第1回 セガゲー専門誌おじさんと学ぶ、異文化「セガ」 異世界から帰還したおじさんによる伝聞形式(魔法による映像付き)で伝えられる武勇伝が見ものの『異世界おじさん』。異世界での荒唐無稽な冒険譚が楽しい一方、「おじさんが嬉々として話すゲームネタがわからない……」という人も多いはず。そんなある意味「異世界(異文化)」すぎるゲームネタを、当時のよもやま話を交えて紹介しよう。 文/菅(Suge)・元BEEP!メガドライブ、セガサターンマガジン編集部員 ※本記事には物語の核心に触れる部分がございますので、ご注意ください。 家庭用ゲーム機といえばファミコン、スーパーファミコン(任天堂)とされていた頃(1980-1990年代)、おじさんが異世界転生する前に青春の大半をともに過ごしたゲーム機が「メガドライブ」「セガサターン」です。これらを開発・販売していたゲームメーカーが、おじさんが大好きな「セガ」。のちに