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  • LinuxサーバーのTCPネットワークのパフォーマンスを決定するカーネルパラメータ – 1編 | NHN Cloud Meetup

    1.はじめに ネットワークのパフォーマンスを決定付ける最も重要な要素は、最終的にはアプリケーションにあるでしょう。ただ、ワークロードの特性によっては、デフォルト設定されたTCPカーネルパラメータが制約となり、パフォーマンスを発揮できないときもありますね。 非常にたくさんのカーネルパラメータがありますが、本文では、ネットワーク帯域幅(bandwidth)のカーネルパラメータ、ネットワーク容量(capacity)のカーネルパラメータを主に扱います。 2.準備 Linuxはsysctlコマンドで簡単にカーネルパラメータを実行時に変更できます。 次のようなコマンドを使用すると、現在のカーネルパラメータ設定値の全体を閲覧できます。 $ sysctl -a ここで取り上げるネットワークは、特にTCPのcapacityとbandwidthなどを調整(tuning)できるカーネルパラメータのごく一部を紹介

      LinuxサーバーのTCPネットワークのパフォーマンスを決定するカーネルパラメータ – 1編 | NHN Cloud Meetup
    • Windows 10 Insider PreviewのLinux GUIアプリ実行サポート、現時点ではHaswell世代以降のCPUが必要 | スラド Linux

      やや旧聞となってしまったが、Microsoftが先週Windows Insider ProgramのDevチャネルで提供開始したWindows 10 Insider Preview ビルド21364では、Windows Subsystem for Linux(WSL)にLinux GUIアプリサポート機能(WSLg)の最初のプレビュー版が搭載されている(Windows Insider Blogの記事、 Windows Command Lineの記事、 Readme,md)。 Devチャネルの最近のビルドでは「Windows の機能の有効化または無効化」でWSLを有効にしていなくても「wsl」コマンドが使用できるようになっている。そのため、管理者として起動したコマンドプロンプトやWindows PowerShell上で「wsl --install -d <Linuxディストリビューション名>

      • 今やBlackBerryの主力事業に、下克上を果たしたRTOS「QNX Neutrino」

        「QNX Neutrino」も結構長い歴史を持つリアルタイムOS(RTOS)である。もっとも、長い歴史を持つということは、いろいろな会社の事情に振り回されてきたということとニアリーイコールでもある。 ⇒連載記事「リアルタイムOS列伝」バックナンバー カナダの“カナタ”で創業 QNX Neutrinoは1980年、カナダのウォータールー大学の学生だったGordon Bell氏とDan Dodge氏により開発された。ちなみにBell氏は、DECでPDPやVAXの開発にも関わり、ACMのゴードンベル賞(HPCの分野で画期的な成果に対して贈られる賞。別名スパコン界のノーベル賞)の名前の由来となったGordon Bell氏とは同姓同名の別人である。 Bell氏とDodge氏は計算機学科でRTOSについて学んでおり、自分たちでもマイクロカーネルベースのRTOSを作ってみた。この試しに作ったRTOSの完

          今やBlackBerryの主力事業に、下克上を果たしたRTOS「QNX Neutrino」
        • 週刊Railsウォッチ(20210209後編)Rubyでミニ言語処理系を作る、Kernel#getsの意外な機能、CSSのcontent-visibilityほか|TechRacho by BPS株式会社

          週刊Railsウォッチについて 各記事冒頭には🔗でパーマリンクを置いてあります: 社内やTwitterでの議論などにどうぞ 「つっつきボイス」はRailsウォッチ公開前ドラフトを(鍋のように)社内有志でつっついたときの会話の再構成です👄 お気づきの点がありましたら@hachi8833までメンションをいただければ確認・対応いたします🙇 TechRachoではRubyやRailsの最新情報などの記事を平日に公開しています。TechRacho記事をいち早くお読みになりたい方はTwitterにて@techrachoのフォローをお願いします。また、タグやカテゴリごとにRSSフィードを購読することもできます(例:週刊Railsウォッチタグ) 🔗Ruby 🔗 Rubyでミニ言語処理系を作る 元記事: RubyでオレオレVMとアセンブラとコード生成器を2週間で作ってライフゲームを動かした話 -

            週刊Railsウォッチ(20210209後編)Rubyでミニ言語処理系を作る、Kernel#getsの意外な機能、CSSのcontent-visibilityほか|TechRacho by BPS株式会社
          • 第694回 libbpfとclangでポータブルなBPF CO-REバイナリ作成 | gihyo.jp

            第688回と第690回では、カーネルのトレーシングツールとして注目されているeBPFを活用するためのツールとしてBCCを紹介しました。 また第692回ではBCC以外のeBPFを活用したツールの利用方法も紹介しています。 今回は一般的なコンパイラのようにバイナリを生成でき、移植性が高く、そして近い将来eBPFを使うための本流のひとつとなりそうなBPF CO-REについて紹介しましょう。 BPF CO-REの登場 BPF CO-RE(Compile Once - Run Everywhere)については第692回でも軽く紹介しました。改めてまとめると、次のような機能を実現する仕組みです。 BPFを利用したバイナリを実行環境とは異なる環境でビルドできる カーネルバージョン間の違いもある程度は吸収してくれる 実行バイナリのサイズはそれなりに小さくなる コンテナ内部などターゲットと異なるカーネルが動

              第694回 libbpfとclangでポータブルなBPF CO-REバイナリ作成 | gihyo.jp
            • Linux 5.17 To Boast A Big TCP Performance Optimization - Phoronix

              Linux 5.17 To Boast A Big TCP Performance Optimization Written by Michael Larabel in Linux Networking on 16 November 2021 at 09:19 AM EST. 11 Comments While the Linux 5.16 merge window just ended and that kernel won't be out until the tail end of the calendar year, already for Linux 5.17 new material is beginning to accumulate in the respective subsystem development trees... One set of changes mer

                Linux 5.17 To Boast A Big TCP Performance Optimization - Phoronix
              • 「動かしながらゼロから学ぶ Linuxカーネルの教科書」とラズパイで手を動かしながらカーネルのお勉強 - karaage. [からあげ]

                動かしながらゼロから学ぶ Linuxカーネルの教科書 日経BP様より「動かしながらゼロから学ぶ Linuxカーネルの教科書」(以降「Linuxカーネルの教科書」)を献本いただきました。 追記:第2版が出たのでリンクを追記しました。プロセス間通信(9章)、仮想化昨日「KVM」の仕組み(10章)が大幅追加されていますので、今から買うなら第2版がおすすめです。 動かしながらゼロから学ぶLinuxカーネルの教科書 第2版 作者:末安 泰三日経BPAmazon 動かしながらゼロから学ぶ Linuxカーネルの教科書 作者:末安 泰三日経BPAmazon 私は、Linuxカーネルに関しては「カーネルって、なんか大切なやつでしょ。真ん中の方にある…」程度の知識で訳も分からずカーネルビルドをしたことがある、くらいのレベルの漢(おとこ)です。そんな私がこの「Linuxカーネルの教科書」を読んだ感想ですが…「分

                  「動かしながらゼロから学ぶ Linuxカーネルの教科書」とラズパイで手を動かしながらカーネルのお勉強 - karaage. [からあげ]
                • Microsoft、オープンソースプロジェクト「ebpf-for-windows」を発表

                  Microsoftは2021年5月10日(米国時間)、「eBPF」(extended Berkeley Packet Filter)を「Windows 10」と「Windows Server 2016」以降で動作させるためのオープンソースプロジェクト「ebpf-for-windows」を発表した。 eBPFはアプリケーションプログラムのコードをカーネル内で安全に実行するための仕組みで、カーネルを拡張するための手間や時間を軽減する。これまでは主にLinuxで活用されてきた。 例えばDoS(サービス妨害)攻撃からの保護機能を追加したり、オブザーバビリティを実現したりする。 ebpf-for-windowsプロジェクトは、Linuxエコシステムで使われてきたeBPFのツールチェーンとAPIを、開発者がWindowsで利用できるようにすることを目指している。 既存のオープンソースeBPFプロジェク

                    Microsoft、オープンソースプロジェクト「ebpf-for-windows」を発表
                  • Unlocking eBPF power

