。
汁は、かなり後を引く感じのダシが利いてて、めちゃくちゃ美味い。
���ープまで飲みたくなる……。
汁なしそばもあるみたいなので、次回はそっちも試してみたい。
・翡翠楼
その名の通り、翡翠って名前のあるメニューが名物料理の店。
料理そのものはオーソドックスな感じになると思うのだけど、とにかく緑色なメニューが目を引く。
翡翠あんかけチャーハンは比較的とろみが強く、塩味系、とても緑。
ほうれん草系の緑色なので野菜チャーハンでもあるかもしれない。
上に乗ってるのは海老、それとしいたけの薄切りなど。
食感は、とろみが強いためか、普通のこういうチャーハンよりも独特な液体みがある。
ちょっと他ではあまり見ない食感なので、面白いもの食べたさに行くにはいいかもしれない。
少なくともこの緑色は興味持たれるので、話のネタには最適。
特別すごいうまいというわけではないが、だし茶漬け的なチャーハンなので、話として満足するだけの味と食感はあると思う。
これ、青臭くしない調整とか、けっこう大変だったんじゃなかろうか……。
とまあ、特徴的なメニューが目立つのですけども。
実はランチに足しげく通う人もいるくらい、標準的なメニューが手堅くイケる店でもあります。
●行列店
行列がすごくてなかなか入りづらい店。
土休日の昼は特に混みやすいのでそのつもりで。
タイミングや時間によってはスッと入れることもあるので、昼以外を狙いたい。
一番確率高い狙い目は、夜時間の第一波が終わったあと。
開店待ちの客で満員にならなければチャンスが有る。
・南粤美食(ナンエツビショク)
ローズホテル正面にある店。
近年、徐々に有名になってたところに、孤独のグルメに出てからさらに行列店に。
席数も多くないので、どうしても混みます。
平日夜でも、いつも5組くらい並んでる印象ある。
釜飯とワンタン麺、アヒルや塩鶏が名物。
一人では2品が限界なので、釜飯にワンタンスープにする手もある。
あと、実はお持ち帰りメニューも結構あるので、その辺も視野に入れておきたい。
特にアヒルの醤油煮は持ち帰りやすいので、家に中華街を持ち帰れること請け合い。昼だと塩鶏のテイクアウトもあると思う。
個人的には、端午節の時期に出る、期間限定の貝柱焼売が死ぬほど好き。
・山東
平日は入れるんですが、休日の昼は細路地が埋まるくらい混みます……。
もっちもちな水餃子が有名で、割りと飾り気のない感じが好印象。
水餃子は、肉厚のしっかりした皮に飾り気のない素直な味が特徴。
もち米海老餃子は、逆にしっかり濃厚な感じがうまみ。
海老の旨味をしっかりと受け止めております。
特別すごいものというより、素朴な水餃子をいい感じに食べたい!って感じで行くとおすすめ。
特に一皿が多めで、厚手でもっちもちの皮をもきゅもきゅやってると幸せになる感じだと思います。
他の点心とのコントラストも楽しいかも。
●大通り/関帝廟通り
メインの大通りと、裏のメイン通りである関帝廟通りの店です。
通りに面しているのでわかり易い場所にありますが、それだけにいいか悪いか判別が難しく、どこに入ればいいかわからないこと請け合い_(:3」∠)_
その中でも個人店を中心にいろいろ入ってみてます。
・同發
窓から、とても肉肉しい光景が見える同發さん。
めちゃくちゃ老舗で有名店。
こんなの、絶対にチャーシュー頼みたくなるじゃん!
ということで、お昼の炙り豚バラ&チャーシューの肉肉セットに。
チャーシューが普通のやつと違って、噛んでるといつまでも味が出てくる。
めちゃくちゃ味わい深いので、見た目よりかなりしっかり味。
逆に、豚バラは見た目よりあっさりで、皮パリンパリン。
旨味だけ残して余計な脂は落としてある感じで、こっちはスルスル行ってしまう。
味わいのチャーシューに食感の豚バラと言った感じ。
一見、量少な目に見えるけども、これで結構貯まるところを見ると、やはり味わいがしっかりしているせいだと思われ。旨味は満足感。
あと、個人的に嬉しかったのは、昼セットの卵スープがめちゃくちゃしっかりしていたこと。
やはり中華の玉子スープといえばこれでしょ!って味なので幸せ。
巻揚も注文したのだけど、肉と海老と野菜で歯ごたえすごい、じゃっこじゃこ。香り塩もいい感じ。
これビール欲しくなるやつ……あああ。次来たらハチノス炒め頼もう。
・海南飯店
見た目��は分かりづらいが、巻揚のある店で昭和30年代からの老舗。
(巻揚がある店は老舗と覚えておくと便利かもしれない)
ここも何食べてもうまい。
ママさんがこちらの注文から様子を見ながら、なかなか絶妙なオススメをしてくるのもよい。この勧め方は、ホントにプロだと思う。
おかげで一人なのに3品頼んでしまった。
だって、巻揚とハチノス炒めの注文から、スペアリブの豆鼓炒めとか勧めてくるんだもの、そんなの食べたくなるじゃん……実際うまいし。
すごく迷うくらいなんでもうまいので、色々聞いてみるのもいいと思う。
安くも高くも食べられるので、ぜひ一度巻揚とか食べてほしい。
肉肉しい感じの巻揚で、癖になりそう感ある。
ココも、メニューで気になるもの多すぎ。
あああネギそば食べたい。
・一楽
特にランチがすごい店。
お一人様御用達感が半端ない。
日替わり1品、週替り4品、定番5品と、ランチだけで常に10種類ラインナップされている。情熱がすげえ。
この日は、メバルの衣揚げ香味ソースを注文。
厚さ2cmのメバルがドカンと積まれ、甘酸っぱいねぎソースでほくほくなお魚をいただく。どう見てもうまいやつ。
下敷きの葉モノも、一枚でも問題ないのにわざわざミニサラダにしてある。
付け合せの杏仁豆腐もめちゃくちゃ濃厚タイプ。
金だしても、探すのめんどくさいレベルのやつ。
ランチだけでなく、夜に来てもなんでもうまいです。
秋限定の牡蠣焼きそば食べましたけども、これも、でかい牡蠣がごろごろ入ってて。
濃いめだけど、うまく野菜で口直しになってて、バランス絶妙ですわ。
そんなワケで、また他人連れて来たい感あります。
巻揚も食べたい。
ふらっと一人で来てもいいし、人を連れてきてもいいのは魅力。
・楽園
老舗で落ち着いた雰囲気の店。
店内はあまり明るくしないので、まったり感ある。
基本的に、昔ながらの中華街的な結構お値段する系なので、人数揃えて入るか、休日でもガチャガチャした感じになりすぎないのを求めてくるのにすごく向いてる気がする。
