『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』発表。『ドラゴンクエスト III』が奥行のあるリッチなドット絵でよみがえる


スクウェア・エニックスは5月27日、「ドラゴンクエスト」35周年記念特番を放送。その中で、複数の新作ラインナップについて発表した。その中で、『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』を発表した。発売時期、対応機種は未定だが、家庭用ゲーム機向けになるという。開発はあまた株式会社とSQEX浅野チームが手がけるという。
 

 
本作は『ドラゴンクエスト III そして伝説へ…』の世界をドット絵と3Dを組み合わせて再構築した作品となる。プロデューサーは早坂将昭氏。『オクトパストラベラー』『バリアスデイライフ』などに携わってきた人物だ。映像では、『ドラゴンクエスト III そして伝説へ…』の世界が美しいドット絵にて表現されつつ、3D表現による奥行をともなった世界として表現されている。『オクトパストラベラー』などで見られた、ピクセルアートとリッチなグラフィック表現の組み合わさった作品となるようだ。光と影の表現や水辺のきらめきなど、モダンな表現をふんだんに取り入れていることが確認できる。

堀井雄二氏のもっとも思い出深いタイトルとして、『ドラゴンクエスト III そして伝説へ…』をチョイスしたという。今後、第一作、第二作へとつなげていきたい意図も語っていた。さらに、『ドラゴンクエスト II』のリメイクを手がけることになった際にはサプライズ的な展開も用意したいとこぼしていた。
 

 
『HD-2D版 ドラゴンクエストIII』は家庭用ゲーム機向けに発売予定。リリース時期は未定となっている。