                    My first steps with eBPF. In this article I'm describing how I used bluetooth tracing with eBPF to handle locking of my laptop. I heard “eBPF” so many times in recent days that I’ve decided to give it a try. I have very limited knowledge about kernel tracing so I thought it is good opportunity to learn something new. One particular talk (by Brendan Gregg) especially caught my attention and I recom

                      Unlocking eBPF power
                    • コンテナ関連技術の現状を確認しておく

                      はじめに 今回から、コンテナのセキュリティについて考えるコラムを始めます。ここで言うコンテナは、OSコンテナではなくアプリケーションコンテナです。 このコラムでは以下の用語を使用します。 コンテナ(=アプリケーションコンテナ) Docker CE Containerd コンテナオーケストレーションツール Kubernetes Swarm コンテナおよびオーケストレーションツールにも複数の実装があります。ここでは、OSSで公開される上記のプロジェクトを対象とします。 Docker以前のコンテナ技術 アプリケーションコンテナの歴史は、いわゆる汎用機の仮想化機能まで遡ります。その後UNIX(およびUNIX like OS)では、概ね以下の順でsystem callや準仮想化(Para-Virtualization)の技術を使ってきました。 chroot(UNIXおよびUNIX like OS)

                        コンテナ関連技術の現状を確認しておく
                      • Linux kernel development | JackOS

                        # Linux kernel development# IntroductionThis is following on from a talk I really enjoyedopen in new window on how to create a linux kernel module using rust, but the presenter ran out of time. Please watch that video if you want more background on rust, why it's desirable in the kernel, and how a kernel module works differently from a normal binary. We'll be working off jackos/linuxopen in new wi

                        • Google、RustとseL4マイクロカーネルを活用したセキュリティ重視のOSとして「KataOS」を発表

                          Phoronixより。 Googleは今週、アンビエントな機械学習ワークロードを実行する組み込みデバイスに焦点を当てた最新のオペレーティング・システムの取り組みとして、KataOSのリリースを発表しました。KataOSはセキュリティを重視し、Rustプログラミング言語のみを使用し、その基盤としてseL4マイクロカーネルの上に構築されています。 KataOSは、増え続けるスマート デバイスでの使用を想定としており、特に、機械学習アプリケーションを実行する組み込みハードウェアに重点を置いています。業界ではRISC-Vへの関心が高まっていることを考えると、このCPUアーキテクチャはKataOSの主要なサポート対象になっています。Googleのオープンソース・ブログは次のように発表しました。 「この新しいオペレーティング・システムの基盤として、セキュリティを最前線と中心に置いているマイクロカーネル

                          • 不揮発メモリ(NVDIMM)とLinuxの対応動向について(for comsys 2019 ver.)

                            2. Copyright 2019 FUJITSU LIMITED  五島康文  Linuxの開発部門で、OSS(Kernelやその周辺)の機能開発を担当 • エンタープライズ向け機能を開発 • OSSのコミュニティに、新機能などのパッチを投稿 • upstreamのソースに機能をマージするまでがmission ⇒ビジネスとしてupstreamへのマージが必須 • 2016/7~2019/1 不揮発メモリ(NVDIMM)を担当  Advent Calendar • 技術者が技術記事をblogに書くのが年末の風物詩に • Fujitsu Advent Calendarを最初にQiitaに作った人の一人 (2016/12) • NVDIMMの記事を2016年より3年間Advent Calendarの1記事として記載 自己紹介 内容について講演依頼が来るように! 1

                              不揮発メモリ(NVDIMM)とLinuxの対応動向について(for comsys 2019 ver.)
                            • Kernel/VM/探検隊 online でRbBCCのLTをしました - ローファイ日記

                              connpass.com Kernel/VM/探検隊 は憧れの勉強会だったので、とても緊張したのですが、オンライン化に伴い福岡からもLTチャレンジができるとのことでおしゃべりをしました。 speakerdeck.com Rubyアソシエーション助成対象でもあったRbBCCの簡単な紹介と現状の話をしました。 ブログでも書いてるやつです。Part 3書かないとね... udzura.hatenablog.jp udzura.hatenablog.jp 参加のふりかえり LTとはいえ参加者のレベルの高さもあるので、あまり間違ったことを言わないようベストを尽くしたつもりです... 結果的にはおおむねポジティブな反応をオンラインでいただけて良かったです。 ご指摘があった点として、ツールの比較の中でSystemTapやftraceもあるよという箇所がありました。 ftraceは以前少しだけ触ったのです

