ピアノ協奏曲第1番ニ短調


K-POPストア
K-POPアーティスト情報をまとめてチェック K-POPストアはこちら

登録情報

  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
  • メーカー ‏ : ‎ EMIミュージック・ジャパン
  • EAN ‏ : ‎ 4988006676350
  • レーベル ‏ : ‎ EMIミュージック・ジャパン
  • ASIN ‏ : ‎ B000UV2OOY
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

カスタマーレビュー

星5つ中5つ
5グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2013年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、全体の音楽的組み立てがしっかり確立されており、聴いていても違和感なく演奏に浸れる、本場ドイツ人以上に素晴らしい演奏で、似た演奏としては、アラウの演奏が思い起こされる。現在、最高のピアニストに一人に数えられるゲルバーの名演であり、誰もが感動するだろう。是非、聴いていただきたい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
神業とも思えるゲルバーの演奏は、非の打ちどころがない。ブラームスも絶賛すると思うほどの深い崇高な世界を作り上げている。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年5月13日に日本でレビュー済み
ブルーノ・レオナルド・ゲルバーの若き頃の一世を風靡したアルバムである。
彼はデビュー当時からアルゼンチンピアノ界の逸材として注目された。
このCDの演奏は、当時の彼の実力がいかに本物であったかの証明となっている。
1966年の演奏録音(録音環境は良好)であるから25歳の時であった。
奇しくもブラームスがこの曲を初演したのと同じ歳である。
その若さにしてはゲルバーは上手すぎる。溢れるような才能に満ちている。
ブラームスの古典的な音の響きの重厚感、滔々とした旋律のたゆたうようなロマン性、
激情と懊悩による緊張感ある巧みな表現、シャープな技巧、どのような音に対しても
曖昧さのない打鍵の力。すべてが揃っている。
速やかにその名声は世界を駆け巡ったのは当然というものである。

しかし、ゲルバーは1970年代後半以降から世に評価されなくなり、蔭の存在となった。
一説によると気難しい性格が起因しているとも言われる。
録音などでも突然のキャンセルをするという風評もあった。
1979年であったか、東京文化会館でショパンの3番ソナタを聴きに行ったが、
会場は閑散としていた。当時の日本ではゲルバーは有名ピアニストではなかったのだ。
それが80年代末頃から、紆余曲折を経て録音されたベートーヴェンのソナタ全集
(いま現在未完である)が再び世界の耳目ををひくこととなった。
高度な実力を示し続け、絶えず名声を博し続けることは、
その人本来の技量とは関係のない、別の運命であることを感じてならない。
いまや(2014年現在)73歳になるゲルバー氏に、今後更なる名演を期待したい。
そのような思いで、この彼のデビュー当時のCD演奏を聴いている。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート