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歌詞に出てくる「姉さん先生」とは、拓郎が[[谷山市|谷山町]]立谷山小学校 |
歌詞に出てくる「姉さん先生」とは、拓郎が[[谷山市|谷山町]]立谷山小学校現在の鹿児島市立谷山小学校に在籍していた当時の担任だった宮崎静子というがモデルである<ref> 吉田拓郎さん 名曲「夏休み」の歌碑、母校に建立 「姉さん先生」の長女参加…「天国で喜んでいる」 鹿児島市谷山小南日本新聞202312 |https://.// | </ref><ref>{{Cite news|title=拓郎さん「夏休み」母校・谷山小|=|date=2023-08-|=}}</ref>。 |
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拓郎が6歳頃から小学2年生までの幼少期に過ごした[[鹿児島市]]谷山では、[[指宿枕崎線]]・[[谷山駅 (鹿児島県)|谷山駅]]において、地元の有志による募金活動により、曲を流すための機器設備費用や発着メロディのプログラムを変更する整備費用の約50万円を集め、2019年([[令和]]元年)8月13日から同年9月末まで毎日、午前8時からの午後8時まで1時間おきに駅構内で、拓郎本人が歌うこの曲を約3分間ある5番までのフルコーラスで流す<ref>{{Cite news |和書 |title=「ずっと流してほしい」吉田拓郎の“夏休み”流れる駅 全国からファン |newspaper=西日本新聞 |date=2019-09-04 |url=https://www.nishinippon.co.jp/item/n/540345/ |access-date=2023-08-26 }}</ref>。同年10月27日からは、同駅の列車到着メロディとして曲の冒頭が採用され流されている<ref>[https://www.mbc.co.jp/news/mbc_news.php?ibocd=2019102300038815 MBCニュース | 吉田拓郎さん「夏休み」 JR谷山駅の到着メロディに「10/23 19:14」]</ref><ref>{{Cite conference |url=https://www.city.kagoshima.lg.jp/kensetu/toshikeikaku/tanito/documents/hyoushi_aisatsu_mokuji.pdf |title=谷山地区連続立体交差事業(JR指宿枕崎線連続立体交差事業(谷山駅付近))事業記録誌 |year=2020 |publisher=[[鹿児島市]] }}</ref>{{R|Monument}}。[[2023年]](令和5年)[[8月11日]]には、母校である[[鹿児島市立谷山小学校]]に建立された歌碑の除幕式が行われた<ref>{{Cite web |url=https://www.kts-tv.co.jp/news/15494/ |title=吉田拓郎さんの「夏休み」母校の鹿児島市・谷山小で歌碑除幕式 “姉さん先生”の娘さんも参加 |publisher=[[鹿児島テレビ放送|KTS鹿児島テレビ]] |date=2023-08-11 |accessdate=2023-08-13 }}</ref><ref>{{Cite news |和書 |title=吉田拓郎さん「夏休み」歌碑 鹿児島・谷山小 2年間の思い出歌詞に |newspaper=読売新聞 |date=2023-08-12 |url=https://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20230811-OYTNT50114/ |access-date=2023-08-26 }}</ref><ref>{{Cite news |和書 |title=吉田拓郎さんの代表曲「夏休み」の歌詩刻んだ碑 母校に設置 |newspaper=NHK |date=2023-08-11 |url=https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20230811/5050024226.html |access-date=2023-08-26 }}</ref>。 |
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コンピレーションアルバム『[[夏歌2]]』にも収録されるなど日本の夏を歌った代表的な楽曲の一つとされており、様々なアーティストによってカバーされている。 |