                                Kernel/VM/探検隊 online でRbBCCのLTをしました - ローファイ日記
                              • 分散アプリケーションの依存発見に向いたTCP/UDPソケットに基づく低負荷トレーシング - ゆううきブログ

                                この記事は、分散アプリケーションを構成するネットワークサービス間の依存関係マップを構築するための基礎技術の改善提案をまとめたものである。第8回WebSystemArchitecture研究会での発表と同等の内容であり、そのときのスライドを以下に掲載しておく。 また、本手法のプロトタイプと評価実験のためのコードを次のGitHubリポジトリに公開している。 1. はじめに クラウドの普及により、サービス事業者は機能追加やアクセス増加への対応が容易となっている。その一方で、クラウド上に展開される分散アプリケーション内の構成要素の個数と種類が増加しているため、構成要素の依存関係が複雑化している。そのため、システム管理者が、システムを変更するときに、変更の影響範囲を特定できず、想定よりも大きな障害につながりうる。よって、システム管理者の手によらず、ネットワークサービス(ネットワーク通信するOSプロセ

                                  分散アプリケーションの依存発見に向いたTCP/UDPソケットに基づく低負荷トレーシング - ゆううきブログ
                                • Writing a Linux-compatible kernel in Rust

                                  Writing a Linux-compatible kernel in RustMay 19, 2021 TL;DR: I'm writing a Linux clone in Rust just for fun. It does NOT aim to replace the Linux kernel. For the recent months, I've been working on a new operating system kernel Kerla, written from scratch in Rust which aims to be Linux-compatible at the ABI level. In other words, support running unmodified Linux binaries! I've already implemented

                                    Writing a Linux-compatible kernel in Rust
                                  • 第835回 Ubuntuのカーネルヴァリアントの違いを見てみよう | gihyo.jp

                                    Ubuntuにはいくつかのカーネルヴァリアントが用意されています。今回はこのカーネルヴァリアントがどういうものかを解説し、具体的なカーネルヴァリアントを取り上げてカーネルコンフィグ上の違いを確認する方法を紹介します。また、応用的な内容としてWSL2用のカーネルについてもカーネルコンフィグを見てみます。 カーネルヴァリアント Ubuntuでは特定の環境やユースケースなどに合わせてチューニング・用意されたカーネルがいくつかあります。これを「カーネルヴァリアント(kernel variants⁠)⁠」といいます。 本連載やUbuntu Weekly Topicsの読者の中には「カーネルフレーバー」という言葉を目にしているかもしれません。「⁠カーネルヴァリアント」はこのカーネルフレーバーに加え、ベースとなるカーネルバージョンの違いも含む、より広範な概念として定義されています。 なぜカーネルヴァリア

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                                    • Time namespace を試す - ローファイ日記

                                      Time namespace と聞くと、Guitar Freaks & Drum Mania の名曲「Timepiece Phase II」を思い出してしまうんですが、僕だけでしょうか?僕だけですね...。 今日はLinux 5.6 でマージされたらしい、 Time namespace を触ってみることにしました。 git.kernel.org この辺りでマージされた機能ですね。 Linux namespace って? Linux のコンテナは、ホストから様々なリソースを独立させて切り離された「名前空間」に所属します。リソースの種類ごとに名前空間があり、例えばネットワークのNamespace、マウントポイント情報のNamespace、ホスト名などUTSのNamespaceなどなど、5.5までで7つのドラゴンボールこと名前空間が実装されていました。詳細は コンテナの基礎 tenforward

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                                      • 第44回 Linuxカーネルのケーパビリティ[3] | gihyo.jp