ボリュームを求めてくる店ではないのでそのつもりで。
割りと全体的に薄味系でうまいので、派手さはないが何食べても味わいがあって、濃いめ重めが苦手って人にはすごくいいと思う。
ただ、いかにもすげええええって感じではないので、ある程度わかってる人向けではあるかもしれない。
塩炒めでも安定してうまくて、やや大人向けの味である気もする。
また、中華街の老舗にある巻揚はエビの入ったタイプ。
肉系の巻揚とはまた違ったあっさり目の味わいなのでコレも味わい深い。
・三和樓
排骨が有名な店だが、別に特別にそれだけを推しているわけでもないので、色々ある感じ。
でもやっぱり最初は排骨飯。
肉厚のお肉がふわふわに仕上がっていてうまい。さくふわもきゅもきゅ。
味付けも上品で変に濃すぎたりしない感じ。
この見た目であっさり食べられてしまうので、見た目より満足感がわかりにくいかもしれない。
上海蟹でも有名なので、そのうち時期に行ってみたい(10月)
・秀味園
知り合いに教わった台湾料理の店。
魯肉飯(ルーローハン/肉のせご飯)で有名だけど、この店は何を食べてもうまいってなるやつ。安定。
だがハチノス大好きっ子なのでハチノスの黒胡椒炒めを頼む_(:3」∠)_
一人の場合でも、昼夜通して入りやすいのでおすすめ。
中華街によく来るタイプの人が来るらしく、比較的、近隣のビジネスマンとかに人気の模様。
町中華的に考える店だけども、めちゃ安定で良い。
人数が少ないときでも行きやすい店の一つに思う。
・北京飯店
朝陽門すぐ横にある老舗。
ランチはともかく、夜のお値段は軒並み2000円前後の2~3人前メニューが多いので、そのつもりで。
夜でもいつも人がいる気がするので、リピーター多い模様。
中華街でカレーメニューを出している店の一つで、牛肉カレーのオリジナルメニューがある。
牛肉あんかけご飯をカレーバージョンにしました、みたいな作りなので、コレ家でもなんか応用できるかもしれないと思ったかも。
夏はカレー作りにくいんですけども、一食ならコレでいいよなあみたいなそういう。
玉ねぎもうまいんすよねコレ。
・清風楼
関帝廟通り、肉たっぷり焼売で有名な店。
19時半オーダーストップ、20時閉店なので、夜は早めに入りたい。
昼は並んでることもあるので注意。
炒飯は米がプチプチしてるタイプ。
歯ごたえしっかり。1人ではちょっと多めなので、2人以上でいくのがおすすめ。
また、清風楼さんはテイクアウトできないので覚悟していくこと。
個人的には海老入りの上炒飯がおすすめ。
海老の食感がいいアクセントになる感じ。
・鳳林
関帝廟通り、天長門近くにあるお店。
色々チャレンジャーなことをする店らしく、どういうわけか裏メニューで味噌ラーメンがあると聞いていってみた。(メニューに載ってない)
なんでも、要望で「どこだかにあった、なくなったラーメン屋に匹敵する味を出してほしい」とかいうのがあったらしいとかなんとか。
味は中華らしい味噌ラーメン感あって、スープは飲みたくなるような味わい。
麺は香港の細麺と普通の麺が選べるのだけど、休日は細麺のみになるので注意。
今回は初めてなので、細麺の香港麺で食べたのだけど。
そもそも味噌ラーメンを香港細麺で食べることなんて普通はないので、最近増えてきた中華カレー的なものを感じたかも。
たしかにコレだと中華の味噌ラーメンだわっていう感じ。
こんど普通麺と食べ比べしてみたい。
あさりソバもうまいと聞いたので気になる……。
一人で行っているため、本来は味噌ラーメンだけでも十分なのだけども。
レポするのに、裏メニューだけ食べて帰ってきたってのもなんなので、酢豚も注文。
揚げの衣まで美味い酢豚で、ボリュームたっぷりで満足するやつですわ。
完全にシェアサイズでした_(:3」∠)_タベスギタ
甘めなんだけども甘すぎってならない酸味が程よい感じ。
最近よく見る黒酢酢豚の、ああいう感じを思わせる上品さ。
なお、パイナップルとブドウ入っているのでそのつもりで。
大ぶりではないので、酢豚の果物が嫌いな人は果物まで食べずに除けておけばいいと思われ。
また、鳳林さんは自家製ラー油を売ってたりする。
どちらかというと料理できる人向けな気もするけども、いい感じに辛味を足したいときに重宝するのでこちらもおすすめ。
卓上に特製ラー油がおいてあるので、確かめておくと良さげ。
・愛群(アイチュン)
しばらく中華街から移転してた名店が、また戻ってきました。
牛バラごはんが特に有名な店なのですが、うまいのわかってるからあえて他の物をチョイス。
青菜炒めやカシューナッツがホクホクするので、素直にすごい。
や、青菜炒めでこんなのでてくるってなると、めちゃめちゃレベル高いですわ……、どうやったらこの食感にできるの……。
普通、野菜やナッツがホクホクしてるって言わないよね……。
酢豚もここは衣パリパリでお肉しっかり歯ごたえなのが来ます。
味付けもしっかりなのに重くない。
酢豚などにオレンジが乗ってくるのも面白いですな。
酢豚のパイナップルには好き嫌いの論争がありますけども、コレはいい落とし所だと思いますかも。
なお、おかみさんは割とぶっきらぼうに対応してきてたのですが。
「めちゃうめえ、最高っす、やべえ、すげえ!」っていいまくってたら、すごい嬉しそうでいい笑顔になってました。
みんなも、中華街来たら「うまい」って言おう。
●通りを少し入ったとこ
台南小路のような完全な裏路地ほどではないけれども。
一本入った通りや中華街の外れ、ごちゃっとして意識に入りにくいあたりの店など。
初心者には香港路や中山路なども、どこがどこだか、なかなか難しいところだったりですし。
でも、奥の方にも、なかなかいい店あるんですよ。
なので、その辺で寄ったらぼちぼち足していきますかも。
・獅門酒楼
中山通りの広東料理の店。
変わり揚げが名物の店で、営業時間も21時まで安定。
中華街は、平日夜で雨だったりなど、客が来なそうだと早めに閉めちゃうことがあるけど、ここはきっちりやってるお店さんです。
割とギリギリまで対応してくれるのも嬉しい。
その節はお世話になりました。
また、ハーフサイズなどもあるので、一人でも入りやすい。
季節限定の、穴子の炒めものは、コレめちゃくちゃ美味かったです。
唐辛子満点ですが、唐辛子さえ避けておけばそれほど辛いわけでもないので、辛味が足りない分だけ唐辛子を自分で食べて調整しましょう。
