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LG、QNEDとQNED Mini LED新ラインナップ海外発表。最大98型

韓国のLG Electronicsは、QNEDとQNED Mini LED TVの2024年ラインナップを発表。QNED TVは、最大98型を含む、43、50、55、65、75、86型と、幅広い画面サイズ選択肢を用意。さらに、進化した「α8 AIプロセッサー」により、インテリジェンスが大幅に向上するという。

具体的には前モデルと比べ、AIパフォーマンスが1.3倍、グラフィックパフォーマンスが2.3倍、処理速度が1.6倍高速化。

「AI Picture Pro」は、ディープラーニングに基づいた高画質を提供。シーン毎に、顔、物体、背景を区別し、テクスチャと細部を豊かにし、リアルな映像を表示するという。

さらに、画像をブロックで分割し、それぞれをリアルタイムで分析して最も暗い領域と最も明るい領域を検出し、HDR表示を高める「Dynamic Tone Mapping Pro」や、ディープラーニングを活かして、ユーザーが好みの画像を選択していくだけで、画質を最適なものに設定してくれる「パーソナル・ピクチャー・ウィザード」機能も利用可能。

テレビ内蔵スピーカーで9.1.2chのサラウンドサウンドを仮想的に再生する「AIサウンドプロ」や、LGのサウンドバーと対応テレビのスピーカーをシームレスに統合し、魅惑的な3Dサウンドが体験できるという「WOW Orchestra」にも対応する。

量子ドットと、ナノセルカラーテクノロジーを用いた最新のQNED TVでは、色再現を強化。「本物の色が視覚的な深みを高め、より没入型で3次元のホームエンターテイメント体験を実現する」という。

MiniLEDバックライトも組み合わせた「QNED Mini LED TV」は、高精度な調光技術によって階調を改善し、正確なバックライト制御を実現。「鮮やかなコントラストと卓越した明るさを実現する」というローカルディミング技術も備えている。

LG QNED Mini LED TVの「QNED90」は、グレーの色合いを区別し、20bitの精度でグラデーションを表現する「ミリオン グレー スケール」を備え、鮮やかなコントラストを実現。

LGの2024年QNED TVは、奥行きが29mmというスリムなデザインを採用(QNED85、およびQNED80モデルを含む)。壁掛けにも対応し、「あらゆる空間に溶け込み、家庭に高級感を加える」とのこと。

webOSも最新バージョンへアップグレード。「今後5年間、より多くのスマートTV所有者に最新のユーザーエクスペリエンスを提供する」という。2022年に発売されたQNED Mini LED 8Kモデル(QNED99、およびQNED95シリーズ)に適用され、「将来的には世界中のQNED TVラインナップの追加モデルにも拡大される予定」だという。

最新のwebOSスマートTVプラットフォームでは、ユーザーが個別のプロファイルを作成し、好みに合わせて体験を調整可能。テレビがプロファイルに基づいて音声を識別し、各ユーザーのTV使用履歴などからパターンを見つけ出したうえで、より各ユーザーに適したレコメンデーションを行なうという。

最新バージョンのwebOSメインホームUIは、ホームオフィス、ホームハブ、スポーツ、ゲームなどのグループにカスタマイズされているほか、Apple AirPlayとChromecastもサポート。モバイルデバイスとの接続性・互換性を高めている。