                                        先日、CloudNative Days Kansai 2019というイベントに参加してきました。CloudNative方面に疎い私にとって勉強になり、かつ楽しいイベントでした。さらにアフターパーティーやその後の場で、今をトキメクCloudNative界の方々にこの連載をご覧いただいているという話を聞いたりして、書いてよかったと思える瞬間でもありました。実は参加するだけではなく、朝キーノートが始まるまでの受付もお手伝いしていましたので、このイベントに参加された方は私が受付を行ったかもしれません(^^)。 さて今年もAdvent Calendarの季節がやってきました。この記事は、Linux Advent Calendar 2019の10日目の記事です。 毎年この連載でLinux Advent Calendarに参加していますので、「⁠連載でAdvent Calendarにエントリ」ということ

                                          第44回 Linuxカーネルのケーパビリティ[3] | gihyo.jp
                                        • How a simple Linux kernel memory corruption bug can lead to complete system compromise

                                          In this case, reallocating the object as one of those three types didn't seem to me like a nice way forward (although it should be possible to exploit this somehow with some effort, e.g. by using count.counter to corrupt the buf field of seq_file). Also, some systems might be using the slab_nomerge kernel command line flag, which disables this merging behavior. Another approach that I didn't look

                                          • I/O Multiplexing(I/O多重化) - Carpe Diem

                                            概要 christina04.hatenablog.com で一度まとめましたが、まだ理解があやふやなところがありました。 その後 Working With TCP Sockets を読んでようやくストンと理解できたのでまとめます。 経緯 たくさんのリクエストを受けるにはどうしたらいいか、で マルチプロセス マルチスレッド といった手法が提案されてきました。 前者はシンプルであるもののリソースの過剰な使用が問題であり、後者は前者ほどリソースは使わないもののやはり無駄は大きく、かつ共有リソースのハンドリングの複雑性が問題になります。 そもそもボトルネックになってるのはどこかというと、 コネクション確立後、クライアントからリクエストが送られてくるまでの待機時間 DBや外部APIの処理をしている時間 といったread(2)やwrite(2)で実際にデータを読み書きする準備が整うまでの待ち時間が大

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                                            • 2021年6月30日 Apple M1チップをサポートしたLinux 5.13がリリース | gihyo.jp

                                              Linus Torvaldsは6月27日(米国時間⁠)⁠、「⁠Linux 5.13」のリリースを発表した。通常のカーネル開発のスケジュールどおり、7本のリリース候補版(RC⁠)⁠、約2ヵ月間の開発期間を経ての一般提供開始となる。 Linux 5.13 -Linus Torvalds Linusによれば、Linux 5.13では2,000名を超える開発者による1万6,000超のコミットが行われたという。比較的大きなサイズのカーネルではあるものの、突出して肥大化した部分もなく、安定したリリースとなったようだ。 Linux 5.13におけるおもなアップデートは以下の通り。 非特権ユーザが制限されたプロセスを実行できるようにするBPFベースのサンドボックス技術「Landlock Linux Security Module(LSM⁠)⁠」 悪意あるリモートコード実行を防ぐClangコンパイラの機能「

                                                2021年6月30日 Apple M1チップをサポートしたLinux 5.13がリリース | gihyo.jp
                                              • 2020年2月10日 Linus、次期カーネル「Linux 5.6」の最初のリリース候補版を公開 | gihyo.jp

                                                Linux Daily Topics 2020年2月10日Linus、次期カーネル「Linux 5.6」の最初のリリース候補版を公開 Linus Torvaldsは2月9日(米国時間⁠)⁠、次期カーネル「Linux 5.6」の最初のリリース候補版となる「Linux 5.6-rc1」の公開を明らかにした。コミット数は1万以上、開発にかかわったデベロッパは1400名以上としている。 Linux 5.6-rc1 -Linus Torvalds Linux 5.6はVPNプロトコルWireGuardやUSB 4のサポート、Western Digitalが開発した新ファイルシステムZonefsなど注目度の高いアップデートが数多く含まれるバージョンとして期待されているが、Linusは「Linux 5.6のマージウィンドウは通常よりも若干小さいくらい」とコメントしており、カーネル自体はそれほど肥大化して

                                                  2020年2月10日 Linus、次期カーネル「Linux 5.6」の最初のリリース候補版を公開 | gihyo.jp
                                                • Google Open Source Peer Bonus Award受賞 | IIJ Engineers Blog