・福龍酒家
媽祖廟近くにあるお店。中華街のちょっと外れの方にある。
多少の好みはあると思うが、もみじ(鶏足)の豆鼓蒸しの釜飯という珍しいものが食べれたりする。
骨が少々めんどくさいが、味は見た目より食べやすく美味しいので、個人的にはぜひおすすめ。
もみじの嫌な部分はすっかりなくなり、しゃぶっていたくなるくらいうまい。
また、夜も22時くらいまでやっているので、21時過ぎに入れる/テイクアウトできるありがたい店の一つでもあります。
(中華街は21時すぎると閉まる店が多い、すごく多い)
またランチも入りやすいので、安定してオーソドックスなものが食べたいときにはいい感じ。
麻婆茄子は大きめカットのナスがゴロゴロ入っている。
・福満園 本店
善隣門から更に歩いた中華街の外れにある店で、23時までやってる。
中華街宿泊の強い味方。
中華街って21時過ぎるとどんどん閉まるんですわ。
本店は四川と福建料理の店で、ちゃんと料理に料理種別の目印があるのも嬉しい。
他店舗は、また別地方の料理を扱っていたりするのも面白い。
残念ながら、ここはまだ店で直接食べたわけでもないのだけども。
牛バラ肉かけご飯のテイクアウト容器が素晴らしかったので紹介。
全品持ち帰りOKというだけのことはある、すげえ。
まず、普通のコンビニと違って、上がごはん、下が具
つまり、ひっくり返しでもしなければ漏れない。
コンビニと違って、あんかけでうまそうに見せる必要がないから出来ることではあるのだが、この時点でうれしみ。
そして容器が丈夫でしっかりしている。
レンチン温めする場合、容器がやわいと怖い場合はあるので、コレくらいしっかりしていると安心感がある。
最初は辛いな、と思うのだけども、だんだん辛味が薄れていくのでそういうところも含めていい感じ。具材もたっぷり。
改めて、ちゃんと行ってみたさあります。
・台湾美食 茂園
中華街駅側から、関帝廟通りを奥まで行ったあたりにある台湾料理の店。
基本的にはオーソドックスでクセがなく、安定した台湾料理が食べられるので、好みが分かりづらい多人数を連れて行く時には鉄板かと。
個人的に食べた中では牛肉麺、牡蠣の黒胡椒炒め、台湾風釜飯の3種がやたら美味かった感。
牛肉麺はしっかり系の醤油スープに平打ちのもっちり麺がもきゅもきゅ。
牡蠣は、片栗粉で包まれていて、胡椒のピリ辛が食欲を誘ってやべーってなる、あと熱い(あたりまえ)
釜飯はおこわっぽいので、食感が楽しく地道に食べ進めてしまう感。
料理ごとに、毎回全員分の取皿持ってきてくれるところも好感。
8食ぐらいあったのに……。
・萬来亭
自家製麺で有名な店。
製麺所が向かいにあって、お土産も買えたりする。
太平道のあたりなので、知らないとたどり着かない場所にも関わらず、休日は並んだりも。
麺は日本にはない感じの、芯があまりないもちもち麺。
細麺でも平麺でも、もきゅもきゅする感じが良い。
牛バラそばを注文。
細麺で汁はやや甘め、量はあるが全体的にしつこくない感じ。
野菜の歯ごたえもちょうどいい感じでスルスル行ってしまう。
ということで、朝飯用にテイクアウトで海鮮平打ち麺を買ったのだけど、こちらもうまうま。
中華で海鮮塩出汁焼きそばなんて絶対うまいやつ。ビールほしい。
ただ、多い、多いよこれ……2人分くらいありますw
・吉兆
あさりそばで有名な店。
大通りから入ると、近くに来るまで看板がわかりにくいので注意。
そんなわけで、活あさりそばからチャレンジ。
っていうか見ただけでうまい。
���さりの出汁も利いててあああうめえええってなるやつ。
麺はこのへんでは珍しく、腰の利いた歯ごたえのあるタイプ、しこしこ。
なのでそのへんも相まって、余計食べやすいかと思う。
スープもあと引くのでつい飲んでしまう……。
海老の豆腐炒めも頼んだのだが、これも海老がしっかりしていて重い。
しかも、さらっと干し椎茸入ってたりなのでうまいに決まっているやつ。
意外と知らない人もいるのだけど、揚げ豆腐の炒め(家常豆腐、うま煮って書く店もある)系は結構うまいのでおすすめ。
一品も色々うまいので、ここも人を誘っていきたい店。
……人誘っていきたいところ多いな!?
・華錦飯店
鮮魚店直営の店。
店は中華街のちょっと奥のほうにあるので知らないと行きづらい店の一つ。
でもめちゃくちゃオススメされた店。
それで、ランチの海鮮ナス炒めを注文してみたのだが。
これがめちゃくちゃうまい。死ぬ。
こんなの食べられたら、どうやっても夜も絶対うまいってわかるやつ。
エビとイカ、貝柱が入った醤油オイスター炒めなのだが、この見た目でスルスル入る感じの旨さで、しっかり味が出てるのに重くない。
華錦飯店さんをおすすめする人も多いのわかりますわ。
特に、昼に一人で行くときにはぜひ候補に入れておきたさ。
これが出てくるなら全面的に信頼できるじゃん!ってなるやつなのでまた行きたい。
行きたいのだが、タイミング合わずに今回は夜に行けなかった、おのれ。
・青葉新館
前からおすすめされていて気になりまくっていたのにタイミングが合わなくてなかなか行けなかった店。
場所的にも、元町・中華街駅から朝陽門より近い細路地という立地なので、一見さんは逆に行きにくさもあるけど、30年以上続く名店。
中華街初の薬膳台湾料理の店でもある。
一人のためにあまり頼めないので、サンマーメンと湯葉春巻き。
サンマーメンは神奈川発祥の名物料理の一つで、一般的には、中華そばの上にあんかけ野菜炒めを乗せる料理なんですが。
親しみやすさの割に難しく、塩分が濃かったり、やたら重かったり、しばらく野菜だけ食べる羽目になったりしがちで、結構めんどくさい料理です。
裏を返せば。
コレがうまい店はだいたいなんでもうまいです。
で、これがまたスープひとくち食べただけでわかる出汁の良さ。
こんなん、どう考えてもうまいに決まってるじゃないすか、やべえ。
サンマーメンのあんかけ含めた状態でスープの素性が良いってなると、他のメニューも全部、外れるワケがないってやつでして。
湯葉春巻きは、春巻きもうまいんですが、湯葉がやばい。
だって春巻きってそのままでもうまいのに、湯葉がそれ吸ってうまいんすよ。やばい。倍うまい春巻き。
もきゅもきゅ噛むと、じわじわ味わいがあるので、ぜひ湯葉もしっかり味わってほしさ。
普通の春巻きのつもりで食べちゃうともったいない!
