8月5日、理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター副センター長の笹井芳樹氏が自殺した。 STAP騒動で追い込まれた結果の悲劇だ。しかし、これは単なる悲劇ではない。デマと妄想で膨れ上がった“狂気のバッシング”によって“殺された”といっていい。8月12日に笹井氏の代理人が公表した遺書にも「マスコミなどからの不当なバッシング、理研やラボ(研究室)への責任から疲れ切ってしまった」と書かれていた。 筆者はいわゆるSTAP問題(本記事では科学的な検証をSTAP問題、それをめぐる一連の世間的な騒動をSTAP騒動と分けて表現する)を取材してきたが、およそ科学とは程遠いゴシップ報道とヒステリックな科学者の反応が時を追うごとに大きくなり、理研の小保方晴子ユニットリーダーと笹井氏を包囲し、追い込んでいく様子を目の当たりにしてきた。 小保方氏の代理人である三木秀夫弁護士が「集団リンチ」と形容したが、「集団リン
STAP細胞事件は、とうとう、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長の自殺という最悪の悲劇に発展した。私も築地にある偏向した考えのA新聞社にいじめられて、自殺が頭をよぎった経験があるので、今回の事態は私にとって全く予期できなかった事態ではない。 本来は科学的に検証すべきものが、最初に華々しく打ち上げすぎた反動や小保方晴子氏の頑として非を認めない姿勢によって、完全にワイドショー化されしまった。その結果、副センター長として、責任著者として、メディア(私には、報道という名に値しない、低俗なゴシップ屋としか思えないが)の矛先が向かっていただけに、その重圧に耐えられなかったのではないだろうか。 笹井氏は、私のような雑草ではなく、京都大学医学部を卒業したエリート中のエリートとして育ってきた。36歳で京都大学の教授となり、再生医療の分野をけん引してきた。笹井氏とは個人的な交流は
【笹井氏自殺】 小保方氏らに遺書 「STAP細胞は必ずある 再現で証明して」 1 名前: 河津掛け(新疆ウイグル自治区)@\(^o^)/:2014/08/05(火) 14:21:49.80 ID:8RlPyYue0.net 「疲れた」小保方氏らに遺書 理研・笹井氏自殺か 自殺を図ったとみられる理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの笹井芳樹副センター長(52)が、小保方晴子氏(30)ら理研関係者に遺書を書いていたことが関係者への取材で分かった。「疲れた」という趣旨や謝罪する内容が書かれていたという。 兵庫県警によると、笹井氏は5日朝、発生・再生科学総合研究センターに隣接する先端医療センター研究棟の4階と5階の間の踊り場で、 ひものようなもので首をつった状態で見つかった。 遺書は近くのかばんの中にあった。小保方氏に宛てた遺書には「あなたのせいではない」 「STAP細胞を必ず再現してくださ
約70日ぶりに公の場に姿を現した小保方氏。会見は2時間半以上にも及んだ 会見を取材した記者のひとりがこう振り返る。 「痩せこけた頬、うつろな表情で登壇し、極度の緊張のせいか、最初はひと言発するたびに『はあ、はあ』と、息遣いが聞こえてきて、とにかくしんどそうでした」 4月9日、大阪市内で理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子・研究ユニットリーダー(30歳)が、STAP細胞の論文問題についての反論会見を行なった。その表情や様子は「ノーベル賞級の大発見」と称賛された1月末の会見時とは正反対のものだった。 それでなくても、この会見は始まる前から荒れ模様。受け付け開始時間の1時間前には、すでに会場前に報道陣の長蛇の列が。 「ぎゅうぎゅう詰めで、並びの列がわからなくなってしまったほど。そのため、一部から『割り込むなよ!』『本当にこんな状態で会見なんてできるのか!』なんて声も上がっていました」(記者) 理
体の細胞を酸で刺激するだけで初期化し,あらゆる細胞になることができる新しい多能性幹細胞「STAP細胞」を作った——。理化学研究所がそう華々しく発表したのは1月末のことだ。生物学の常識を覆し,新たな研究分野が開けるとの期待が高まったが,わずか2カ月で暗転した。 論文にはまったく別の実験で得た画像を載せており,異なる測定で得たデータを張り合わせ1つの実験のように見せた画像もあった。理研の調査委員会は,不正が指摘された6項目について調査し,研究不正があったと判定した。 だが,最大の疑念には手つかずだ。果たして「STAP細胞」は存在したのだろうか? 小保方氏が作った細胞から,キメラマウスができたことは確認されている。マウスの体を作ることのできる,何らかの多能性細胞があったのは間違いない。だがそれは本当に,体の細胞が初期化されてできたSTAP細胞だったのか。体内にもともとある未知の多能性細胞や,別の