                                                  Linux Kernel Library (LKL) への貢献が認められ、Google Open Source Peer Bonus Award というものを受賞しました。 https://opensource.googleblog.com/2023/05/google-open-source-peer-bonus-program-announces-first-group-of-winners-2023.html この賞は特定のオープンソースへの貢献が認められたものへ、Google 社員の推薦により授与されるもので、2012年あたりより実施されているようです。LKL の開発者は現在 Google の社員なので、なかば内輪よりの推薦という意味では少し弱いものかとも思われますが、どんな形にせよ活動が誰かに役立っていたという事を確認するのはとてもうれしい事でした。 この機会に便乗して、僕個人と

                                                    Google Open Source Peer Bonus Award受賞 | IIJ Engineers Blog
                                                  • How to stop running out of ephemeral ports and start to love long-lived connections

                                                    How to stop running out of ephemeral ports and start to love long-lived connections2022-02-02 Often programmers have assumptions that turn out, to their surprise, to be invalid. From my experience this happens a lot. Every API, technology or system can be abused beyond its limits and break in a miserable way. It's particularly interesting when basic things used everywhere fail. Recently we've reac

                                                      How to stop running out of ephemeral ports and start to love long-lived connections
                                                    • Low latency tuning guide

                                                      This guide describes how to tune your AMD64/x86_64 hardware and Linux system for running real-time or low latency workloads. Example workloads where this type of tuning would be appropriate: Line rate packet capture Line rate deep packet inspection (DPI) Applications using kernel-bypass networking Accurate benchmarking of CPU bound programs The term latency in this context refers to the time betwe

                                                      • OpenBSD system-call-origin verification [LWN.net]

                                                        A new mechanism to help thwart return-oriented programming (ROP) and similar attacks has recently been added to the OpenBSD kernel. It will block system calls that are not made via the C library (libc) system-call wrappers. Instead of being able to string together some "gadgets" that make a system call directly, an attacker would need to be able to call the wrapper, which is normally at a randomiz

                                                        • No more boot loader: Please use the kernel instead DevConf.CZ

                                                          06-15, 09:30–10:05 (Europe/Prague), E112 (capacity 156) We are working on a new scheme to replace the GRUB bootloader with a fast, secure, Linux-based, user-space solution: nmbl (for no more boot loader). Most people are familiar with GRUB, a powerful, flexible, fully-featured bootloader that is used on multiple architectures (x86_64, aarch64, ppc64le OpenFirmware). Although GRUB is quite versatil

                                                            No more boot loader: Please use the kernel instead DevConf.CZ
                                                          • オープンソースRTOS「seL4」の紆余曲折からマイクロカーネルの進化を俯瞰する

                                                            オープンソースRTOS「seL4」の紆余曲折からマイクロカーネルの進化を俯瞰する:リアルタイムOS列伝(19)(1/3 ページ) IoT(モノのインターネット)市場が拡大する中で、エッジ側の機器制御で重要な役割を果たすことが期待されているリアルタイムOS(RTOS)について解説する本連載。第19回は、コモンクライテリアなどにも対応する第3世代マイクロカーネルのオープンソースRTOS「seL4」を紹介する。 前回に続き、今回も大学発のリアルタイムOS(RTOS)である。「seL4」とは“Secure Embedded L4 Microkernel”の略である。原型になっているのは、“Secure Embedded”の付かない、ただの「L4 Microkernel」(L4 Kernelと称されることが多い)。 ⇒連載記事「リアルタイムOS列伝」バックナンバー 第1世代マイクロカーネルのMach

                                                              オープンソースRTOS「seL4」の紆余曲折からマイクロカーネルの進化を俯瞰する
                                                            • ケンタッキーフライドチキン(KFC)の「チキンフィレバーガー」はレタスとソースを無料増量できる?