ケチャップも思ってるより合いますコレ。
あと、お酢もいい感じではないだろうかしら。
今度は人誘ってまた行きたい店。
・黄山飯店
中山通り、関帝廟の隣に出来た新しい食べ放題の店、なのですけども。
むしろ、食べ放題のある普通の中華店という感覚でいるのがおすすめ。
ランチセットと定食が特にやばい。
ご飯も結構な量でてくるので、おなかいっぱいになるやつ。
セットのニラ饅頭や餃子は手作りだったりするので、見た目以上にうまい。
酢豚ランチ、油淋鶏ランチ、家常豆腐(豆腐のピリ辛うま煮)
これだけ食べて2人で2600円で済んでしまうのはすげえ。
中華街は1人で食べるときが色々困るところなので、そういう意味でも非常に入りやすい気もする。
中華街すぐそばに住んでる知人が、めちゃ推してるくらいには。
特別感があるというよりかは、中華街の日常感や平常感のある店ではあるが、むしろそういう店に入りたいって人には、とてもいい店だと思う。
昼でも夜でもリーズナブルで入りやすくて、コレでてくるのはすげえ。
なお、関帝廟のすぐ横にあるため、2階席の窓から関帝廟が眺められるという珍しい立地でもあったりするので、2階おすすめ。
でも、2階いっぱいの時は、無茶言わないように_(:3」∠)_
・慶華飯店
知らないと、店だと気づかない感じの店構えをしている。
まるで普通のビルにしか見えないので、知らないと目に入らない。
内装もコンクリ打ちっぱなしの壁に蛍光灯、そして基本半地下。
(混んでくると上になるっぽい)
日によってはほのかに薄暗い。
慣れてくるとそれも味なのだが、初見で人をつれていくには結構勇気がいるかもしれない。
ここも結構長い店なので、常連さんが多い模様。
ワンタンならここって人も多いらしい。
基本、海老ワンタン系がおすすめで、オーソドックスな醤油系スープが飲みやすい。
スープはワンタンを活かす系なのだが、濃すぎないので地味にあとを引く。
ワンタンがメインになっている関係か、全体的に一人でも食べやすいメニューが多いので、一人でも食べやすく、ふらっと行くにはいいと思う。
ワンタンが基本の店だけにワンタン寄りの食べ方をしてしまったので、次回はもうちょっと深掘りしてみたい気もする。
・華都飯店
中華学院のところ、地久門のすぐ隣にある店。
いつも角で菓子を売っている。
場所が場所なので、やや目立たないのだが、安定してなんでもうまい店。
味付けはしっかりしているのに、どれもこれも重くならないような感じなので、食べてる割に入ってしまう感ある。
オーソドックスに上品でうまいタイプなので、人を誘っていくのにはすごく向いている。
と言うより、ぜひ人を集めて一品料理を頼んでほしい感じの店。
小サイズで2~3人前の皿なので、そのつもりで行くとおすすめ。
あと、個人的にここのごま団子が神レベルで、チョリモチ感が激ヤバい。
お腹いっぱいで大丈夫かなって感じで頼んだのに、するする入っていく。
注文受けてから作るそうで、絶対、一生に一度は食うべきデザート。
・胖鴨(パンヤ)/まるまるかも
23年11月下旬に出来たばかりの新店です。
なのに、ここなんでもうまいんですよ。
ぱっと見はカジュアルでいながら、実際は本格的でギャップが激しいです。かなり攻めていながら、日本人でも食べられる程度に合わせてくれてるので、今までありそうでなかった店になってます。
どれもこれも、見た目の想像よりうまいので、かなりおすすめです。
牛バラの煮込みはお肉ごろごろで、予想以上に肉肉しかったです。
でもそれよりも、スープかけご飯に行きたいスパイシー醤油味ですよこれ。とにかく味が納得できるのですよな。
そして名物の鴨小籠包。
見るからにスープがたぷんたぷんで、小籠包が丸くなってるんですよ、ええ。こんなの絶対うまいに決まってるんですが。実際、豚と比べて飲みやすい上品なスープがうまうまであります。
あと、ぜひ食べてほしいのが焼き餃子。
これ、焼き小籠包レベルでスープ満杯なので、そのままかじると肉汁ぶしゃーして、服やテーブルに被害が出ます。
レンゲにとって、穴開けてから食べてください。
他にもシャッキシャキきのこの干鍋鹿茸菇とか、ミルキーな杏仁豆腐、上品な甘さで高級感あふれる黒糖タピオカミルクティーまで、なんでもうまいので迷います。
通うしかないですわ……。
●点心
点心飲茶です。
焼売や餃子など。
山東や徳記の水餃子や、馬さんの店のもち米シュウマイもおすすめだけど、点心飲茶目的で食べに行くとなると、菜香新館、萬珍樓點心舗、重慶茶寮あたりが挙がりやすいと思います。
点心の場合、食べ放題でも料金が高い店は挙がってましたが、ぶっちゃけ点心のコースでもいいかも。
まだ重慶茶樓行けてないので紹介はできないのですけども、ローズホテルの朝ごはんで食べられる重慶飯店のもち米焼売はおいしいので、こちらもおすすめしておきたさ。
見た目が鮮やかな飾り餃子も中華街ならでは。
ぜひ、華やかな餃子、焼売、春巻き、中華クレープなどでお腹いっぱいにしてみてください。
・菜香新館
点心といえば、まず名前があがる筆頭だと思うかも。
まあ鉄板中の鉄板。
それだけに、特に昼は行列もできやすいのだけど、整理券のシステムも呼び出してもらえる方式なので、そのあたりこなれていて安心感がある。
待っている間、近場の悟空(中国茶)や栄興號(食材店)など見たりしてもいいと思います。
個人的なおすすめは貝柱焼売の濃厚なやつ。
噛んでるといつまでも味が染み出してくるし、肉がすごく噛みごたえあるので、焼売に対する感覚が変わるかも。
また、湯葉の包み揚げや中華クレープ、季節もので鮮やかな見た目の楽しい餃子もあるのでぜひ。
・萬珍樓點心舗
朝9時から開いているので、実は朝粥も狙える店。
安定して上品な点心が楽しめる。
店構えがとにかく豪華で内装もしっかりしている。
いきなり胡蝶蘭が飾ってあるような店なので気後れしがちだが、それだけに狙い目でもあり、休日の午前中~昼に狙うにはなかなか良い。
食器もNIKKOで揃えてたりなので、流石だなーという印象です。
手頃な値段で高級店に来た感じがすごい。
ワゴンでおすすめ点心が運ばれてくるとかあるので、そういうのワクワクしてしまうよね。
一度入っておくべき店ではなかろうかしら。
●菓子/土産など
中華菓子は結構いろいろあって、しかも馴染みのないものが多く、どこ行って何買えばいいかわかりにくい。
しかもその場で食べられるわけでもないので、なかなか手を出しにくく、つい大通りの店で買ってしまいがち。
なので、関帝廟通りなど、少し奥の店を中心に紹介して行きたさ。
一般的には菓子は重慶飯店や同發さんとかで買う人も多いと思われ。
重慶飯店の千層酥が昔から好き。パイ系が好きなのよな。
月餅は少し温めても良い。
あと、手作りの鳳梨酥(ホウリンス)などもなかなかうまい。
箱入りのくどいのと違うのでぜひ。
紅棉さんや頂好食品さんの生菓子類よさみでつい買ってしまう……。