STAP細胞問題に関して、理研の笹井芳樹 発生・再生科学総合研究センター(CDB)副センター長の会見が行われた。笹井氏はSTAP論文の主要著者の一人であり、STAP論文不正問題に関しての調査委員会においては捏造、改ざん行為への関与は否定されているものの、指導者立場でありながらデータ等の正当性、正確性を確認しなかったことで、主要著者内でただ一人重大な責任があると認定されている(時事通信)。 まず笹井氏は論文不正を見抜けなかったことへの謝罪を行い、その後、笹井氏に対してあった多くの質問から、それに対して5つの事項で説明を行った。論文に関しては彼は、小保方、若山両氏でまとめて投稿した論文が一度natureに却下されてから、それ以降の修正作業に関わっていたとのことである。この期間はSTAP研究の2年間のうち、最後の投稿までの二ヶ月ほどだけであり、その間に実験方法等の技術指導も行ったということである
小保方晴子さんがSTAP細胞論文問題で記者会見を開いた日の午前中、さる新聞社の社会部を名乗る記者さんから電話がかかってきた。午後からの記者会見を視聴したうえで、感想のコメントを提供してほしいという取材依頼だった。 しばらく考えて、お断りした。 先方には、コメント取材に応じられない理由として 「この件については、継続的にウォッチングしていないので、会見の中で出てくる言葉に関して、適切に判断できる自信がない」 という主旨の話をしたのだが、本心はもう少し複雑だった。以下、その「理由」について説明してみる。 この種の出来事についてコメントを求められた際の正しい対応は、多くの場合、思ったことをその���ま語ることに尽きる。多少ヌルくても、観察が届いていなくても、長い目で見て、正直にまさる戦略は無いからだ。 大向こうの受けを狙って、うがった意見を言おうとしたり、珍しいものの見方を誇示しようとする態度は、と
4月9日、STAP細胞についての論文を巡る小保方晴子氏の記者会見が開かれた。報道関係者が200人以上集まり、2時間半にも及ぶ会見では、下世話な質問も飛んだ。なぜ記者はそんな質問をするのか、フリーライター歴25年の神田憲行氏が考える。 * * * 小保方さんの記者会見ではさまざまなジャンルの記者から質問が飛び交っていて、実に興味深かった。職業柄「この質問はいい」「これはダメ」とか勝手にジャッジしながら見ていたのだが、いちばんダメな典型が「説教型」だろう。記者会見を自分の意見の開陳の場と勘違いしているタイプで、残念ながらわが陣営の「フリー」系の人に多いような気がする。記者会見では司会役の代理人弁護士から質問を遮られたのも当然と思う。 「喧嘩腰」で質問する記者もいた。自らの疑惑についてのらりくらり答弁する政治家や公務員相手に、「あんたがやったことの重大性」をわからせるためにいきなり胸ぐら掴むよう
理研の今のミッションは、理研への責任追及と、社会的地位失墜を、できるだけ被害少なく留めることだ。そして、小保方さんだけを晒し首にするという方針をたてて、そのミッションを果たそうしている。むろん、STAP細胞の有無は、今の理研にとっては重要でない。 理研のルールが、「主たる主張が(結果的に)観測事実に反した内容の論文をパブリッシュしたら処分する」といった感じの、アカデミックな論理で処断できるものであれば、科学研究コミュニティの論理でことは進められたはずだった。 しかし、「悪意」(あるいは故意)といった法律用語でそれが規定されてしまっていために、議論は法理論で進められねばならなくなってしまっている。(議論のルールが別なものに移ってしまったことに気付かない外野の研究者達が、研究者論理で小保方さん、あるいは理研を断罪しまくっても、ただただ的外れで滑稽なだけだ。) 「悪意」があったかどうかについて法
今日、小保方晴子が事件後はじめて記者会見をした。午後1時からの記者会見は、他の番組を取り止めて、全局で中継され、異様なほどの注目を浴びた。記者会見はニコニコ生放送でも配信され、累計55万人以上が視聴するなど、こちらも記録的な視聴者数となった。 涙で言葉詰まらせ「それでも、STAP現象は真実です」、産経ニュース、2014年4月9日 この分野に明るい専門家たちの意見では、今回の2時間半に及ぶ会見ではひとつも新しい情報がなかったようだ。ただ涙を流しながら、「STAP細胞はできたんです。信じて下さい」と訴え、「捏造ではありません」と連呼した。しかし、具体的な証拠となると、「ノートは機密研究なので見せられない」「再現実験に成功した第三者の名前は明かせない」「具体的なレシピは将来の研究で明らかにする」などと言って巧妙に逃げてしまう。これら全てに、すでに多くの識者が反論する記事を書いているので、ここで僕
