今回は、固定ネット環境の再整備がらみで私が苦労した例を、これからも増えるであろう成年後見制度の利用・あるいは検討をしている家庭向けに、知識の共有目的も兼ねて備忘録代わりに公表してみる。 現在の日本の社会は高齢化が顕著であるが、そんな中で直面したわが家での奮闘の経験が、皆様のご参考になれば幸いである。 ことの発端はといえば、わが母が 「あー、そろそろ私も、タブレットでも使ってみようかな~」 と言い出したことであった。 かつて私の父は、家の電話回線を光ファイバー回線に付け替えたついでに、プロバイダ契約を結んでいた。当初の契約ではサンネットだったが、その後のプロバイダ会社自体の合併などに伴い、最終的には『ぷらら』との契約になっていたようだ。伝聞調で記しているのは、私はその頃にいったん実家を出て、やや離れた和歌山・紀伊田辺で地方部勤務生活をしていたからである。 その後、何やかんやがあって大阪の自宅