あと個人的に、横浜大飯店の杏仁ソフトはうまいっす。
他店だとスジャータのソフトアイス杏仁が多いので間違えないよう注意。
・翠香園
市場通りを少し入ったところにある、手作り菓子の老舗。
手作りだけに、賞味期限も他店より一週間早いのですけども、その分、癖や重さが少なくおすすめ。
酥花椰蓉撻(イエター)や玉帯糕(ギョクタイコウ)など食べやすくした中華菓子もあり、特にイエターは中華菓子的な重さがなく、食べやすくてオススメ。
月餅なども変にしつこくないので食べやすいし、とにかく具材が詰め込まれてる感がすごい。ココナツチップや木ノ実がモリモリ入っている。
意外だが、味噌餡もイメージなどよりすごく食べやすくて良い。
全体的に口の中に残りにくい感じの味付けで、お茶請けに買うにはおすすめ。
宿泊中の深夜に食べるにも良い感じ。
個人的にはパイ皮包み系が好き。
・紅棉
エッグタルトが有名な、菓子や中華まんの店。
マンゴープリンなどもうまいのでおすすめ。
運良く、エッグタルトができたてだと、火傷しそうなほどあつあつでぷるぷるな状態のものを食べられる。
中華まんは基本的には持ち帰りのみ。
手作りなため、閉じる指の跡が付いてて風情がある。
肉まんなども変な味付けがないため、そのままだと少々物足りないかもしれないが、どんな調味料とも合いやすくてうまい。
個人的にはソースや鎮江香酢が好きかな。皮も変な甘さがなくうまい。
あんまんはとろみのある感じで店のおばちゃんオススメ。
しっとりあんなので、幸せになれるタイプのあんまん。
最近はよく、お土産に買って帰る。
ここの中華まん、隙間がまったく出来ないのでそれも好み。
・頂好食品
関帝廟通りにある手作り菓子の店。
電柱で店の写真写りが悪くなる店ナンバーワンでもある。
いずれレタッチが必要ではなかろうか_(:3」∠)_
とにかくココナツ団子がうまい、マジうまい。
これだけのために中華街行ってもいいレベル。
柔らかもちもち甘さ控えめで、めたくそうまい。
延々と求肥食べてるような気持ちになれるやつ。もはや夢の食べ物。
持ち帰って時間経って固くなったら数秒レンチンで復活する模様。
肉まんあんまんはやや皮厚い。個人的に肉まん推し。
あんは普通のあんっぽいが、肉は結構しっかりで味強め。
しいたけのだしがめっちゃ出るやつ。
そのままでも行けるし、ソースより酢醤油タイプ。
鎮江香酢がピッタリ合うので買おう。
蒸し時間は10分とか言われたけど、冷蔵庫からすぐ蒸すなら弱火で12~15分くらいがふわふわになりやすいかも。
割と、おなかに溜まりやすい中華まんな気がする。
ちまきもうまいって聞いたので、今度行ったら買う。
なお、ここのおばちゃん元気なので、うっかりすると色々買いすぎになるので注意。
・泰和商事
知人に教わった台湾茶の店。良いお茶が揃っている。
中華街でお茶をしっかり買うならココってくらいにはおすすめ。
ジャスミン茶150g400円で買いやすい。
夏はコレを毎日水出しで飲んでるけど、めっちゃ気に入っている。
知人などへのプレゼントにも良い。
凍頂烏龍茶や阿里山金萱茶もパックで値段が変わらない場合、100gずつ小分けで買うのがおすすめ。
イートインがあるわけではないが、自家製の愛玉子レモネードがうまい。
外にレモンが入った容器があるので勘違いされやすいけども、それはディスプレイで、ちゃんと冷蔵庫に冷やしてある。
●カフェ/デザートなど
以外かもだけども、中華街には結構カフェもあったりする。
中華でカフェというと、どうもミスマッチな気もしなくもないが、それは観光地的な中華らしさを求めてきた場合だけでして。
そもそも、中華みたいなものを食べたあとには一服したかったりもするわけなのですな。
また、中国茶が飲める場所もあれば、普通にコーヒーなどを飲める場所もある。
また、デザート中心の店などもあり、特に平日はまったりしやすい。
元町や山下公園に近いのもあって、探すと結構あるので、知っておくと便利かもしれなさ。
茗香閣や楊貴妃Cafe Chinoisも行ってみたい……。
・悟空茶荘
基本は中国茶の専門店なのだが、2階で喫茶も出来る。
お茶を飲んだあと、気に入った銘柄を買って帰る、ができるのも醍醐味。
土休日は混むので、行くのがわかっていれば予約しておきたい店。
なお、休日しか行かないとなかなか巡り会う機会もないのだが、平日、主に月水木に生演奏がある。
(スケジュール要確認、たまに金曜日もあるっぽい)
のんびりお茶を楽しみつつ雰囲気に浸れるので、機会があればぜひ行ってみてほしい。
・鼎雲茶倉(テイウンチャクラ)
台湾系かき氷の店。
タピオカドリンクなどのテイクアウトもある。
茶葉なども売っているようだが、みんなだいたい目当てはかき氷かドリンク類。
台湾九份と並んで、台湾系かき氷で座って食べられる数少ない店。
2階に落ち着いた感じの席があり、あいていればまったり食べることができる。
マンゴーかき氷は、マンゴーを凍らせた氷を削るタイプ。比較的甘くないので甘みは練乳で調整。
口どけなめらかで、するする行ってしまうタイプ。
・Meet Fresh 鮮芋仙
中華街の外側にある台湾デザートの店。
色々と台湾情緒のある感じで、日本だと絶対やらない組み合わせで持ってきたりするのでなかなか面白い。
とにかくナッツをトピングしがちなため、ナッツにフルーツやパイナップルかき氷合うのか?って思ってるとやっぱり合わなかったりする_(:3」∠)_
じゃあ最後まで合わないのかっていうと、上を食べきって下の杏仁豆腐に変わるとそうでもなかったり。
そういうことは日本ではあまりないので、よくも悪くもアジアンテイスト溢れている。
それぞれ単体はうまいので、ドリンクバーで適当に混ぜたときみたいなあんな感覚だと思うと、組み合わせも楽しみやすいと思う。
友人は仙草ゼリー食べてたけど、缶で売ってるような味ではなく、思ってたよりクセがなくて普通だって言ってました。
なお、かき氷は最近見かけなくなったクラッシュドアイスなので、じゃりじゃりするやつ。
好みはあるかもだが、今となってはかえって貴重なので、夏は溶けにくくていいかもしれない。
なお、ここの杏仁豆腐や豆花はなかなか行けると思うので、見た目より味を気にしたい場合は、その辺の組み合わせがおすすめじゃなかろうか。
もすもす食べる感じだと思ったほうが良いかも。
・幸せのパンケーキ 横浜中華街店
中華街にあるパンケーキ専門店。
当然、中華や台湾料理の店に囲まれているので不思議な感じ。
まあ中華街目的で来ているときに行く店ではないと思うのだけども。
ただし、コレが山下公園に来たついでに一服する店として考えると、この位置は全然不思議でなかったりもする。
中華街にはこうした横浜属性の店がいくつかあるので、なかなか面白い。
ウォーハンマー屋とか。(ファンタジーミニチュアゲームの店)
あとまあ、中華食べたらコーヒー欲しくなったりもするんですよ_(:3」∠)_