STAP細胞の不正論文問題を受けて、渦中の理化学研究所の小保方晴子ユニットリーダー(30)が9日、大阪市内のホテルで反論会見を開いた。 前日(8日)、理研に不服申し立てをしたばかりの小保方氏。公の場に姿を現すのは、1月末の会見以来だ。精神的に不安定という状態が懸念される中、日本だけでなく世界から注目されている“リケジョ”の挙動を見逃すまいと、数え切れない数の報道陣が集まった。 会見前には「記者会見次第」と題された7枚の資料が配布されて、弁護士・三木秀夫氏から事前の考慮事項が告げられた。「体調は万全でございませんので、その配慮はお願いします。フラッシュは仕方ないが、できるだけ配慮を願います。『1月の会見のときもフラッシュがすごくて目がしばらく見えなかった』と本人も言っておりました」。別室には医師が待機。途中で会見中止になっても「理解をお願いします」とのことだった。 とはいえ、定刻の午後1時に
STAP細胞の論文疑惑が各所に波及している小保方晴子さんについて週刊誌などメディアに書かれているゴシップ的な内容のいろいろ。STAP細胞の論文疑惑が各所に波及している小保方晴子さんについて週刊誌などメディアに書かれているゴシップ的な内容のいろいろ。 引きこもり中の小保方晴子 女性セブンが4月3日号で小保方晴子さんが引きこもり状態と伝えています。 自宅引きこもり状態の小保方氏 研究仲間が食料運んで手助け http://www.news-postseven.com/archives/20140319_246918.html 小保方氏の自宅マンションは職場である理研から電車で20分ほどの場所に��る神戸市・三宮駅近くにある。 彼女はここで、一歩も外へ出ず、引きこもりの生活を続けていた。 「精神的に外に出られる状態じゃないんでしょう。この一週間、研究者仲間が入れ替わり来て、食料や日用品を運んでいます
STAP問題がどんどん深みにハマっていってしまって気分がよろしくない。O氏が交戦的になったおかげで、内規通りに懲戒委員会を開いて処分を決定し、同時にSTAP検証を粛々と進めて決着させるという流れが破綻し、処分無効を求めるような訴訟もはさまって解明が全く進まないということも考えられる。 表記事にあるResearchGateでのKenneth Ka-Ho Lee 教授の実験は数日前から話題になっていたが、彼もとうとう見切ってしまったようで、STAP検証については世界に誰もやってくれない状況になったような気がしている。それでも本人が否定しない限りは理研としては検証せざるを得ないだろう。訴訟もありえるのだし。 そもそも何故こんな事件が起きてしまったのだろうか。ということで、彼女の経歴を整理してみた。 2008年 早稲田博士課程へ進む そしてバカンティ教授の元へ留学 2011年3月 震災で日本に留ま
「STAP(スタップ)細胞」の論文を巡り、理化学研究所の調査委員会が筆頭筆者の小保方(おぼかた)晴子ユニットリーダーに「研究不正行為があった」とする最終調査報告を公表したことを受け、小保方さんは1日、代理人弁護士を通じてコメントを発表した。 研究不正とされた点は「見やすい写真を掲載した」「単純なミス」だとして「悪意のない間違い」と主張。「改ざん、ねつ造と決めつけられたことは、とても承服できません」として、理研に不服申し立てをする意向を明らかにしている。 内容は以下の通り。 「調査報告書に対するコメント」 調査委員会の調査報告書(3月31日付け)を受け取りました。驚きと憤りの気持ちでいっぱいです。特に、研究不正と認定された2点については、理化学研究所の規程で「研究不正」の対象外となる「悪意のない間違い」であるにもかかわらず、改ざん、ねつ造と決めつけられたことは、とても承服できません。近日中に
2014.03.30 理系の大学生に、小保方博士の問題について聞いてきました。 カテゴリ:カテゴリ未分類 STAP細胞のことで、私がいちばんびっくりしたのは、小保方博士が「(コピペが)やってはいけないことだという認識がなかった」と発言したことです。 私は大学を通信課程で卒業したし、今のようにネットのない時代だったから、レポート全部自分で書いたのです。しかも手書きで! (近畿大学通信課程は今もレポート手書きですね) そこで、「論文のコピペってありなの?」と理系の大学生に質問したところ、 「僕らの大学では、工学倫理(技術者倫理)という科目があって、何が悪くて何がいいか教えてくれる。だから引用はするけどコピペはしません」とのことでした。 ふうん。大学って、コピペは悪いって、ちゃんと教えてるんだ。小保方博士は工学倫理の授業受けなかったのかなぁ。 女性研究者は優遇されているんですよ、と彼が言うので、
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