Drupalは非常に柔軟で拡張しやすいデータ構造を持っている事で知られています。 ですが、「実際にデータベースの中がどのような構造になっているか」という解説はあまりされていないようです(特にDrupal 8では)。 そこで、Drupalの基本のコンテンツである「ノード」がどのようなデータ構造になっているか解説していこうと思います。 この記事は 「Drupal Advent Calendar 2017」の12月15日分の記事です。 ANNAIの青山です。 Drupalは非常に柔軟で拡張しやすいデータ構造を持っている事で知られています。例えば、コンテンツタイプというデータ型を管理UIから定義し、その中にテキストや画像、URLなどの任意のフィールドを自由に追加できます。 また、Viewsを使ってそれらをコレクション(一覧、グリッドなど)として抽出したり、REST APIとして公開することさえ、コ
先日とあるプロジェクトで、「あるカスタムモジュールの処理が最後に実行された時間を記録する機能を実装してほしい」という要望がありました。 とりあえずやってみますとは言ってみたものの、どうやって保存するのが最適なのか、少し悩みました。直近の実行時間だけわかればいいので(つまりデータの数は常に1個なので)、わざわざDBにテーブルを作る必要はありません。かといってファイルに書き出すと、処理が行われるたびにgitに差分として出てしまいます。 いろいろ調べた結果、「モジュールの最終実行時間」はDrupalの「状態(State)」という種類のデータにあたるということがわかりました。この場合、State APIを使えば1〜2行のコードでDBのあらかじめ用意されたテーブルにデータを保存したり、取り出したりできます。今回はそれを利用して、簡単に最終実行時間を記録する機能を実装することができました。めでたしめで
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