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ゆ​の​も​き​ゅ

by Yunomi

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1.
とどけ とどけ! はるか未来へ めぐるよ 君にとどけ たぐりよせて、この赤い糸 たぶん運命の人 さぁ行くよ、はるか宇宙へ 長い旅路の果てに ちょっと刺激とかほしいならカライのは我慢してね 旅立ち 果てないスカイ さぁ、夢と希望リュックの中に 制服ひるがえして教室飛び出した 今さっきあがった雨雲 水たまりにうつるコスモ 飛び越えて私さながら冒険少女 たぶん完璧主義なあの子、正体はエイリアン か弱き地球防衛軍、とても敵わないや だっていつだって待ってばかりだ、恋の予感 新宿駅ホームに降りたなら とどけ とどけ! はるか未来へ めぐるよ、君にとどけ たぐりよせて、この赤い糸 たぶん運命の人 このまま銀河を越えた幾千、夜の果てに 君の星がそこにあるならどうか待っていてほしいな あやまち消せない過去だし、明日を塗り替えればファンシー 制服は着替えたロケットの搭乗員 あながち無重力暮らし、まぁ悪くはないみたいだし 手にした自由でまた自分探し お気に入りの喫茶店、まさか今日休業中? 星にねがいをこめて、恋はほら珍道中 だって、いつだって待ってばかりじゃ空に消える 小さな手、そっと伸ばしたなら おねがい おねがい まだやめないで ちょっとだけ時を止めて 胸の奥がほら痛むから、どうか振り返らないで このまま銀河を越えた幾千、夜の果てに 君の星がそこにあるならどうか待っていてほしいな さぁ、とどけ! はるか未来へ めぐるよ、君にとどけ たぐりよせて、この赤い糸 たぶん運命の人 さぁ行くよ、はるか宇宙へ 長い旅路の果てに ちょっと刺激とかほしいならカライのは我慢してね めめめめめめめんたいこ 君をもっと知りたいの めめめめめめめんたいこ 少し背伸びもしたいの
2.
閉めきってるカーテンの向こう側にサンシャイン まわる まわる この街だけはフィール・ソー・ファイン 今もほら並んでる歯ブラシも もうね、そろそろ替え時らしいよ 入れすぎないでね 柔軟剤 あれほど言ったよ 十何回 掃除もちゃんとしないとね たまには窓も開けてね 埃かぶったアルバムの片隅から踊り出すの たくさんの甘いメロディー 君と描いたストーリー いつものモーニング 消えないように きっと時計は止まり 色褪せぬままに 写真の中に 一秒だって惜しいんだよ いつかまた歩き出せる日まで 日常はかたちを変えて君をまた彩るでしょう でもちょっとだけ寂しいよ 君の時計だけ針がまわって せめて今は楽しい夢を 枕元で祈るよ 何度も乗り越えてくひとりっきりのサンライズ ひとつ ひとつ また消えてくよ 街のライト 長い時をかけて思い出も僕もやがて見えない星に変わるの ふたり描いたストーリー 夜空の中に輝くように 夢みたいに溶けて混ざりあいたい ひとつになるの 一秒だってかまわない 君とまた歩き出してみたい 日常の中で代わりを君はまた見つけるでしょう そうちょっとだけ寂しいよ 僕の時計だけ針が止まって この先ずっと君のその瞳にうつらないから 一秒だって惜しいんだよ いつかまた歩き出せる日まで 日常はかたちを変えて君をまた彩るでしょう でもちょっとだけ寂しいよ 君の時計だけ針がまわって せめて今は楽しい夢を 枕元で祈っているよ
3.
浮気しても内緒ならオーケー 
他人の痛みなんて透明
 傷付かないための防衛
 何が愛なんだい? 薄利多売だ
 ドラマじゃない不完全なライフ 
安直なシナリオなんてない 
リアルにエンディングはない
 ただね、崩れないよう保ってるだけ そっと、壊れないように抱きしめてるんだ 
ちょっと機械みたいになれたらいいなって 
どうしようもない焦燥を
 けど、確かな感情を この気持ちに気が付いてから 長い夜に押しつぶされそう 
君のこと知っていくほど離れていくの
 傷つかない心でいたい 
伝わらない想いはつらい
 私はロボティックガールなの だんだんと剥がれてく仮面 
マンネリ化で三年でごめん
 特別な人なんていません
 今を 今をただときめきたいの ぎゅっと離れないように抱きしめててね 
どうしようもない愛情を感じていたいから この気持ちに気が付いてから 長い夜に押しつぶされそう
 君のこと知っていくほどわからなくなる 君を
 君だけ見ていたい 
君を 
君だけ この気持ちに気が付いてから 好きで好きで押しつぶされそう 
君のこと知っていくほど大きくなるの 
傷つかない心でいたい 
伝わらない想いはつらい 
私はロボティックガールなの
4.
マイハウス is 段ボール NEWハウス エレクトロハウス トラックドライバー 通勤ラッシュ アップなロードはテンションMAX ハウスダスト ノンふぃっくしょん 花粉症にはマスクメロン カーソル待ってよ クラクション ほらクリック リリック トラックメイカー お洒落の極地だ ファッションセンター 両手を掲げて クラッピョヘンザ ジャージにワイシャツ 絶対ヘンだ M・I・D・I トラックメイカー お洒落の聖地だ ファッションセンター 両手を掲げて クラッピョヘンザ 納期は明日だ 絶対徹夜 エビデイ エビナイ トラックメイカー ロリ顔コンプな つるぺたっぷ ホップでステップ ダブステップ フロアのあいつはロボットダンス お酒も入って そこそこナイス ネクタイ緩めた今こそチャンス 黒ぶちメガネに細身のパンツ ふたりを揺るがすワブルベース 今夜も残念 玉砕です お洒落の極地だ ファッションセンター 両手を掲げて クラッピョヘンザ ジャージにジャージは アウトドア派 インドア系なら トラックメイカー お洒落の聖地だ ファッションセンター 両手を掲げて クラッピョヘンザ ピークを抑えろ マキシマイザー 眠気のピークに カフェイン投下
5.
うさぎを追いかけて うたかた黄金色の午後 昔描いた夢、どこの棚にしまったっけ?

