米Hewlett-Packard(HP)は9月22日(現地時間)、米eBayの元CEOで現在HPの取締役を務めるメグ・ホイットマン氏(55)を社長兼CEOに指名したと発表した。レオ・アポテカー氏は社長兼CEO、取締役を辞任する。また、現在代表権のない会長であるレイ・レーン氏が、代表権のある会長となる。 レーン会長は発表文で「HPは現在、厳しい状況にあり、われわれの戦略を首尾良く実践するために経営陣を刷新する必要がある。メグ(ホイットマン氏)はテクノロジービジョナリーであり、実績もある。また、HPの取締役を8カ月務めたことで、HPの製品と市場について的確に理解している」とホイットマン氏指名の理由を説明した。 ホイットマン氏は米Procter & Gambleでキャリアをスタートし、米Walt Disney Companyや幾つかのネット企業の幹部を経て1998年に米eBayの社長兼CEOに就