                                                              ケンタのバーガーが好きです。実はKFCにもバーガーをボリュームアップする無料サービスが存在します。人気の「チキンフィレバーガー」をはじめ、ケンタのバーガーは野菜やソース(マヨネーズ)を無料増量サービスして貰えます。 今回はケンタッキー・フライド・チキンのバーガーの増量サービスについて深堀りします。 自分はバーガーキング大好きを公言していますがケンタも大好きです。実は店頭でもデリバリーでも利用頻度が高いのはケンタの方かもしれません。今回は、そんなケンタをより美味しく便利にする「3つの無料サービス」についてまとめます。 以前、バーガーキングの「カスタマイズ」性や、「All Heavy」「Half Curt」といった無料サービスについて書いたところ、多くの方にお読み頂いて、中には「ドキドキしながらオールヘビーで言ってみた」という方がいて嬉しく思ったものでした。 だったら! というわけで、実はケン

                                                                ケンタッキーフライドチキン(KFC)の「チキンフィレバーガー」はレタスとソースを無料増量できる?
                                                              • 詳解 Linux ネットワーク - NAPI 編 (前編) - VA Linux エンジニアブログ

                                                                1. はじめに 2. Linux カーネルのおさらい 2.1 実行コンテキスト 2.2 ソフトウェア割り込み 3. NAPI とは 3.1 概要 3.2 関連データ構造 3.3 処理の流れ 4. NAPI の問題点 5. 参考資料 執筆者 : 西村 大助 1. はじめに 本稿では、Linux におけるネットワーク受信処理で利用されている、NAPI(New API)と呼ばれる仕組みについて、実装レベルで解説したいと思います。 2. Linux カーネルのおさらい NAPI について解説する前に、前提として Linux カーネルについていくつかおさらいします。 2.1 実行コンテキスト Linux には実行コンテキストとして、大きく以下の2つのコンテキストがあります1。 プロセスコンテキスト プロセス(本稿では、ユーザプロセスだけでなく、カーネルスレッドも含むものとします)を実行するコンテキス

                                                                  詳解 Linux ネットワーク - NAPI 編 (前編) - VA Linux エンジニアブログ
                                                                • Download the 2020 Linux Kernel History Report

                                                                  過去数十年にわたりLinuxは着実に成長し、最も広く使われているオペレーティング システム カーネルになりました。センサーからスーパーコンピューターまで、宇宙船、自動車、スマートフォン/ウォッチなど、さまざまなデバイスでLinuxが使用されています。Linux Foundationは、2008年に Linux Kernel Development Reports (Linuxカーネル開発レポート) の発行を開始して以来、各時点における進歩を観察してきました。 1991年の最初のリリース以来、Linuxは2万人を超えるコントリビューターを擁する歴史上最も成功したコラボレーションの一つになりました。バージョン5.8の最近の発表がこれまで最も大きいカーネルの一つであることを考えると、最新のリリースで1時間あたり10+コミットという新記録を示すなど、開発がスローダウンする兆しは見えません。 本レポ

                                                                    Download the 2020 Linux Kernel History Report
                                                                  • Linux kernel bug can let hackers escape Kubernetes containers

                                                                    HomeNewsSecurityLinux kernel bug can let hackers escape Kubernetes containers A vulnerability affecting Linux kernel and tracked as CVE-2022-0185 can be used to escape containers in Kubernetes, giving access to resources on the host system. Security researchers warn that exploiting this security issue is easier and more promising than initially estimated, and that patching is an urgent matter sinc

                                                                      Linux kernel bug can let hackers escape Kubernetes containers
                                                                    • 2020年1月8日 Fedora 32がEarlyOOMをデフォルト実装へ、メモリ不足によるフリーズを回避 | gihyo.jp

                                                                      Linux Daily Topics 2020年1月8日Fedora 32がEarlyOOMをデフォルト実装へ、メモリ不足によるフリーズを回避 Fedoraプロジェクトは1月5日(米国時間⁠)⁠、2020年春にリリース予定の「Fedora 32」において「EarlyOOM」パッケージをデフォルトでインストール/有効化することを明らかにした。 Changes/EnableEarlyoom rfjakob /earlyoom -GitHub EarlyOOMは物理メモリおよびスワップ領域が不足した場合、特定のしきい値に応じてもっともメモリを占有するプロセスを終了させる、ユーザスペースで動くデーモン。利用可能なメモリおよびスワップ領域をつねに監視し、それぞれ10%を下回るとSIGTERMを、5%を下回るとSIGKILLを、もっとも占有するプロセスに対して送信し、プロセスを強制終了させる。 Fed