 ほんのちょっと躓いた こぼれた哀色の涙 
やさしさに触れたら、時計の針動きだした 

いつも本音は心の奥だ
 ぎゅっと握る手、離さないでね 

ゆ・ゆ・ゆ・ゆ ゆのみっくにあなたとお茶していたい
 ろ・ろ・ろ・ろ
 ロマンチックな恋なんていらないの
 ま・ま・ま・ま 
まったりっぷに流れるふたりの時間
 いつまでも続くよ 
甘い夢は醒めない 

週末の大冒険
 待ち合わせ、待ちぼうけ
 見上げたなら蒼天 
ひとりの街も楽しくなる

 いつも届かない心の声は歌にのせるときっと響くよ 

ゆ・ゆ・ゆ・ゆ
 ゆのみっくにあなたを待ち続けたい 
ろ・ろ・ろ・ろ 
ロマンチックもちょっと羨ましいな
 ま・ま・ま・ま
 まったりっぷに見つめるふたりの未来
 いつまでも続くよ 長い旅の途中
6.
小さなベッドでふたりは愛を誓う 火照った胸の奥 永遠を探した 探した 最後の夜はあっけなく明ける 残った願いが眩しすぎてつらいや ラブ・ストーリー 絵空事で終わり 空白のページ 描かれないままに 火照った胸の奥 永遠を探した 探した 泣いて 泣いて 腫れた目をして サンデーモーニングコーヒー ああ、苦いや 苦いや 甘くて まるで子供みたいで とろけるような恋 ああ、イッツオーバー イッツオーバー 目覚めるには、まだ時間が要るわ カミソリの暮らしは、もう疲れてしまった あげていたはずだと思っていた どうしてかしら? 奪い合ってしまっていた 小さなベッドでふたりは愛を誓う 火照った胸の奥 永遠を探した 探した 泣いて 泣いて 腫れた目をして サンデーモーニングコーヒー ああ、苦いや 苦いや 甘くて まるで子供みたいで とろけるような恋 ああ、イッツオーバー イッツオーバー イッツオーバー ああ、イッツオーバー
7.
星のカケラが降ってきた 今夜はついに荒れそうだ 誰かの足跡辿った旅が終わりを告げるときだ 街は宴でにぎやかだ 忘れることに懸命さ 雲の合間覗くあの人の故郷は鮮明だ 手を伸ばしても今は届かない 夢の終わりを決めるのは誰……? オールナイト まだまだ夜は明けないや 眠らない人の灯が遠くても月明かりが君を照らすよ イッツオーライ! 花びらのように輝くライフ ほら星の下、荒野に散るこの瞬間にだって踊ろう 雨のしずくを待ちながら探してる、虹色の朝を 誰かの涙と比べて不幸せに溺れてるの 街は宴でにぎやかだ 忘れることは賢明さ ふとした痛みがまだ僕をこの土地に留めているよ 迷いそうな夜はそっと僕を照らしてね 砂漠の真ん中、行き先もわからずに地図もなくして 長い長い旅も、もう終わらせなくちゃ 星降る夜に咲く奇跡を、そう僕は願っている 手を伸ばしても今は届かない 夢の終わりを決めるのは誰……? オールナイト まだまだ夢は醒めないで 踊りたい キラキラに描かれた物語もいつか終わるの? ソー・ロング・タイム ああ、君だけ目指していた ほら、ひとりでも荒野に咲くアデニウムみたいに オールナイト まだまだ夜は明けないや 眠らない人の灯が遠くても月明かりが君を照らすよ イッツオーライ! 花びらのように輝くライフ ほら星の下、荒野に散るこの瞬間にだって踊ろう
8.
ほら、こんな晴れた日は丘に登り見に行こうよ 水平線の煌めく彼方に頭を浮かべてるタワー 四十日の嵐はやがて洪水へと変わった 街は洗い流されて沈んだ ここの人も土に変えた   僕らふたりぼっち 平らな世界の真ん中 魚のように 海の底眠る思い出の上泳ぐ 息苦しい世界でも良かったなあ、なんて 君はシュノーケルをつけて笑うサンデー サンデー 黄昏 ぽつりぽつり水面下で火を灯す 街灯を見下ろせる丘で今日は静かに閉じてゆく 僕らの記憶はどこまで受け継がれて途切れるのかな 海の底眠る思い出はただ光る 消えてしまわぬように、忘れないようにと泡の中揺らいだ 今は誰も通らない道を繋いで もし明日晴れたら山を越えようか まだ知らない街を見に行くのもいいな 息苦しい思い出を抱きしめて サムデイ 穏やかな未来を夢見て ああ、眠る サンデー サンデー サンデー
9.
時計は僕らを引き裂いた 引き裂いた 小さくて雨の中消えそうな灯火 忘れてしまうんだ どれほどの愛を焼べたって でもそうやって少しだけ大人になった君に気付く時は 胸に残った傷がじんわりと暖かいな 大切にしまったたくさんのオモチャは 少しずつ君にとって一番じゃなくなるんだ 忘れてしまうんだ どれほどの愛を焼べたって でもそうやって少しだけ大人になった君に気付く時は 胸に残った傷がじんわりと暖かいな
10.
飲みかけのフロート 入道雲 君の笑う顔
 僕のココロ ほら溶かしてゆく
 まだ届かない思いもきっと浮かびあがるよ 
甘くて苦くて混ざりあう 