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[[1990年]]リリースの[[TUBE]]のシングル「[[あー夏休み]]」は、吉田拓郎ファンの[[長戸大幸]][[音楽プロデューサー|プロデューサー]]が<ref name="faith25">{{Cite web|url=https://www.faith.co.jp/25th/dialogue/nagato-daikoh_2.html|title=長戸大幸さん×平澤創[対談]|website=フェイス25周年記念スペシャル対談企画 |publisher=[[フェイス (企業)|フェイス]]|accessdate=2023-}}</ref>、本曲のイメージを[[前田亘輝]]に伝えて、タイトルも本曲をヒントに付けたとているfaith25。 |
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=== 解説 === |
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*スタジオ録音バージョン。 |
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*瀬尾一三率いる[[ビッグバンド]]によるアレンジ。 |
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2023年8月26日 (土) 02:21時点における版
「夏休み」 | ||||
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よしだたくろうの歌 | ||||
収録アルバム | 『よしだたくろう オン・ステージ』 | |||
リリース | 1971年1月1日 | |||
規格 | LP CD | |||
ジャンル | フォーク | |||
レーベル | ELEC | |||
作詞者 | 吉田拓郎 | |||
作曲者 | 吉田拓郎 | |||
坂上香織 メロン記念日 平川地一丁目 熊木杏里 三瓶由布子 高垣彩陽 | ||||
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「夏休み」(なつやすみ)は、吉田拓郎の楽曲。1971年(昭和46年)に発表され、その後も様々なバージョンがアルバムに収録されている。また、1989年(平成元年)にシングルとしてCBSソニーからリリースされた。
概要
この曲はライブ・アルバム『よしだたくろう オン・ステージ ともだち』で初めて発表された。
ヒロシマ原爆投下に対するメッセージソングだとの都市伝説があるが[1][2][3]、拓郎自身はオフィシャルサイトで「ただひたすらに子供だった時代の懐かしい夏の風景を描いた絵日記なのである。実在した鹿児島時代の"姉さん先生"も広島時代によく"トンボ獲り"で遊んだ夏もすべてが僕を育ててくれた"夏休み"なのだ」「反戦歌などでは断じて!ない!」と否定している[3]。
歌詞に出てくる「姉さん先生」とは、拓郎が谷山町立谷山小学校[注釈 1]に在籍していた当時の担任だった、宮崎静子という教師がモデルである[4][5]。
拓郎が6歳頃から小学2年生までの幼少期に過ごした鹿児島市谷山では、指宿枕崎線・谷山駅において、地元の有志による募金活動により、曲を流すための機器設備費用や発着メロディのプログラムを変更する整備費用の約50万円を集め、2019年(令和元年)8月13日から同年9月末まで毎日、午前8時からの午後8時まで1時間おきに駅構内で、拓郎本人が歌うこの曲を約3分間ある5番までのフルコーラスで流す[6]。同年10月27日からは、同駅の列車到着メロディとして曲の冒頭が採用され流されている[7][8][4]。2023年(令和5年)8月11日には、母校である鹿児島市立谷山小学校に建立された歌碑の除幕式が行われた[9][10][11]。
コンピレーションアルバム『夏歌2』にも収録されるなど、日本の夏を歌った代表的な楽曲の一つとされており、様々なアーティストによってカバーされている。1990年(平成2年)リリースのTUBEのシングル「あー夏休み」は、吉田拓郎ファンの長戸大幸プロデューサーが[12]、本曲のイメージを前田亘輝に伝えて、タイトルも本曲をヒントに付けたと語っている[12]。
『夏休み』(吉田拓郎のシングル)
「夏休み」 | ||||||||||
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よしだたくろう の シングル | ||||||||||
初出アルバム『元気です。』 | ||||||||||
A面 | 夏休み | |||||||||
B面 | シンシア | |||||||||
リリース | ||||||||||
規格 | CD | |||||||||
ジャンル |
フォーク J-POP | |||||||||
レーベル | CBSソニー | |||||||||
作詞・作曲 | 吉田拓郎 | |||||||||
よしだたくろう シングル 年表 | ||||||||||
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1989年(平成元年)3月21日発売。発売元はCBSソニー。
