光石研
映画「博多っ子純情」(78)のオーディションで主演に抜擢されてデビューする。高校卒業後に上京して、本格的に俳優を目指す。20代はTVの2時間ドラマやVシネマに多数出演。30代で仕事が減るものの、青山真治監督の「Helpless」(96)への出演が転機となり、以降、日本映画界を代表する名バイプレイヤーとして活躍。「EUREKA ユリイカ」(01)、「それでもボクはやってない」(06)、「サッド ヴァケイション」「めがね」(ともに07)など140本以上の映画に出演している。「あぜ道のダンディ」(11)でデビュー作以来33年ぶりの主演を務める。同作で、ガンだと思い悩みながら、2人の子どもとなんとかコミュニケーションをとろうとする男やもめの父親を演じた。TVドラマや舞台でも活躍している。