すぐ隣で君が笑うのに僕はまだ言い出せない
 ちょっと余るぬるい炭酸は夏の空に弾けていた 
このまま時が止まればいいな
 溶けた氷は残酷で
 別れの時はいつか来ると 僕は 僕は飲み込んでいた

 いつか夢に見たささやかな瞬間がーー

 飲みかけのフロート 入道雲 君の笑う顔
 僕のココロ ほら溶かしてゆく 
まだ届かない思いもきっと浮かびあがるよ
 甘くて苦くて混ざりあう
 何気ない時間もきっと宝物だよ 
さよならの時までは笑えるよ
 まだ届かない思いもいつか伝えられるよ
 ほら、終わらない夏はずっと続いてく 

すぐ隣で君が笑ってた
 蝉時雨 ぬるい缶コーヒー
 何回目かの夏は今年も何もなかったようにやってきた 

このまま時が止まればいいな
 願いはいつも残酷で
 別れの時に縛られてる僕はまた夏に迷い込むんだ 

いつか夢に見たささやかな瞬間が 
やがて色褪せてく、古いアルバムみたいに 

何気ない時間もいつか忘れちゃうのかなあ
 さよならをいくつも重ねてってさ 
ひとつ余る空のグラス ふっと思い出すんだよ 
甘くて苦くて混ざりあう 
飲みかけのフロート 入道雲 君がいなくてもほろ苦い思い出を溶かしてゆく
 届かなかった思いもみんな宝物だよ
 ふたりっきりの甘い夏、きっと続いてる
11.
壊れそうなエンジン音 青い海を越えて ふたりを乗せた旅客機は敢えなく不時着 揺れる揺れる救命ボート 沈まないで 濡れたスカートをたくしあげた 砂浜 ひろがるオーシャン ひとりでいじけてたら、ノー・ファン サンシャインぽかぽか 心まで弾む恋の予感 レスキュー隊へSOS まだ救助は見えないそうです ふたりっきりの無人島 いつまでも過ごすホリデイ あなたと あなたと踊りたい 南の島 真夏の夜 朝まで 朝まで眠らない 熟れた匂いに包まれる ダンスフロア ひとつぶの果実 きっとねえ、甘いの あまあいの あなたが魔法をかけた夢をかじるの 弾けそうなこの心音 夜の空響いて 背中合わせのあなたに悟られないように ひとつふたつ流れる星、探してる おねがい いつの日か届くように ふたりを導くムーンライト 小さな頃を思い出すんだ 暗闇に飲み込まれそうで怯えてるロンリーナイト 必然じゃなくていいよ ずっと、なんて言わなくていいよ でもねえ神様、今だけはひとりじめしたいな あなたと あなたと踊りたい 南の島 真夏の夜 朝まで 朝まで眠らない 魔法はまだ続いている ダンスフロア ひとつぶの果実 きっとねえ、甘いの あまあいの あなたが魔法をかけた夢をかじるの そう、いつかわたしの恋も きっとねえ、終わるの 終わるの 太陽がまた昇るまでは夢を見させて
12.
星降る夜の物語
 僕らの戦争は終わらない
 この手じゃ君を守れない
 明けない夜、醒めない夢

