先週ファイル・ウェブ読者に尋ねたのは「CDのリッピング、メインで使っている圧縮方式は?」という質問だった。結果は以下の通り。 実はこの質問、まったく同じ設問と選択肢で、2008年にも読者に尋ねていた。その時の結果がこちら。今回の結果と比べてみたら、かなり面白い結果が表れた。 前回も今回も、トップはリニアPCM。得票のパーセンテージも3年前と変わらず35%程度で、利用率はほぼ横這いという結果になった。音質にこだわる方は、以前から非圧縮での取り込みにこだわっていたということだろう。 一方で大躍進を遂げたのがロスレスフォーマット。前回はWMAロスレスの6%、Appleロスレスの5%、FLACの2%、その他の可逆圧縮フォーマットの2%をすべて足しても15%だったのだが、今回はすべてあわせると約4割弱となった。ネットオーディオ/PCオーディオ機器の普及、ストレージの大容量化などが背景にあることは間違