なので中華街には洋風のカフェが一定数あったりもします。
観光客があまり来ないので、行列しにくさもあってそういう意味では便利。
中華街で1日2食を目指す場合、早めの昼食→��光→一服→ぶらり→夕食みたいになりやすいので、中華街だけでなく山下公園なども含めた感じになると、その場合ではこういうのも店も踏まえておきたさ。
パンケーキはふわとろ。
メレンゲ系挟みのとろみパターンかと思いきや、かなりガチ勝負のストレートなスフレ系パンケーキ。
色々フレーバーはあるけども、個人的には標準のシンプルなスタイルで完成していると感じたかも。メープルも甘すぎないのがついてくる感じ。
季節ごとに限定フレーバーが出るので、パンケーキ食べ歩き常連の友人は狙っているらしく、おそらく基本が素直なので色々邪魔しないんだろうなと。
個人的にはまず基本のパンケーキから味わって欲しさあります。
この完成度素晴らしい。
・ROUROU Cafe
悟空茶荘の横、建物の間の細路地を入った奥にあるカフェ。
知らないと戸惑う。
平日から人がいるところを見ると、中華街に慣れてきた頃に来る店っぽい。
意外かもだが、ここのシンガポールチキンライス(海南鶏飯)はとんでもなくうまいらしい。
アジアンテイストでランチも喫茶もできる店で、アフタヌーンカフェなんかは結構な量が来る感。
専門的に銘柄の中国茶が飲みたい層には向かないが、ちょっとコーヒーやウーロン茶飲みたいときには落ち着いた雰囲気で良い。
洋風にも中華風にも楽しめる店で、まったりするにはすごくいい感じ。
プリンは甘さかなり控えめで、ソースのアクセント加えながらつまむのが楽しい。
パンダを蹂躙しながらいただく大人の味だと思う(言い方)
なお、混雑時はドリンクのみは60分、食事は90分制なのでそこだけ注意。
・楊貴妃cafe chinois
楊貴妃カフェ シノワ、と読む。
一見するとブティックだが、2階がカフェになっており、割りとゆったりした時間を過ごせる場所。
そもそも、中華街にかなり慣れてないと善隣門の外側まで来ないのだけど、知ってる人でちゃんと埋まるので中華街すごい。
全体的におしゃれなイメージなのだが、特にコースターが京劇モチーフなどのデザインなど凝っていて、なかなかステキ。
カフェとして特別というより、落ち着いた雰囲気がいい店に思う。
もともとの店の方向性からして、比較的女性向けではあるのだけど、ちょっと一服してまったりするにはいい雰囲気に思う。
そんなに広い店ではないので、運が悪いと休日は埋まってしまうこともあるのだけど、夜まで誰かと過ごすつもりで来る場合には、ぜひ押さえておくべきカフェの一つに思う。
●中華街で朝ごはん
中華街での朝ごはん事情はちょっと厳しめ。
朝7時からは馬さんの店しかない。
基本、営業は10~11時頃からがほとんどで、11時からの街だと言っていい。
他には、9時から萬珍樓點心舗。
安記も9~10時くらいに開く(朝粥のみ)
土日であれば謝甜記本店が9時に開ける。(平日は10時)
謝甜記貳号店も8時半からやっている模様。
また、朝陽門付近にサンマルクやべローチェ、ドトールなど、カフェが数軒あるので、その辺も視野に入れておきたい。
朝食べたはいいけど昼までどうしよう……って人は、山下公園などを観光がおすすめ。
朝飯後にカフェでまったりしつつ、マッサージ屋などを予約しておいて開店を待つ方法もある。
なお、裏技として。
近辺に宿泊の場合、前日にお持ち帰りしておいて、ホテルで朝を食べる、という手もあるので考えておきたい。
中華街のいい店は冷めても美味しく、また、テイクアウトはかなり対応している店も多いので、気軽にお願いするといい。
馬拉糕(マーライコウ、中華蒸しパン)などを買っておいて、朝からお茶やコーヒーもゆっくり出来て良い。
特に、リブマックスなど、一部のホテルには電子レンジがある。
紅棉などで冷蔵の肉まんなどを買っておいて、少量の水(できれば湯にしておく)を入れたカップの上に肉まんを置き、レンチンで蒸す方法もある。
・龍仙 馬さんの店
朝7時からやってる、中華街で朝飯といえば定番中の定番。
朝粥といえばココ一択。
中華街で朝7時から開いてるのは馬さんの店しかないので、とにかく朝ごはん安定。
いつもお世話になってます。
ただ、土休日の朝は並ぶこともあるので注意。
9時過ぎて並んでる場合は他の店も開き始めるので、他の選択肢を検討するのもありだと思う。
ココはもち米餃子にニラ饅頭など、点心などもうまいのでおすすめ。
種類はそこそこですが、安定してうまいです。
また、ネギそばなど麺類もなかなか行ける感じ。
ラー油入れたくなる……。
・龍城飯店
香港路にある、朝9時ぐらいから営業している店。
やってるかどうか分かりづらいが、明かりがついてればたぶんやってる。
中華街は結構アバウトなので、時間厳守じゃないことに注意。
朝ごはんをしっかり食べたいときは選択肢に入れておきたい。
ただ、自分から言わないと定食のメニュー出てこなかったりするので、そのつもりで。
中華街は、基本的に自分から行動するのが大事。
どうも、朝はワンオペで、人が来る時があったりなかったりみたいな模様。
料理もホールも会計も一人なので、時間かかることもあるのはしかたなさ。
そのへんはおおらかに。(一人で色々やるのはけっこう大変)
味はそれなりなので、特別な味を求めて行く感じではない。
ただ、朝からフルメニューが注文可能らしく、メニューはほぼ食べられる。
ワンオペの関係上、事実上放置されてしまうのだけど。
なので、逆に、割とまったりのんびりできるということを考えるとアリ。
満足を求めるには向かないかもだが、個人的に、炒麺が朝から食べられるのは良いかもと思ってる。
いろいろと日本らしくないのが、別世界に来た感ある。
・CHILLULU COFFEE & HOSTEL
朝8時半からの営業。菜香新館の近くにあるカフェ。
早いWi-Fiやコンセント席もあるので、ホテルから出たあと、平日朝からランチまでを過ごすには非常に快適な場所でもあるのがありがたい。
コーヒーも良い感じだし、フレンチトーストやパンケーキ、プリンなどがあり、なかなかスイーツも充実している。
アメリカーノのダブルは苦目で良い。
(アメリカーノはエスプレッソをお湯で薄めて、香りよくしたコーヒー)
中華街で朝からこういうところに来る人自体、かなり慣れているか情報を仕入れてる人なので、特に平日は客層が限られている気はする。
横浜属性の店ではあるけども、中華のあとのコーヒーとしてもありだと思う。
・Eggs'n Things 横浜マリンタワー店
入口は分かりづらいのだが、外から入る(ややこしい)
山下公園の近くになるが、一応、朝にも使える店なので掲載。
横浜の属性なので、横浜観光として考える場合はここもアリ。
9時から開店で、平日は11時までモーニングをやっている。
11時までブレンドコーヒーおかわり自由なのもうれしみ。
