購入するなどして手に入れた書籍を読む事なく、 自宅で積んだままにしている状態を意味する「積ん読/積読」。 日本には遅くとも明治時代から存在する言葉ですが、 近年はBBCやCNN、ニューヨーク・タイムズ紙など、 海外の大手メディアでも続々と取り上げられた事により、 そのままTsundokuで通じる国際語になりつつあります。 基本的にはユーモアに富んだ言葉として紹介されていましたが、 アメリカのネットメディア「Big Think」は、 その効能に迫った特集記事を配信しています。 記事は、統計学者のナシーム・ニコラス・タレブ氏の、 「読まずに積んだ状態にされた本は、 まだ知らない物事があるという事を、 常に思い出させてくれる」存在であるという指摘を紹介。 また、本の所有と読書は密接に関係している、 という過去の研究結果も取り上げられており、 それによると、多くの蔵書がある家庭で育った子どもは、