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篠原修司のこれがおいしい 第12回

1杯790円:

ほっともっと「ローストビーフ丼」お手頃なのに美味!ステーキ合い盛りの“肉肉丼”も

2019年12月16日 17時30分更新

文● 篠原修司 編集●ASCII

 プレナスが運営する持ち帰り弁当チェーン「ほっともっと(Hotto Motto)」が、12月11日から「ローストビーフ丼」と「カットステーキ&ローストビーフ丼」を発売中です。

 みんな大好き“ローストビーフ丼”が、なんと持ち帰り弁当として気軽に食べられるんです。しかも、ほっともっとで。これは福岡に住む筆者にとってはえらいことです。

 ほっともっとは全国的に進出していて、およそ2500店舗規模。なんと、そのうちの264店舗も福岡に出展しています。九州全体でもほっともっとの数は多く、あちこちで見かける気がします。そんなほっともっとでローストビーフ丼とはうれしい!

 ……てなわけで、さっそく買ってきました。

ローストビーフ丼は2種類

 ローストビーフを使用したお弁当は2種類あります。こちらが「ローストビーフ丼」。

「ローストビーフ丼」(790円)

 一方、こちらが「カットステーキ&ローストビーフ丼」です。

「カットステーキ&ローストビーフ丼」(790円)

 カットステーキも加わった合い盛りです。いずれも790円。

 持ち帰り弁当のローストビーフ。一体どんなものが出てくるのだろうと身構えていましたが、想像以上にきちんとしたローストビーフのようです。色みがきれいですよ。

肉の厚さはそこそこ薄め

 まずシンプルな「ローストビーフ丼」からいただきます。

お肉は薄めで柔らか。

 ローストビーフ丼というと、ぶ厚いローストビーフをドンとのせるか、薄いローストビーフを重ねるかで2パターンあると思います。「ほっともっと」は後者を選んだようです。

 これに4種のスパイスが入った玉ねぎソースをかけて食べます。

ソースが小袋で添えられています。

 うれしいのは玉ねぎソースがたっぷり入っていること。濃いめの味が好きなのでソースはしっかりかけたい派のボクですが、これはドバドバいけます。

ソースがたっぷり目なのがうれしい。

 味付けが物足りない、ということはないんじゃないでしょうか。

隠し味が効いてて超ジューシー

 それでは実食です。

見た目以上にジューシー!

 はたしてローストビーフ丼の実力は? 正直、期待そこそこに食べてみたところ、おおっ、思っていたよりジューシー!

 お肉は見た目だと肉汁が少なそうなのに、口に入れるとジューシーでびっくり。脂たっぷりです。

 「なぜ?」と思ってお肉をめくってみると……ありました。隠し味。いや、“隠し味”というより“素材”の大きさでしたが、お肉とご飯のあいだにフライドオニオンが挟んであります。

フライドオニオンが“隠し味”。

 このフライドオニオンがいい仕事をしています。

 衣なのかオニオン本体なのかはわかりませんが、脂をたっぷり吸っていてこれがお肉のジューシーさを後押ししています。

 お肉をめくってみなかったらフライドオニオンの存在に気づかなかったかもしれません。それくらい違和感なくマッチしてます。さりげなく仕掛けがあって、ほっともっとすごい。

「カットステーキ&ローストビーフ丼」もおいしい

 お次に、「カットステーキ&ローストビーフ丼」。ローストビーフだけではなく、カットステーキも楽しめます。

カットステーキはストレートに“お肉”のおいしさ!

 カットステーキはド直球にジューシー。お腹をガツンと満たすほどお肉をしっかり食べたいときは「カットステーキ&ローストビーフ丼」も良いと思います。


 さて、ローストビーフ丼。気になった人は、初手はスタンダードな「ローストビーフ丼」、次の機会に「カットステーキ&ローストビーフ丼」を注文しましょう。

 ボクのようにまとめて2杯食べると胃袋が死にます。満足度は高いけど……。は、破裂しそう。



筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

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