解説
アルバム『元気です。』からのシングルカット。
収録曲
# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
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1. | 「夏休み」 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎・石川鷹彦 |
2. | 「シンシア」(よしだたくろう・かまやつひろし) | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 | 吉田拓郎 |
収録ディスク
以下のアルバム以外にも、「夏休み」は様々なアルバムに様々なバージョンが収録されている。
アルバム
- 『元気です。』
- 1972年(昭和47年)リリース。スタジオ録音バージョン。後に上記の様にシングルカットされた。ベスト・アルバム等にはこのバージョンが収録されることが多い。
- 『吉田拓郎 ONE LAST NIGHT IN つま恋』
- 1985年(昭和60年)リリース。レゲエ調にアレンジされたライブ・バージョン。後にシングル『風をみたか』のB面として収録された。
- 『みんな大好き』
- 1997年(平成9年)リリース。LOVE LOVE ALL STARSがアレンジを担当したセルフカバー。
- 『一瞬の夏』
- 2005年(平成17年)リリース。瀬尾一三率いるビッグバンドによるアレンジ。曲の終わりに拓郎からのメッセージとカラオケが繋がって収録されている。
- 『吉田拓郎ライブ コンサート・イン・つま恋'75』
- 2012年(平成24年)リリース。松任谷正隆バンド、ハイ・ファイ・セットのコーラスによる演奏。
他のアーティストによるカバー
- 坂上香織(1989年〈平成元年〉、アルバム『夏休み』収録)
- 南こうせつ(1990年〈平成2年〉、アルバム『サマーピクニック』収録)
- メロン記念日(2002年〈平成14年〉、アルバム『FOLK SONGS 2』収録)
- 平川地一丁目(2005年〈平成17年〉、シングル『十六度目の夏』収録)
- 熊木杏里(2008年〈平成20年〉、アルバム『吉田拓郎トリビュート〜結婚しようよ〜』収録)
- 三瓶由布子 - アニメ『夏のあらし! 〜春夏冬中〜』挿入歌(2009年〈平成21年〉、アルバム『歌声喫茶方舟 〜アキナイチュウ〜』に収録)。
- 高垣彩陽 - アニメ『夏色キセキ』挿入歌(2012年〈平成24年〉)。
脚注
注釈
- ^ 現在の鹿児島市立谷山小学校。
出典
- ^ 赤坂憲雄「日曜論壇 夏休みはなぜか、もの悲しい」『福島民報』福島民報社、2019年8月18日。オリジナルの2019年8月18日時点におけるアーカイブ。2019年9月18日閲覧。
- ^ 衛澤創 (2018年4月17日). “【夏休み/吉田拓郎】噂の歌詞の意味を徹底解釈!2005年のアルバム「一瞬の夏」収録のアレンジも秀逸!”. OTOKAKE. 株式会社TechFactory. 2019年9月18日閲覧。
- ^ a b “ツアー・ライナーノーツ5”. Message from Takuro Yoshida. 吉田拓郎オフィシャルサイト. 2019年7月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月22日閲覧。
- ^ a b 「吉田拓郎さん 名曲「夏休み」の歌碑、母校に建立 「姉さん先生」の長女参加…「天国で喜んでいる」 鹿児島市谷山小」『南日本新聞』2023年8月12日。2023年8月26日閲覧。
- ^ 林孝輔「拓郎さん「夏休み」歌碑に 母校・谷山小に建立」『南日本新聞』2023年8月12日、19面。
- ^ 「「ずっと流してほしい」吉田拓郎の“夏休み”流れる駅 全国からファン」『西日本新聞』2019年9月4日。2023年8月26日閲覧。
- ^ MBCニュース | 吉田拓郎さん「夏休み」 JR谷山駅の到着メロディに「10/23 19:14」
- ^ 谷山地区連続立体交差事業(JR指宿枕崎線連続立体交差事業(谷山駅付近))事業記録誌 (PDF). 鹿児島市. 2020.
- ^ “吉田拓郎さんの「夏休み」母校の鹿児島市・谷山小で歌碑除幕式 “姉さん先生”の娘さんも参加”. KTS鹿児島テレビ (2023年8月11日). 2023年8月13日閲覧。
- ^ 「吉田拓郎さん「夏休み」歌碑 鹿児島・谷山小 2年間の思い出歌詞に」『読売新聞』2023年8月12日。2023年8月26日閲覧。
- ^ 「吉田拓郎さんの代表曲「夏休み」の歌詩刻んだ碑 母校に設置」『NHK』2023年8月11日。2023年8月26日閲覧。
- ^ a b “長戸大幸さん×平澤創[対談]【後編】”. フェイス25周年記念スペシャル対談企画. フェイス. 2023年8月26日閲覧。