 こんな夜はどこか知らない街へ消えてしまおうか
 TVドラマ面白くない
 パパもママも起きてこない 

過去という名の僕の亡霊
 どうかどうかついてこないで
 そんな嫌なら消してしまおう 
新聞も報道しないだろう 

こんな静かな夜はひとり

 探してるさ、旅をする意味 
君を求める理由を
 あの子の罪の名は「無関心」 
独裁的なマイ・リーダー

 こんな夜には君に会いたい

 この世界は穏やかに衰退を続けてます 
長い長い夢の中で、あの夜明けを待っています

 星降る夜の物語 
僕らの戦争は終わらない 
この手じゃ君を守れない 
明けない夜、醒めない夢 

探しているよ、どんな時も
 そこに意味なんてなくたって
 だって僕の世界の中に
 君がいて
 君がいて 

星降る夜の物語 
僕らの戦争は終わらない 
この手じゃ君を守れない
 明けない夜、醒めない夢

 明けない夜
 君がいて 
醒めない夢
13.
砂漠の真ん中 蒔いた小さな種 バラが咲く日を待ちわびてる いつかね ああ、もしも神様がいじわるして僕の飛行機を壊したとしたら 突然の嵐に飲み込まれては、道に迷って見失う ふるさとの小惑星 戻れないのは誰のせい? 夜空は遠く眩しくて手が届かない 本当に大切なものは目には見えないのかし�� ああ、神様どうか教えて きっとこんな何気ない日々が ずっと、ずうっと続くのなら この僕の心の渦も 凍えそうな夜も 意味があるの ああ、もしも神様がいじわるして僕の飛行機を壊したとしたら 砂漠の真ん中、ひとりぼっちの僕を迎えに来てくれる? きっとあなたは笑って、まるで王子様みたい 別れの時が来たって、そう変わらない 本当に大切なものは目には見えないのかしら ああ、神様だけが知っている きっとこんな何気ない日々が ずっと、ずうっと続くのなら この僕の心の渦も 凍えそうな夜も 意味があるでしょう そしてこの物語がいつか誰かに渡って ひとつ渦を生み出した時に 僕らはきっと星になるの 砂漠の真ん中 蒔いた小さな種 バラが咲く日を待ちわびてる いつかね
14.
遠く汽笛が鳴り響いている真夜中 街の灯火がひとつ消えた さよなら 届かない想いは、そうきっとなゆた けど今、星がほらひとつ増えた 懐かしい歌だけ思い出すんだよ あなたのやさしい声 飛べない僕はチケットを握りしめ汽車に乗る 何億光年離れていても手を伸ばす僕はペンギン 故郷の海にきっと映るあなたを想うよ 銀河鉄道は僕を乗せて テイク・ミー 夢も絶望もふっと揺れて セイヴ・ミー こぼれたミルクみたいな川を渡って 白鳥の停車場を過ぎたら 夜汽車はサウザンクロス、石炭袋を目指して 胸の霧もきっと晴れるのでしょう 窓の外 流れ星 まるで思い出みたい 何気ない日常を真っ黒なこのキャンバスに散りばめて輝くよ 何億光年ワープしたらあなたに届くの ペンギン 故郷の海の塩辛さも忘れてしまうよ 本当の幸せをいつか僕は見つけられるのかなあ ペンギン 他には何も要らないよ あなたじゃなきゃイヤだよ 銀河鉄道は僕を乗せて テイク・ミー 故郷の星を遠く離れて セイヴ・ミー 銀河鉄道は僕を乗せて テイク・ミー 夢も絶望もふっと消えて セイヴ・ミー