無論、フルメニューが頼めるので、朝からガッツリ白い巨塔(ここのパンケーキはそう呼ぶにふさわしい)を頼んでもいい。
ここのクリームは特殊で、めちゃ軽ふわふわ。
押すと倒れるし、ほっとくと溶けてしまう程軽いので、体験の価値アリ。
シロップは、酸味のあるグァバ、甘いココナツ、ややさっぱりメイプルの3種がある。
何もかけなくてもいいし、色々と味変も楽しめる。
山下公園の朝を散歩がてら、優雅なモーニングというのもなかなか。
なお、テラス席はクレジット払い専用なので注意。
●バー
中華街は横浜元町近くに位置するため、意外なほどバーがある。
紹興酒など中華の酒は飲食店で飲んでもらうようなので、横浜寄りの雰囲気で、なかなか情緒ある店が多い模様。
元町まで行けばまだ他にもあるだろうけど、ちまちま開拓していきたい。
・ウインドジャマー
中華街大通りを抜けて、西門通りを石川町側に少し行くとある、雰囲気たっぷりのジャズバー。
生演奏をBGMにまったり出来る。
ライブをしっかり聴き込むというよりかは、BGMとしての生演奏を心がけてる感じなので、気軽に入れるのも特徴。
ステージは30分ごとだが、チャージは席料だけ(だいたい700円)なのも嬉しい。
店内は雰囲気たっぷり。
ウインドジャマーというのは昔の帆船の種類の名前で、船のキャビンをイメージした作りなんだとか。
オリジナルカクテルなどもあり、酒の種類も豊富。
また、食べ物もそれなりにあって、どれも良い感じ。
ナチョスってこんな美味かったけか。
どでかいハンバーガーがあるので一度食べてみたさはあるけど、中華街で夜食を我慢せねばいかんので、それが出来る日がくればいいな……。
・MINTON HOUSE
長安通りから中華街の外に向かって行くと佇んでいる、老舗のジャズバー。
外���そのままの独特な雰囲気が漂う店内で、独特の味わいがある。
ライブもやっているが、そうでない日はレコード。
スピーカーの場所がわかりにくい音響で、コレも雰囲気があって良い。
薄暗い店内は、ひとりでふらっと入っても落ち着く。
こんな値段でいいのかなって値段でいい酒が置いてあったりもするので、ゆっくり楽しみたいときにはいいかも。
まったり。
カクテルよりそのままお酒を飲んだり割るスタイル。
横浜の夜を浸って過ごすにはいいところ。
なお、ココは食事は乾き物程度で、あまりないのでそのつもりで。
・デ・ランジェ(D'ERLANGER)
太平道にある70~80年代ロックのバー。
というけども、その頃の曲なら掛かる感じ。
知らないとなかなか来ない場所にある。
ママさんがなかなかいい感じで、適当に話しかけてくれたり適当に放っておいてくれるので、フレンドリーとお一人様でまったりが両立できる店。
レコードがたくさん。
バーテンスペース内にDJセットが有り、ママさんが適度につなげて掛けてくれるというなかなかないスタイルな気がする。
カウンター中心だけども、一見さんでも入りやすい店だと思う。
また行きたさ。
●食材店・スーパー・食器など
中華街には食材店やスーパーなど、せっかく来たんだから珍しい食材や調味料買おうぜ的な店がたくさんある。
あるのだが。
……正直、知らないモノ多すぎて迷うし、そもそも何を買っていいかわからない_(:3」∠)_
ハリネズミ饅頭のかわいい耀盛號が、中華街では説明タグが豊富なので、行ってみてもいいかも。
おすすめの定番は老干媽(ラオガンマ)の食べるラー油。
ただコレ、種類が多すぎて何を選んでいいかわからない。
個人的には調理にも使い勝手のいい豆鼓入りが好きだが、初心者には鶏肉入りか豚肉入りがいいかもしれない。
慣れてきたら、他の種類もなかなか。
あまり辛くないので、家での炒め物の彩りにちょうどいい。
使いやすいのでバンバン使うべし。
珍しい調味料としては、広東白汁をおすすめしたい。
広島にある日本メーカーが作ってる合わせ出汁調味料なのだが、コレが家で使うにはめちゃくちゃ美味い。
国産の鶏、豚、カキなどのエキスが入っていて、複雑な味の絡みがコレだけで出来てしまう。
炒め物や麻婆豆腐がすごくはかどるので絶対に買っておくべき調味料。
中華街のシェフが買うくらいには、誇張なしでプロの味になる。
なお、広東白汁売っているのは三陽號や愛龍號あたりの関帝廟通り周辺にある模様。
あとは、普通にネット通販でも売ってるので欲しい人は探すべし
あと、死ぬほど便利なのが鎮江香酢。
ほぼ黒酢と同じ使い方ができるので、炒めもの調理時に少し入れるとうまい。
意外なところで、トマトソースに入れると、トマトっぽい酸味になる。
中華炒めをするなら、郫県豆瓣醤(ピーシェン豆板醤)が便利。
ピーシェン豆板醤はなかなか近所で売ってないのでおすすめしたい。
そら豆の形がそのまま入ったりしているものもあり、味わいがある辛さになる。
豆板醤大さじ一杯+刻みにんにくを油で沸き立つくらいに炒めると辛味が適度になり香りも味も良くなるんでおすすめ。
そこから具材を炒め合わせると、豆板醤はめちゃくちゃうまい。
麻婆にも麻辣湯や水煮肉片などにも使えるので、ぜひ覚えておきたみ。
麻辣を求めるなら、花椒油や麻辣醤なども良い。
麻婆豆腐の仕上げに飾り油として入れるだけでめちゃくちゃうまい。
辣油は、店で自家製辣油を売っている場合がある。
もう少しマニアックであれば、腐乳なども炒め物の味付けに良い。
腐乳はそのまま食べるには癖が強いが、炒めに使うと驚くほどクセがなくなる。
基本、炒めで味噌っぽい感覚でいるとおすすめ。
なお、意外かも知れないが、腐乳はトマトソースにもすごく合う。
クセのないチーズや味噌のような役目を果たすので、塩炒めにコクを出すのにも使えてよい。
また、こういった店であれば、だいたい中国酒が買える。
高い酒や輸入ビールも良いのだが、個人的には紅星二鍋頭酒という安酒を推したい。
そのまま飲むにはクセや野性味が強すぎるのだが、コレが、割ってみると何でも合う。
炭酸水で割るだけでも旅行気分になれるので、ホテル飲みにもおすすめしたい。
業務スーパーで小瓶300円なので、おためしや持ち運びにも良い感じ。
海外系ビールなどはどこでも300円ぐらいするため、中華街でちょい飲みのお供に、二鍋頭酒は安いし便利。
テイクアウトでつまみでも買えば、あっという間に一人飲み会の完成である。
・中国貿易公司 中華街本店
中華街で輸入食材といえばココ。
アジア系の調味料などを含め、とにかくたくさん揃っていて、種類の豊富さでは随一。
食材探しにあっちこっち移動したくないとか、小さい店には入りづらいって人にはおすすめ。
インド系の菓子なども揃っているので、ソアンパプディ(インドの飴菓子)とか時々買ったりする。
一通り何でも揃うので、慣れない人はココから始めるといいと思います。
・栄興號
大通り沿いの小さい食材店。
ラオガンマ(老干媽)のラー油などが比較的安いのでココでよく買う。
あと、ホールの唐辛子や花椒なども便利。