                                                                        2020年1月8日 Fedora 32がEarlyOOMをデフォルト実装へ、メモリ不足によるフリーズを回避 | gihyo.jp
                                                                      • Increasing the glibc and Linux kernel requirements | Rust Blog

                                                                        The minimum requirements for Rust toolchains targeting Linux will increase with the Rust 1.64.0 release (slated for September 22nd, 2022). The new minimum requirements are: glibc >= 2.17 (previously glibc >= 2.11) kernel >= 3.2 (previously kernel >= 2.6.32) These requirements apply both to running the Rust compiler itself (and other Rust tooling like Cargo or Rustup), and to running binaries produ

                                                                          Increasing the glibc and Linux kernel requirements | Rust Blog
                                                                        • Amazon Time Sync Serviceがマイクロ秒単位で時刻同期できるPTPをサポートしたのでEC2で試してみた | DevelopersIO

                                                                          Amazon Time Sync Serviceがマイクロ秒単位で時刻同期できるPTPをサポートしたのでEC2で試してみた こんにちは。CX事業本部のakkyです。 2週間ほど前となりますが、Amazon Time Sync ServiceがPTPをサポートしました。 この時には見落としてしまったのですが、今回のre:Inventで発表されたAurora Limitless Databaseでは、分散データベースを実現するために精密な時刻同期を必要としており、このために新しいAmazon Time Sync Serviceが使われているという発表がありました。 今回は、このPTP時刻同期をEC2インスタンスで試してみましたのでご紹介します。 Amazon Time Sync Serviceとは? 無料で使えるフルマネージドな時刻同期サービスで、いままではNTPのみがサポートされていました。

                                                                            Amazon Time Sync Serviceがマイクロ秒単位で時刻同期できるPTPをサポートしたのでEC2で試してみた | DevelopersIO
                                                                          • GitHub - BCsabaEngine/QemuRpiRunner: Running ARM8 Rpi 3b+ instance in qemu

                                                                            You signed in with another tab or window. Reload to refresh your session. You signed out in another tab or window. Reload to refresh your session. You switched accounts on another tab or window. Reload to refresh your session. Dismiss alert

                                                                              GitHub - BCsabaEngine/QemuRpiRunner: Running ARM8 Rpi 3b+ instance in qemu
                                                                            • eBPF Summit Day 1 Recap

                                                                              eBPF Summit Day One The first day of the eBPF Summit is a wrap and it certainly was an amazing day full of information about eBPF, the technology that is changing the shape of Linux networking, observability, and performance. If you missed the keynote and lightning talks from Day 1 you can watch the replay of the event in its entirety. Individual talks, along with their links, will be made availab

                                                                                eBPF Summit Day 1 Recap
                                                                              • Cilium Projectから公開! eBPFを用いてセキュリティの可観測性をもたらすTetragon | gihyo.jp

                                                                                5分でわかる!Kubernetes/CloudNative Topics Cilium Projectから公開! eBPFを用いてセキュリティの可観測性をもたらすTetragon こんにちは。サイバーエージェントの青山真也(@amsy810)です。 弊社のインフラ組織 CIU(CyberAgent group Infrastructure Unit)では、Kubernetesを用いて、「⁠Kubernetes as a Service基盤」や「ML Platform」を実装・運用しています。そんなチームのメンバーで今月から、KubernetesやCloudNative関連の注目している技術や実際に利用しているプロダクトについて紹介していきます。 第1回目は、2022年初の新春企画で取り上げたeBPF関連のプロダクトでもあるTetragonについて紹介します。 eBPFとは? eBPFは、カ

                                                                                  Cilium Projectから公開! eBPFを用いてセキュリティの可観測性をもたらすTetragon | gihyo.jp
                                                                                • GitHub - wasmerio/kernel-wasm: Sandboxed kernel mode WebAssembly runtime.

                                                                                  You signed in with another tab or window. Reload to refresh your session. You signed out in another tab or window. Reload to refresh your session. You switched accounts on another tab or window. Reload to refresh your session. Dismiss alert

                                                                                    GitHub - wasmerio/kernel-wasm: Sandboxed kernel mode WebAssembly runtime.

                                                                                  新着記事