15.
また今日も何も得ないままに日が暮れた まぁ凝りもせず、赤く染まる冬の西の空に背を向けた 死んだ目をした家畜の餌で回る回る太陽 いっそ明日昇らなければどれだけ楽なんでしょう 悔しさ堪えて見る夢は、なんて理想的な運命 怠惰と慢心とプライドとの葛藤の結果は、トゥー・レイト 道ばたに落ちたゴミみたいなちっぽけな幸せを ほらひとつ、またひとつ、かき集める毎日を あとどのくらい待てばやってくるんでしょう 傷付くことに存外、ひどく疲れてしまったの 何をするわけじゃない 私はここでただ桜の季節を、いつかやって来るあなたを待ちわびているのです そして、春がきて、夏がきて、秋と冬と、恋と別れ それじゃあ、いったい物語の鍵を握っているのは誰? 手にした生活とかねてからの夢を秤に乗せず ここはひとつ妥協して世知辛いリアルのせいにしよう あとどのくらい耐えればいいのでしょう 頑張ることってなんだい? ひどく疲れてしまったの 何をするわけじゃない 私はここでただ桜の季節を、いつかやって来るあなたを待ちわびているのです 巡る 巡る またやってくる 長い旅の途中、出会う 桜咲く 今年もそう、当然のように 絶望を何度となく飲み込んでは 桜咲く 私もそういつかきっと出会うあなたを想うよ
16.
八月の天気雨、むせかえるような暮れの風 明日またあおうって傘もささずに走った なくしたペンダント 擦りむいた膝小僧 小さな黒猫 長く伸びる僕のシャドウ   暗いトンネルの先、遠く鳴くひぐらし みんなどこへ向かうの? 土へと還るの またねバイバイ 明日にはね、晴れて再会 当然がたとえ千回叶わなくても あなたとは夢でまたあえたらなあ まわるメリーゴーラウンド めぐるめぐる夏休み 終わることはない、いつもいつもそう思うの 日に焼けたぬいぐるみ ふたりだけのストーリー ずっと続きますように 忘れませんように またねバイバイ サヨナラはちょっとツライや キラキラの夜に何回も星に祈る あなたとは夢でまたあえたらなあ 八月の天気雨 むせかえるような暮れの風 明日またあおうって 傘もささずに濡れてた いつか無くなるのなら みんな消えちゃうなら 僕はどこへ向かうの? 何を遺すの またねバイバイ 明日にはね、晴れて再会 当然がたとえ千回叶わなくても あなたとは夢でまたあえたらな バイバイ サヨナラはちょっとツライや キラキラの夜に何回も星に祈る あなたとは夢でまたあえたらなあ
17.
左手がまだ痺れてる
 腐りかけてる椅子にもたれて
 今日は何曜だろう 
幸せも残り僅かだ
 明日も朝から隣町へと余生を売りにゆこう