買うものがわかっているときに寄るタイプの店だけども、かなり値段頑張ってるので、慣れて��たらぜひ利用したい。
・業務スーパー横浜中華街店
萬珍樓點心舗のすぐ裏にある業務スーパー。
業務ス���パーの中でも、経営が違うらしく、この店舗だけ品揃えがかなり中華街寄りのため、中華系調味料も多い。
日本のスーパー感覚で、気後れなく中華調味料が買える店でもある。
また、黒松沙士などの中国系飲料が安めだったり、中国酒の小瓶などもある。
ホテルでソフトドリンクほしいのであれば、ココで確保しておくと安い。
・マルエツpetit 山下公園店
みなとみらい線、元町・中華街駅近くの24時間スーパー。
中華街での夜食は20時くらいに済ます場合も多いため、ホテルで夜更かしした場合、小腹がすいて困ることもあったりする。
特にみなとみらい駅周辺での宿泊だと、コンビニやまいばすけっとも中華街の外周にあるために遠めなので、知っていると便利する店。
(一応、セブンイレブン東門店もあるのだけど、品数がだいぶ違うので)
地元のためのスーパーなので、調味料や食材の揃えなどもほぼ日本のものだが、深夜に行くには強い味方。
・ダイソー中華街チャイナスクエア店
言わずとしれた100円ショップ。
大通りから少し奥まったチャイナスクエアにある。
基本的に、中華街に来てまで特に何を買うわけでもないのだが、ホテルでレンチン用のタッパーを買うのに便利。
持ち帰り用の容器だと、全力で温めるのは怖い場合もあるので、そういう場合には重宝する。
また、ホテルで使う用のUSBケーブルなどを買うにも便利。
・青木商事
表通りの照宝が有名だが、中華鍋買うならココ、絶対。
山田工業所の打ち出し鍋が直接見れる。
おすすめは山田工業所の打ち出し鍋、極薄1mmの27cm。
コレが家の火力でも一番扱いやすいし、何より重さも700g程度。
取手入れてこの重さだと、ティファールなどより軽いんですよな。
中華鍋の取手が熱くならないか気になったのだけど、全然大丈夫なこともココで教わったのでありがたみ。
業務用コンロの大火力でもなければ平気らしい。
実際、いつも中華鍋でパスタを��でているけれども、なんの問題もなく使える。
最初の空焼きだけは面倒だけど、調理前の油返しと洗浄後の水飛ばしだけやっておけば野菜シャッキシャキの炒め物が作れるので、中華鍋はホント便利。
割と店のおっちゃんがフレンドリーに話しかけてくるので、そのつもりで。
むしろこっちもバンバン質問をぶつけていいし、その上で買わなくてもいいのは知っておきたい。
なお、念のため。
下記の引用マップが、どういうわけか池袋にある同名の不動産屋になるのだが、「拡大地図を表示」でちゃんと表示されるので安心。
・照宝
大通り沿いにある、中華せいろの有名店。
かゆいところに手が届く物を売っている場合もあり、一人暮らしには一人用の小型お玉が意外に役立ちます。
ココで買った小型お玉で、自家製ジンジャーエールシロップをすくうのにすごく便利しているし、鍋物にも便利。
そして、せいろ買うか3ヶ月迷ったんですけども。
気がついたら補修済みの買ってました_(:3」∠)_
実際、補修済みでなんの問題もなく、普通に使うにはそれで十分すぎます。
せいろ買う場合、内径サイズは一回り小さいことに注意すること。
18cmだと内径15cmくらい、肉まん一個くらいしか入らないですが、ひとり用には十分かな。
家族がいるのであれば、もう1~2まわり大きい方が便利かも。
もしくは複数用意するといいと思います、3段まではいけます。
なお、使用時に外側濡らすのだいじ。
でないと、内外の乾き方の差で割れたりするので注意。
実際使ってみると、蒸し器よりあたりが柔らかく、取り出すときにせいろごと外せばいいのが便利。
軽く使ってみた感じ、ヘビーユーザーでもなければ竹製で十分ぽいし、結構持つんじゃなかろうかしら。
店みたいに、毎日何度も使うわけじゃないんで、せいろをちまちま使ってるぶんには、1~2年でダメになるようなもんじゃなさそう。
使用時に燻蒸消毒されるため、思ってた以上にカビとかも生えにくそうで、管理も適当で良さげ。
ちなみに。
せいろは慣れると、上方3段重ねでほったらかし調理ができるように。
肉・野菜・点心が同時に調理できることを考えると、家族がいる場合は結構便利だったりもします。
安いささみや鶏胸肉も、蒸すだけでぷっくり膨らんでウマウマですぜよ。
キッチンペーパーに包んで蒸そう。
・公衆トイレ
加賀町警察署の裏にある洗手亭1号。
朝陽門入ってすぐ左のChinaTown80の横にある洗手亭2号。
それと元町がわの川沿いに前田橋公衆トイレがある。
あと山下公園にもある。
他にも有料トイレが存在するが、なんだかんだで無料に行ってしまう気がする。
案外、飯の時にトイレに行ってしまうのと、わりと外れの方にあるのでお世話になることは少ないかもなのですが、知ってると便利な情報。
知らないと、検索すること思いつかないからね……。
■最後に
やたら長くなってしまったけども_(:3」∠)_
なにコレ3万字超えたじゃん……。
ただ、中華街の紹介記事は全体的に有名店から紹介するものが多く、個人店などをまとめて紹介する記事がとにかく少ないので、色々自分で行って確かめたりしてみました。
とりあえず備忘録的にストックしておけば、いつでも使える便利な記事として役立ってくれるといいなあ。
知ってるあの店がない?
まだ行けてないだけです_(´ཀ`」 ∠)_
物理的に一日2~3食くらいしか食べらんないし、気に入ったところに再度行ったり、知人の案内もしたりしてですね。
20日取材しても40店かそこらしか回れないだけなので……むしろ教えてください。
だって普通、頼まれもしないのに別の店を回り続けないので_(:3」∠)_
白麻婆豆腐の心龍なども素敵って聞いてるんだけど、全然行けけてなくて中華街奥が深い……うごご。
優味彩もなかなか行けてないし、まだまだ奥が深そうであります。
東園さんは行ったけど、ランチ一回じゃわからないのでもう少し深掘りしないと、うまいんだがあれじゃ伝わらん……。
あああ上海豫園なんかもキニナル……保昌のカレーも食べたみ。
他にも聚楽とか新楽とか茘香尊とか金福隆 (鑫福隆)とか……。
湖南人家や四川陳麻婆も出来たし……あああ。
そして、挙げただけでも何日かかるんだコレ……_(´ཀ`」 ∠)_
そして中華街に慣れてくると、さらに少し外郭の元町、関内、野毛、井土ヶ谷なども色々あるらしいので、機会があれば開拓できるといいっすなあ。
沙県食坊とか清香楼も行ってみたい……和記食坊うまかった……。
近場でも意外と知らないところが多いので、飯のついでにいろいろ探検してみると面白いんじゃないでしょか。
あ、おすすめとか取材費サポートもらえると喜んでまた行くと思います_(:3」∠)_
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