 今さら 今さら後戻りなんて無理だな
 ことさら ことさら難しいわけないんだけど
 この世がイカサマすれ違う交差点なら
 静脈踊らす僕がいたっていい

 鏡よ鏡、この国で一番不幸な子だあれ
 きっと気付いてる 
僕だってとりわけ不幸でもない

 ここではないし、そこでもない
 知らない世界にトリップをしたい 
寝てもいないし起きてもない 
至極曖昧に生きていたい 
三日も経って幻覚だそうだ
 たぶんフラッシュバックだろう 
明日の音がベッドで踊る 
されど無情にやってくる 

お隣がまた騒いでる
 アルミホイルを壁いっぱいに輝やかせてるのさ
 僕の鳴らす電子音が悪い電波を発してるよと 
ドアを蹴り続けてる

 今から 今から目指す未来なんてどこだろう
 端から端まで見渡せるビルの上で 
僕らは 僕らはあまりにも知りすぎている
 ここから先が立ち入り禁止だってーー

 鏡よ鏡、この国が幸せに満ちた日でも 
きっと気付かずに僕だって「とりあえず」と言うよ 

ここではないし、そこでもない 
知らない世界にトリップをしたい 
寝てもいないし起きてもない
 至極曖昧に生きていたい
 三日も経って幻覚だそうだ
 たぶんフラッシュバックだろう 
明日の音がベッドで踊る
 されど無情にやってくる

 ラララ……

about

Yunomoq (Album)

credits

released October 18, 2017

lyrics:
[m1-3, m5-9, m11-17] Yunomi
[m4, m10] Yunomi & nicamoq

music:
[m1, m3-13, m15-17] Yunomi
[m2, m14] Aiobahn & Yunomi

all vocals: nicamoq

electric guitar: [m13] Daichi

a&r: 松野裕太
supported by FABTONE INC.

art direction & design: きあと

special thanks:
tomad [Maltine Records], bassmicrobe [commune310], Noxy Games Incorporation, 株式会社COLLESTA, POCO [空中分解], IOSYS, IOSYS TRAX, 飯寄雄麻 [ゆざめレーベル], NEST HQ, 篠田利隆 [アマナ異次元] & UKYO Inaba

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